写真:旅人間
地図を見る香川県観音寺市にある「道の駅とよはま」。高松自動車道の大野原ICから国道11号に入り、海沿いを車で10分ほど走った場所にあります。
この道の駅は海岸に面しているので、ゆったりと過ごす事が出来る場所で、特産品の和三盆メニューなども豊富!
写真:旅人間
地図を見る店内に入って真っ先に目に飛び込んで来るのは「嫁入りおいりソフト」の存在。ところで、この「おいり」って何でしょうか?
「おいり」とは香川県の西部地域で昔から、花嫁さんが持って嫁ぐお菓子のことです。結婚式に出席する人、ご近所、友人、知人に配ります。ピンク・赤・黄・緑・白・紫・青のとりどりの色が可愛らしいのが特徴。
この風習の発端は、1587年まで遡ります。当時の丸亀城主であった生駒親正公は領民に親しまれていました。そんな生駒親正公の姫君のおこしいれが決まった時、領下のお百姓さんたちがお祝いにと「五色の煎りものあられ」を献上したところ、それを殿様である生駒親正公はとっても喜ばれたそうです。それ以来、この地域では、婚儀の折にはおめでたいお煎りものとして広がり、略して『おいり』と言い、現在でも婚儀の時に欠かせない嫁入り道具の1つになったと伝わっています。
写真:旅人間
地図を見る「道の駅とよはま」に立ち寄ったら、迷わず「嫁入りおいりソフト」を注文してみてください。味はバニラと和三盆と選べるが、特産品の和三盆(サトウキビの優しい味)が間違いなくおすすめ!
赤・白・黄色・紫・緑・青などカラフルに彩られた「嫁入りおいりソフト」は、店員さんから手渡される瞬間、笑顔がこぼれます。そして、一口食べると、和三盆の優しい甘さが口の中に広がり、カラフルな「おいり」は柔らかく口の中で溶ける食感。そして思わず「うん!これは美味い!」と再び笑顔になること間違いなし。
さらに地元の人からは「嫁入りおいりソフト」を食べると、良いことあるよ!と笑顔で話しかけられることもあります。特に女性の方は良縁に恵まれやすいとか!嫁入り道具の縁起物を使ったソフトクリームだけに思わず納得ですね。
「嫁入りおいりソフト」は見た目も可愛いく、味も本当に美味しいです。お土産として持って帰れないのが残念なほど美味しい。「おいり」は、香川県西部に伝わる縁起の良い米菓子。このソフトを食べれば、本当に良縁に恵まれるかもしれませんよ!?
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(2024/11/10更新)
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