提供元:写真AC
https://www.photo-ac.com/岐阜県の中央に位置する郡上八幡は、長良川・吉田川や、奥美濃の山々に抱かれた自然豊かな城下町です。
岐阜駅からはJR高山本線と長良川鉄道を乗り継ぎ2時間。有形文化財に登録されているレトロな駅舎の郡上八幡駅から、町の中心にある郡上八幡城下町プラザまでは徒歩25分、もしくはまめバスで10分です。まめバスは1回100円、1日乗車券が200円と、とってもリーズナブル!
車の場合、東海北陸自動車道の郡上八幡インターチェンジが利用できます。市街地各所に駐車場があり(有料)、どこに停められても散策するのには大変便利です。
郡上八幡の特徴といえば、やはり郡上八幡城でしょう。朝霧に浮かぶポスターで「岐阜の天空の城」として一躍有名になりました。
日本最古の木造再建城でもある郡上八幡城は、真っ白な城壁が青空や緑に映えますが、実は紅葉シーズンが一番のオススメ!燃えるような紅葉の中に浮かぶ真っ白なお城。是非、出かけて見てください!
舗装されていますが坂道を15分上るので、履きなれた靴で出かけましょう。
写真:さとちん
地図を見る城御朱印を集めている人に嬉しい情報!
郡上八幡城オリジナルの城御朱印帳がこちらで購入できます。人気商品のため入荷すると即完売だとか。写真の金色の城御朱印帳は特に貴重なもの!
<郡上八幡城の基本情報>
住所:岐阜県郡上市八幡町柳町一の平
電話番号:0575-67-1819
アクセス:長良川鉄道郡上八幡駅より「まめバス」で10分、「城下町プラザ」下車、徒歩16分
写真:さとちん
地図を見る長良川に合流する吉田川沿いに、郡上八幡の町は築かれています。奥美濃からの清流は飲み水としてだけでなく、野菜や衣服、食器を洗い、生活の一部として利用され、それは今も続いています。
写真:さとちん
地図を見る川から離れた場所でも水路がめぐり、人々の暮らしは清流とともにあります。
水路には所々に「水舟」と呼ばれる場所があり、上の段は飲み水や食べ物を洗うのに使用し、下の段では汚れた食器を洗うというように用途がわかれています。ほとんどが個人宅の敷地内にありますが、観光用の「水舟」もいくつかあり、自由に水がのめるようになっています。
湧水も多く、小駄良川のほとり宮ケ瀬橋の近くに昔からこんこんと湧き出ている泉が、名水百選の第1号に指定されている宗祇水(白雲水)です。清らかな水が湧き出ることから清水(しみず)と呼ぶことも。
夏は冷たく、冬は温かいところから周辺住民の生活の水として使用されていました。
国の重要伝統的建造物保存地区の選定を受けた職人町、鍛冶屋町は、江戸時代庶民の町として栄えた場所。間口2間ほどの狭い入口から奥に深い造りは、京都に類似しています。奥美濃の小京都と呼ばれているのもわかりますね。
少し離れたところには、江戸時代中級藩士から下級武士が住んでいた柳町があります。水路の横に柳の木が並ぶ石畳の道、こちらも趣のある通りです。
どこで写真を撮っても絵になる1枚になりますよ。
写真:さとちん
地図を見る「郡上木履」は一つひとつ手作りの下駄屋さん。キュートな鼻緒の下駄に思わずシャッターを押してしまいます。
店内に並ぶカラフルな鼻緒。下駄に使用されているのが郡上のヒノキです。100種類以上ある鼻緒の中から好みのものを選んだら、自分の足にぴったりの下駄を作ってもらえますよ。郡上の町を下駄の音を響かせて散歩も良いですね。
自分へのお土産にもぴったりの逸品です。
<郡上木履の基本情報>
住所:岐阜県郡上市八幡町橋本町908-1-1
電話番号:0575-67-9235
アクセス:長良川鉄道郡上八幡駅より徒歩18分
写真:さとちん
地図を見る郡上八幡城の城御朱印には美濃和紙が使われています。
1300年以上の歴史と伝統を誇る岐阜県の特産品で、重要無形文化財に指定されている美濃和紙。薄いのに布のように丈夫で、光を通すと透かしが美しい輝きを放ちます。
美濃和紙の魅力に興味を持ったら、美濃和紙と和雑貨の店「柳楽庵」へ。優しい色合いの美濃和紙を使用した雑貨が多く並んでいます。美濃和紙についてもお話を伺うことができますよ。
<柳楽庵の基本情報>
住所:岐阜県郡上市八幡町柳町199番地
電話番号:0575-67-2774
アクセス:長良川鉄道郡上八幡駅より「まめバス」で20分、「城下町プラザ」下車徒歩4分
写真:さとちん
地図を見る郡上八幡は食品サンプルの町でもあります。日本全国の食品サンプル生産量が日本一で、郡上八幡の地場産業となっているんです。町中には観光用の食品サンプルのお店もいくつかありますので、是非、覗いてみてくださいね。
郡上八幡の町の中心にあるお土産物やさん「流響の里」の1階にも、食品サンプルを扱っている「サンプルビレッジ いわさき」があります。
写真:さとちん
地図を見る本物そっくりのお寿司やスイーツのキーホルダーやマグネットはとってもキュート!友達同士お揃いで揃えたり、シリーズで揃えるのも楽しそう!
