写真:野水 綾乃
地図を見る「北風と太陽」は、2014年3月に閉校になった旧戸田小学校の校舎を利用したカフェ。昭和26年から63年間、地域に愛された貴重な木造校舎を残そうと、2019年4月カフェに生まれ変わりました。
運営しているのは地元の「社会福祉法人 太陽の里福祉会」。就労継続支援(B型)事業所として、障がいを持たれた方が働いていたり、系列の施設で製造した手作り味噌がメニューに活かされたりもしています。
写真:野水 綾乃
地図を見る玄関の上には、小学校時代を偲ばせる「那須塩原市戸田小学校」のプレートがそのままに。
写真:野水 綾乃
地図を見るカフェスペースは、もともと職員室と放送室だった部屋をひとつにつなげていますので、とても広々としています。壁や天井は白く塗っていますが、味のある床は当時のまま。
「北風と太陽」はJR黒磯駅と板室温泉を結ぶ板室街道(県道369号)沿いに位置していて、「ART369(アートサンロクキュー)」としてアートで町を盛り上げるプロジェクトにも参加しています。正面のシンボリックな絵画をはじめ、館内のあちこちで気軽にアートに触れることができるのもこちらの特徴です。
写真:野水 綾乃
地図を見る職員室で使われていた黒板が、今は日替わりのオードブル(デリ)の内容を紹介するボードになっているなど、あちこちに残された小学校時代の備品を探すのも楽しいもの。
写真:野水 綾乃
地図を見る本日のランチは1300円(生サラダ、スープ、パンまたはライス、ドリンク付き)。
まずは5種類あるメインディッシュから好きなものを選びます。季節の素材を活かしたパスタや魚料理、ヤシオポークと農園野菜のカレー、そして那須高原和牛の煮込みハンバーグ(+300円)など。「北風と太陽」には和食とイタリアン両方のシェフがいますので、どちらの料理も本格派。
写真:野水 綾乃
地図を見るさらに嬉しいのがオードブル(デリ)が4種選べること。ショーケースから好きなものをチョイスして盛り合わせにしてもらいます。
ショーケースには常時8種ほど並んでいて、どれも美味しそうで目移りしてしまいます。ヤシオマス、ヤシオポーク、那須地養卵など地のブランド食材のほか、那須塩原の旬の新鮮な野菜を活かしていますので、メニューはその時のお楽しみ。
写真:野水 綾乃
地図を見る「北風と太陽」には専任のパティシエがいますので、スイーツコーナーのショーケースの中も美味しそうなケーキがズラリ。ランチを注文すれば本日のデザートが400円で食べられます。
写真:野水 綾乃
地図を見るパフェは季節替わりで2種類あり、600円。写真は取材時に提供されていた木いちごのパフェ。那須塩原産のミルクアイスに木イチゴのソースや赤すぐりの酸味を合わせ、ホワイトチョコを混ぜたザクザク食感のクッキーがアクセントになっています。
写真:野水 綾乃
地図を見るカフェスペースの隣、元は低学年の教室だった部屋はギャラリーとして活用されています。展示は月替わりで、絵画や陶芸作品などさまざま。気に入った作品は購入もできます。食事の待ち時間や食後にぜひこちらも覗いてみて。
写真:野水 綾乃
地図を見る廊下の風景。小学校時代の面影を色濃く感じさせます。「職員室」などと当時のままに表示されている室名プレート、長い年月を感じさせつつもピカピカに磨かれた木の廊下…。はじめてなのにどこか懐かしく、自身の小学校のころの思い出と重なります。昭和の薫り漂う木造校舎の造りそのものもアートと呼べるかもしれません。
住所:栃木県那須塩原市戸田708-1
電話番号:0287-73-8700
アクセス:JR黒磯駅から板室温泉行きバスで戸田下車徒歩2分
2019年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2023/12/10更新)
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