東京にある砂漠?神津島「天上山」洋上のアルプス縦走トレッキング

東京にある砂漠?神津島「天上山」洋上のアルプス縦走トレッキング

更新日:2019/10/06 14:36

土庄 雄平のプロフィール写真 土庄 雄平 日本深掘りサイクリスト、アウトドアフォトグラファー、B級グルメ探訪家
伊豆諸島最南端に位置する神津島の最高峰「天上山(標高572m)」は、神話にも登場する神々が集う山。下から仰ぎ見れば、畏怖すら覚える圧倒的な山塊が佇み、登り切ればそこには太平洋や伊豆諸島の大展望が広がる縦走路。まるで天空の世界を歩いているかのような錯覚すら感じさせます。東京というイメージからは想像もつかないような火山島・神津島が見せる唯一無二のパノラマを求めて、トレッキングの旅へ出掛けてみませんか?
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大迫力の山容!神津島の顔になっている「天上山」

大迫力の山容!神津島の顔になっている「天上山」

写真:土庄 雄平

伊豆半島の沖にある5つの群島のうち、最も南にある神津島へは、ペリー来航地としても知られる下田からカーフェリーによって2時間半、もしくは東京竹芝フェリーターミナルから高速艇3時間でアクセスが可能です。東京出発ならば、深夜便を活用することで、土曜日の朝には到着できるのが嬉しいですね。

大迫力の山容!神津島の顔になっている「天上山」

写真:土庄 雄平

そうして長い船旅を終えて、神津島へと辿り着けば、まず目に飛び込んでくるが「天上山」の荒々しい山塊でしょう!小さな港町の背後にどっしりと大スケールで佇む山容は神津島の象徴的な存在となっており、この山を起点としてゴツゴツとした島の地形が発達しています。下から仰ぎ見れば、その天を突くような迫力に思わず立ち尽くしてしまうでしょう。

大迫力の山容!神津島の顔になっている「天上山」

写真:土庄 雄平

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その一方、登山道を経て、天上山の稜線へとアクセスすれば、そこには隔絶された世界が広がります。眼下の太平洋や伊豆諸島の島々、太陽に映し出される八丈島、そしてカルストを彷彿させる地形と砂漠など、この山ならではの絶景の連続!

稜線を縦走すれば、まるで天空を歩いているかのような錯覚も味わうことができます。これこそ天上山が"洋上のアルプス"と呼ばれる所以です。

天上山のパノラマ登山を楽しみたいなら「黒島登山道」

天上山のパノラマ登山を楽しみたいなら「黒島登山道」

写真:土庄 雄平

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そんな天上山のトレッキングコースは黒島登山道と白島登山道の二つがありますが、まずお勧めしたいのは前者です。なぜなら、天上山ならではの高度感あるパノラマを存分に楽しめるルートになっているから!港を起点に、都道224号線(通称 神津本道)を山手側に進んで徒歩15分の場所にある公衆トイレが登山口の目印です。

天上山のパノラマ登山を楽しみたいなら「黒島登山道」

写真:土庄 雄平

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この登山道の特徴は、7合目付近まで続く階段基調のトレッキングルート!火山ならではの木々が生えない山肌に九十九折が続いていき、ふと眼下を見れば、神津島の町・渓谷・海を見渡す絶景が広がります。引き込まれるようなパノラマと高度感に感動すること間違いなし!

天上山のパノラマ登山を楽しみたいなら「黒島登山道」

写真:土庄 雄平

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そんな素晴らしい景色に見とれながら7合目を越えると、巨石が散乱して火山の風格を高めながら、所々両手も使うような冒険心溢れる区間も登場!

登山に慣れていないと、少し高度感が怖いかもしれませんが、前だけ見て手で岩を確実に掴めば大丈夫です。むしろ「この先にはどんな景色が待っているのだろう?」と期待に胸を躍らせながら、ラストの登り区間を乗り切りましょう!

