写真:岡本 大樹
地図を見る伊良部大橋は2015年に完成し、宮古島の一大観光スポットとなった日本最長の橋(無料で渡ることができる県道として)。宮古ー伊良部間はその移動自体が感動体験となります。通過時の窓の外にはまさに絶景と呼べる景色が3540mも続くのです。
では宮古島を出発し、いざ伊良部島へ!1日のモデルコースはここからスタートです。
写真:岡本 大樹
地図を見る伊良部大橋を渡りきったところに最初の注目スポット。すでに宮古島のキャラクターとして全国的にも知名度を増してきた「宮古島まもるくん」の像が立っているので、橋のたもとの駐車場に車を置き、まずはまもるくんに挨拶をしましょう。
不眠不休で宮古島の安全を守っている姿はそれだけで絵になります。ちなみに宮古諸島には合計19人のまもるくんがいます。そのうち伊良部島には何人いるでしょうか。訪問の際はぜひ数えてみてくださいね。
写真:岡本 大樹
地図を見るさて、伊良部島に入って最初に訪れるのは「ヌドクビアブ」という洞窟です。伊良部大橋を渡りきったところから距離にして約3km、車だと10分足らずで到着します。
近年パワースポットとして少しずつ知名度が上がっている場所ですが、まだまだ知られざる名所として、ひっそりと魅力を放っています。
ただ、周辺は足場が悪く入り口からは草木をかき分けながら数分歩く必要があるので、その点は予め注意しておきましょう。また、場所もサトウキビ畑の真ん中にあるので、道に迷わないようにしっかりと場所を確認してから向かうようにしてくださいね。
<基本情報>
住所:沖縄県宮古島市伊良部池間添(詳細住所なし。訪問の際はGoogle Mapを参照ください)
写真:岡本 大樹
地図を見るヌドクビアブを出た後は伊良部島の西部エリアへ。民家や飲食店などが並んでいるゾーンですが、ここでオススメなのが「伊良部そば かめ」です。
このお店名物の「かめそば」はオーソドックスな宮古そばにソーキと三枚肉、そして自家製のゆし豆腐がトッピングされた豪華な一杯となっています。
人気店なので、ランチ時にはかなりの人で賑わうこちらのお店。オープンと同時に訪問することをオススメします。
<基本情報>
住所:沖縄県宮古島市伊良部長浜251
電話番号:0980-78-5477
営業時間:昼11:00〜16:00、夜18:00〜21:00
定休日:なし
写真:岡本 大樹
地図を見る宮古そばを食べたその後には、車で5分ほどの場所にある「なかゆくい商店」へ。こちらの名物は「紅芋ぱんびん」です。
最初はこの名前を聞いても、「ぱんびん?ってなに?」となることでしょう。沖縄のお菓子「サーターアンダギー」のことを、宮古地方では「さたぱんびん」といい、こちらのお店では紅芋を使った「紅芋ぱんびん」が名物。そして、その名物がまさに絶品なのです!
