写真:モノホシ ダン
地図を見る玄宮園は、中国唐時代の玄宗皇帝の離宮になぞらえて命名されたと考えられ、中国の瀟湘(しょうしょう)八景あるいは、近江八景を模して作庭されました。紅葉の名所としても知られています。
なお、夜間特別公開は、昼間の彦根城・玄宮園の観覧券では入場できませんので、別途参加料が必要となります。
写真:モノホシ ダン
地図を見る玄宮園は池に臨んで、臨池閣(りんちかく)や鳳翔台などの建物が設けられ、彦根城を借景とする池泉回遊式の大名庭園の大名庭園です。とくに武蔵野から眺める魚躍沼(ぎょやくしょう)に逆さに映り込む彦根城天守閣の風景は、とても絵になります。
<彦根城の基本情報>
住所:滋賀県彦根市金亀町1-1
電話番号:0749-22-2742(彦根城管理事務所)
観覧料金:彦根城・玄宮園と彦根城博物館のセット券 一般1200円、小・中学生350円
観覧時間:8:30〜17:00 年中無休
アクセス:JR彦根駅から徒歩約15分
車利用の場合、名神高速彦根ICから約10分
写真:モノホシ ダン
地図を見る幕末の大老「井伊直弼」は、槻御殿の建物部分である楽々園で生まれました。写真は、金亀(こんき)児童公園内に建つ井伊直弼大老像。
井伊直弼は、11代藩主直中の14男として誕生。1858年(安政5年)4月、幕府の大老となった直弼は「日米修好通商条約」に調印して開国を断行。しかし、直弼の政策に反対する人々によって1860年(万延元年)3月3日桜田門外で暗殺されました。ときに46歳でした。
写真:モノホシ ダン
地図を見る楽々園の名称は、かつて、この屋敷から琵琶湖の内湖である松原内湖や伊吹山の眺めが非常に美しかったので、楽山楽水の意とも、また“民の楽を楽しむ”という藩主の心を表したものとも言われています。写真は、御書院棟です。
写真:モノホシ ダン
地図を見る楽々園の茶座敷は、別名“地震の間”とも呼ばれています。これは建物全体の重心が低くとられ、屋根裏には筋違いが存在し、柱の足元は強固な足固めで固定されている耐震構造となっているためです。これは、1819年(文政2年)の文政近江地震の被害による改修と考えられています。
写真:モノホシ ダン
地図を見る“錦秋の玄宮園ライトアップ”は、毎年11月中旬から12月上旬の紅葉の時期にあわせて行なわれるイベントです。スポットライトに照らされて、浮かび上がる紅葉が昼間とは別の表情を演出します。なお、ライトアップは玄宮園だけで、彦根城天守閣に入ることはできません。
写真:モノホシ ダン
地図を見るとくに漆黒の水面にライトアップされて映り込む紅葉は、思わず息を呑む美しさ。
写真:モノホシ ダン
地図を見る魚躍沼に逆さに映り込む彦根城天守閣も、昼間とはまったく違った光景を見せてくれます。とても同じ場所からの光景とは思えないでしょう。まるで時間さえも止まったかのような不思議な幻想空間を心ゆくまで楽しんでください。
写真:モノホシ ダン
地図を見るまた「Dramatic Legacy ひこね城あかり」が、2020年も開催されます。彦根城天守閣がライトアップされ、天守や内堀の石垣、佐和口多聞櫓などの歴史的景観が、夜の静寂のなかに浮かび上がります。
ほかに、11月07日(土)から12月6日(日)は、佐和口多聞櫓前の中堀に、ソーラーランタン200個が設置される「バーミリオンシップ」も行われます。“錦秋の玄宮園ライトアップ”と併せて楽しんでみてはいかがでしょうか。
<Dramatic Legacy ひこね城あかりの基本情報>
住所:彦根市金亀町1-1
電話番号:0749-22-4551(彦根商工会議所)
開催日:2020年9月18日(金)〜2020年12月25日(金)
点灯時間:日没〜21:00
アクセス:JR彦根駅から徒歩約15分
車利用の場合、名神高速彦根ICから約10分
住所:滋賀県彦根市金亀町3
電話番号:0749-22-2954(彦根市観光協会)
開催日:2020年11月21日(土)〜12月6日(日)
開催時間:18:00〜21:00(入場は20:30まで)
参加料:大人700円、小・中学生350円
アクセス:JR彦根駅から徒歩約15分
車利用の場合、名神高速彦根ICから約10分
2020年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/18更新)
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