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写真:土庄 雄平
地図を見る「瀬戸物」という一般名詞があるほど、焼き物の町として名高い愛知県瀬戸市。古来より、瀬戸焼の伝統が脈々と受け継がれており、町の至る所にその軌跡を垣間見ることができます。またその一方で、絶えず新たな担い手に恵まれ、常に新たな影響も受けてきた背景があり、"温故知新"ともいうべきスタイルが浸透しています。
写真:土庄 雄平
地図を見る今回紹介する「古民家 久米邸」もその一つと言えるでしょう!母屋・蔵・離れを有する築100年にもなる明治後期の建物を、外観そのままにレトロなカフェとして営業されています。その一方、若手作家らによる創作活動など、瀬戸をPRのする拠点にもなっており、昔ながらの瀬戸の良さを残しつつ新たな形で発信していこう!というこの地に根付く気風が表れているお店です。
写真:土庄 雄平
地図を見るそんな「古民家 久米邸」が位置しているのは、昔ながらの瀬戸の雰囲気を味わえる瀬戸銀座通り商店街から徒歩2〜3分の住宅街。名鉄・尾張瀬戸駅から徒歩10分弱の場所です。昭和を感じさせる町の一角に、突如奥行きのある空間が現れます。これが「古民家 久米邸」の目印!
写真:土庄 雄平
地図を見るこの空間を進んでいけば、そこにはカフェの看板が据えられた風情のある門が現れます。そして門をくぐってみると、緑が美しい広大な庭と、その中へ続く趣のある小径。
写真:土庄 雄平
地図を見るそしてその背景には、2階建ての屋敷がどっしりと構えています。ガラスの格子窓が何とも言えないレトロな雰囲気を醸し出してくれますね。まさかあの入り口の奥に、こんな広大な空間と立派な建物が存在するとは想像できないでしょう。
写真:土庄 雄平
地図を見る「古民家 久米邸」の歴史は明治後期に遡ります。かつて近代の窯屋元締めであった川本枡吉(二代目)の別邸として明治41年(1908年)に建てられました。枡吉は、磁器の改良と瀬戸有数の窯元を育て上げた人物として知られています。そして同氏の逝去後、この別邸は眼科医であった久米逸郎氏に受け継がれ、昭和55年(1980年)まで診療所として営業していました。
写真:土庄 雄平
地図を見る実に110年ほどの歴史を持ち、瀬戸の焼物とも関わりの強いこの建物の随所には、当時を偲ばせる品々を垣間見ることができます。例えば、古民家に入ってすぐカフェスペースに隣接する居間には、瀬戸物の陶製時計が飾られ、中には東京オリンピックのポスターも!
写真:土庄 雄平
地図を見るまた奥の洋室にはカーペットが敷かれ、レトロな木製の机や椅子も置かれており、かつて診療所だった面影を垣間見ることができます。瀬戸焼き="和"と関係深くスタートしたものの、途中に診療所というプロセスを経たからこそ"洋"の要素もある。まさに「古民家 久米邸」ならではの形と言えるでしょう。
写真:土庄 雄平
地図を見るそんな歴史ある「古民家 久米邸」の素晴らしさは、やはり景観でしょう。ガラス格子の窓からは、四季折々の花々や草木が顔を覗かせて、心癒される時間を過ごすことができます。軒下の風鈴も趣を高めてくれますね!
写真:土庄 雄平
地図を見るカフェスペースでは、そんな美しい庭園を眺めながら、ゆったりと自家製スイーツを頂けるのが嬉しいところ。とろける食感と素朴な甘さが堪らない看板メニューの「黒糖くずもち」は勿論のこと、定期的に入れ替わるケーキセットも外せません!心ゆくまで贅沢なひと時を過ごしましょう。
写真:土庄 雄平
地図を見るそんなこのカフェでは、他のお客さんやオーナーさんと談笑を楽しめるのもポイント!ほっこりと癒されるこの古民家へ入れば、お客さん同士も自然と会話が弾み、オーナーさんの気さくさも相まって、一期一会の出会いを満喫することができます。まさに"人が集うコミュニケーションの場"という「古民家 久米邸」の側面を感じられる時間ですね!
写真:土庄 雄平
地図を見る築100年以上経ち、文化財という側面を持っている「古民家 久米邸」ですが、現在は人と人を結びつけ、癒しを与えるカフェという新たな役割を担っています。
抜群の庭園景観や味のある建物の佇まいは勿論のこと、真心込めて作られた絶品スイーツは、極上なひと時をもたらしてくれますよ!また、気さくなオーナーさんの人柄もあり、地元民や旅行者同士の交流の場という側面も持っています。
焼き物の町「瀬戸」を訪れた際には、ぜひ一度訪れてみてくださいね。
住所:愛知県瀬戸市朝日町49-3
営業時間:11:00〜17:00
定休日:火曜日・水曜日
電話番号:0561-84-5396
アクセス:名鉄・尾張瀬戸駅から徒歩10分
2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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