神津島が見せる景観変化に浸りたいなら「白島登山道」

神津島が見せる景観変化に浸りたいなら「白島登山道」

写真:土庄 雄平

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その一方、黒島登山道と異なる情緒を見せるのが「白島登山道」。登山口自体の距離はほとんど離れていませんが、雰囲気は一変します。

まず登山口が鬱蒼とした森の中にあり、前半は手付かずの歪な木々に囲まれながら進む離島らしい山道が続きます。途中に出てくる鳥居が頂上に至る半分の目印です。

神津島が見せる景観変化に浸りたいなら「白島登山道」

写真:土庄 雄平

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そして6合目へ到着すれば、再び登山口の標識が登場!車で神津島を訪れている場合、ここまで車でアプローチすれば、より楽に登山を楽しむことも可能です。

そして再び、樹林の中を進んでいけば、突如景色が開けてきます。振り返ると、天上山の広大な山麓と神津島港のパノラマ!樹林帯からのギャップが堪りません!

神津島が見せる景観変化に浸りたいなら「白島登山道」

写真:土庄 雄平

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そして登山道の行く先へと目をやれば、まるで日本アルプスを彷彿とさせる稜線の景色が飛び込んできます!「この景色が標高500m程なのか?」と目を疑ってしまうことでしょう。しかしながら、その背景には"海"。この時点で既に「洋上のアルプス」の片鱗に見せてくれます。さぁいよいよ絶景の稜線の歩きに突入です!

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島の上にこんな広大な山の世界!?「天上山」 天空の縦走路を行く

島の上にこんな広大な山の世界!?「天上山」 天空の縦走路を行く

写真:土庄 雄平

黒島・白島いずれかの登山道を登りきると、いよいよ「天上山」の稜線の世界へと突入します。天上山は標高572mのピークを有しているものの、山頂付近はなだらかな地形になっており、ここまで来ればあとは体力をほとんど使わずトレッキングが楽しめます!

まずこの稜線の醍醐味は、遮るもののない圧倒的なパノラマ!新東京百景展望地をはじめとして、荒々しい地形の先に、どこまでも広がる太平洋と、伊豆諸島や八丈島を望むことができます。房総半島まで視認できる快晴の爽快なシチュエーションも魅力的ですが、島々が幻想的に浮き上がる曇天の景色もまた一興!

島の上にこんな広大な山の世界!?「天上山」 天空の縦走路を行く

写真:土庄 雄平

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そして天上山の大きな特徴といえば、稜線部に存在する「表砂漠」と「裏砂漠」。かつての噴火口周辺は長い年月を経ても草木が生えず、風雨により浸食されるため、山上に突如砂地が現れるのです。

表砂漠は、岩がごろごろと転がってカルストのような独特な雰囲気を放ち、裏砂漠はゴツゴツした谷地に広い砂地が展開しており、極めて不思議な景観です。東京の離島の山の上に、こんな場所が存在するとは予想だにしないでしょう!

島の上にこんな広大な山の世界!?「天上山」 天空の縦走路を行く

写真:土庄 雄平

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そしてやはり一番の見所は、やはり天上山のピークです。表砂漠から、岩場を縫うように続く道を歩き、その頂へと辿り着けば、荒涼な地形の先に神津村方面の景色がダイナミックに広がります。吹きすさぶ風を感じながら、洋上のアルプスの筆舌に尽くしがたい感動と清々しさを味わいましょう。

なお、天上山の尾根は約1時間半ほどで一周できます。途中には、不動池や天空の丘など他にも見所が満載です。登山口から往復するには半日ほど見ておくと安心です。

東京の孤島が見せる!隔絶された「天上山」の世界

東京の孤島が見せる!隔絶された「天上山」の世界

写真:土庄 雄平

東京が誇る秘境とも言える伊豆諸島・神津島ですが、その最高峰に当たる「天上山」は隔絶した世界観を見せてくれます。まるで天空を歩いているかの縦走路、伊豆七島や八丈島の大展望、そして山上に広がる砂漠など、東京というイメージからは想像することのできない絶景の連続!

一度貴方も、そんな洋上のアルプスの世界へ足を踏み入れてみませんか?きっとそこには日常で体験できない大冒険が待っているはず!

天上山の基本情報

住所:東京都神津島村字天上山
アクセス:黒島登山口・白島登山口から片道2時間、登山口まで港から徒歩40分

2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/02/09−2019/02/10 訪問

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