写真:岡本 大樹
地図を見る外はサクッと、中はふわっと、とても食感が良く風味高い逸品に仕上げられているので、ぜひ一度本場の味をご賞味ください。
<基本情報>
住所:沖縄県宮古島市伊良部字国仲57-3
電話番号:090-9476-3215
営業時間:10:00〜夕方頃(売り切れ次第終了)
定休日:不定休
写真:岡本 大樹
地図を見るお昼からは島の東側へ。伊良部島は島をすぐに横断できるくらいの規模。車で15分ほど走れば東端の港町、佐良浜(さらはま)へ辿り着きます。佐良浜港はカツオの一本釣りでとても有名な土地です。
注目して欲しいのはその町並み。港から内陸部はすぐに急な斜面となっており、そこに美しい町並みが形成されているのです。階段を上がっていくと少しずつ眺望が良くなるので、町歩きも楽しみの一つとなっています。階段が植物で通れなくなっている場所もあるのでご注意。
写真:岡本 大樹
地図を見るさらに佐良浜港で町歩きをしていると、高確率で猫に出会うこともできます。港でのびのびと暮らしている姿は癒しになること間違いなし。ぜひ探してみてくださいね。
もちろん私有地に勝手に入ったり、猫の生活を邪魔するような行為は厳禁ですので、配慮ある行動を心がけましょう。
写真:岡本 大樹
地図を見る佐良浜港訪問の際には、ぜひお土産に買って帰ってほしい佐良浜港の名産品があります。それが「なまり節」というもの。
なまり節というのは、生のカツオをさばき加熱処理を施した後に一度だけ燻製した加工品のことを指します。鰹節と違って出汁を取るものではなく、炒め物にしたり、ほぐしてそのままマヨネーズなどをつけて食べる食品となっています。常温保存ができるため、お土産にも最適。
佐良浜には海跨(かいまた)というなまり節の工場直営店があり、なまり節を買うことはもちろん工場見学(要事前予約)や試食も行っているので、町歩きの前後で立ち寄ってみる事をオススメします。
<基本情報>
住所:沖縄県宮古島市伊良部字池間添249-1
電話番号:0980-78-5778
営業時間:9:00〜17:00
定休日:不定休
午後の後半は絶景が見られる島の北東部へ。伊良部島はその北東部分の海がとても美しい色で輝いているのが特徴的な島でもあるのです。
ただ、この周辺は伊良部島の中でも特に海側が急峻な崖となっているエリア。名もなき展望スポットなどがいくつかありますが、柵や囲いもなく危険な場所が多いので、十分に注意の上楽しむようにしましょうね。
写真:岡本 大樹
地図を見るそんな中でもきちんとした展望用のスペースがいくつかあり、こちらはサバウツガーというスポットです。柵の向こうには大きな岩と美しい海が眺められます。
ここには100段ほどの石段があり、過去には佐良浜地区の人たちが真水を汲むために利用していた歴史を持つ場所で、市指定の史跡の一つとなっています。(現在台風の影響で崩れた部分があり、下には降りる道は通行止め)
<基本情報>
住所:沖縄県宮古島市伊良部前里添588-70
写真:岡本 大樹
地図を見る他にも、島のほぼ北端に当たる場所には白鳥崎という岬があり、ここでは海の近くまで歩いていくこともできます。
ゴツゴツした岩と透明度の高い海、そして南国特有の植物と、沖縄の見どころをギュッと凝縮したような景色を味わってくださいね。
<基本情報>
住所:沖縄県宮古島市伊良部佐和田
写真:岡本 大樹
地図を見るここまで多くのスポットをご紹介してきましたが、伊良部島は見所は多くありながらも、かなりコンパクトな島なので、特に無理なく1日で周りきることができるでしょう。
さらに夜まで時間があるのなら、最後に立ち寄って欲しいスポットが島の西部に位置する佐和田の浜です。奇岩がゴロゴロと点在し、SUPなどのアクティビティも盛んに行われるビーチなのですが、伊良部島をもとより宮古エリアでも随一の夕日スポットでもあります。
<基本情報>
住所:沖縄県宮古島市伊良部佐和田1725
写真:岡本 大樹
地図を見る最後は締めの夕食を、となるのですが、伊良部島は夜の営業をしているお店はかなり少なく、要予約の場所がほとんどです。もし夕食も伊良部島で摂るという場合はできる限り事前に情報をチェックしておきましょう。
そんな中でも、特に予約等なく利用しやすいお店が「レストラン入江」です。こちらでは、料理長が目利きをした島の新鮮な魚や海ぶどうを使った伊良部海鮮丼をはじめとする島の食材を楽しむことができますよ。
<基本情報>
住所:沖縄県宮古島市伊良部伊良部1493-1
電話番号:0980-78-3895
営業時間:昼11:00〜15:00、夜17:00〜22:00
定休日:なし
宮古島ほど知名度が高くない伊良部島ですが、その魅力は海はもちろん内陸部にも溢れるほどあります。面積はそれほど大きくないので、移動に時間が取られないのも嬉しいポイント。
ぜひ1日かけて伊良部島のいいところを堪能してみてくださいね。
2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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