サンプル作りも体験できます。本物そっくりのレタスや天ぷら、初めてでもお店の人が丁寧に指導してくれるので大丈夫!完成品は持ち帰ることができるので、こちらもお土産になりますね。
サンプル作りは予約してから出かけることをお勧めします。
写真:さとちん
地図を見る体験する時間がない〜〜という人は、デカ盛りメニューと一緒に記念撮影をどうぞ!本物そっくりで、小顔効果を狙える写真も撮れますよ。
<サンプルビレッジ いわさき 流響の里店の基本情報>
住所:岐阜県郡上市八幡町殿町166
電話番号:0575-65-3378(本店)
アクセス:長良川鉄道郡上八幡駅より徒歩20分
写真:さとちん
地図を見る宗祇水の隣にある「お抹茶処 宗祇庵」は、吉田川沿いのレトロモダンな和カフェ。階段をのぼると畳敷きの落ち着いた和室が広がっています。大きな窓から眺める庭の緑、耳には心地よい吉田川のせせらぎ…。なんとも癒される空間です。
写真:さとちん
地図を見るこちらで是非いただきたいのが宗祇庵パフェ(1,100円)。
透明なグラスの中には、色鮮やかなほうじ茶ゼリーや玄米パフ、抹茶プリン、あんこ、白玉、抹茶アイスが層になっていて、上にはたっぷりの生クリーム。そして、仕上げは真っ白の生クリームの上に抹茶パウダーで描かれた郡上おどりを踊る浴衣の女性。
見た目だけじゃないんです!食べても感動!いろんな甘味が層になっているので、ひとくちごとに違う食感が楽しめ、思わず溜息がでちゃいます。
写真:さとちん
地図を見るお腹が空いていたら、あんバターサンドと季節のスープのセット(1,000円)はいかがですか?
濃厚なカルピスバターを贅沢に厚切りにして、特製あんこと一緒に自家製パンにはさんだサンドは、とってもボリューミー。だけど、おいしいのでぺろりと食べられちゃいます。スープは、この日トマトスープでしたが、隠し味に郡上味噌が使われていました。塩昆布がのったポテトサラダは、ほどよい塩味がじゃがいもの優しい甘さを引き立てます。
実はお冷もとてもおいしいのです。郡上には鍾乳洞が多くあり、鍾乳洞の湧水が水源のお水なんです。迂闊にコップの水を飲むと、あまりに清らかな味にびっくりしますよ。このお水を使用した抹茶やほうじ茶も当然オススメです。
<お抹茶処 宗祇庵の基本情報>
住所:岐阜県郡上市八幡町本町862-10
電話番号:0575-67-9201
アクセス:長良川鉄道郡上八幡駅より徒歩20分
お城にグルメ、ノスタルジックな町並み、かわいいグッズ!女子が好きなものが、ここで紹介した以外にもたくさんある郡上八幡です。友達と出かけてワイワイ歩くのも楽しいですが、ひとり好きなものを突き詰めるのも良いかも。
彼女を誘って出かけても喜ばれそうなので、男性もチェックしておいてくださいね!
2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
取材協力:岐阜県
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