ウクライナの首都「キエフ」歴史ある古都のお薦め見どころ巡り

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ウクライナの首都「キエフ」歴史ある古都のお薦め見どころ巡り

ウクライナの首都「キエフ」歴史ある古都のお薦め見どころ巡り

更新日:2019/10/08 17:37

大竹 進のプロフィール写真 大竹 進 元旅行会社勤務、元旅行専門学校講師
ウクライナは日本の約1.6倍の面積を持ち、その首都キエフは1500年余りの歴史を重ね、「ルーシ(東スラブ)諸都市の母」と称えられています。
中でも9世紀から13世紀にかけて繁栄したキエフ大公国は、ここキエフを首都として中世ヨーロッパで最も発展した国で、現在でもその当時に創建された教会などが市内に残り、その歴史を今に伝えています。
その様な中世から現代に至るキエフの見どころを今回はご紹介致します。
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世界遺産ペチェルスカヤ大修道院

世界遺産ペチェルスカヤ大修道院

写真:大竹 進

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約1000年の歴史を持つ東スラブで最も古い修道院で、世界遺産に登録されており、ロシア正教文化の源泉と言えるものです。修道院は7kmにも及ぶ城壁で囲まれた広大な敷地を持ち、その中に多くの教会や博物館が点在しています。

写真は修道院の主聖堂として11世紀に建てられたウスペンスキー大聖堂で、白い壁と金色の屋根が青空に映える堂々たる大聖堂です。

世界遺産ペチェルスカヤ大修道院

写真:大竹 進

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大聖堂内部には圧倒される程見事なイコノスタスがあります。1枚1枚のイコンも豪華で緻密に描かれ、思わず見入ってしまいます。

<ペチェルスカヤ大修道院の基本情報>
開館時間:8:00〜19:00(冬季は9:00〜18:00)
休館日:なし
入場料:50グリブナ(約220円)

世界遺産ペチェルスカヤ大修道院

写真:大竹 進

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ペチェルスカヤ大修道院の敷地内にはウクライナ歴史文化財博物館があります。写真の黄金の兜などを始め、ウクライナに伝わる金銀宝石を使った装飾品を一堂に集め展示しています。古いものでは2500年も前のものもありますが、そんな昔にこの様な高度な技術があった事に驚かされます。

大修道院は主な教会や博物館が集まっている「上の修道院」と地下墓地のある「下の修道院」に分かれていますが、非常に広大なのでじっくり見て回る場合は少なくとも4〜5時間は必要ですから、十分余裕を持って行って下さい。

<ウクライナ歴史文化財博物館の基本情報>
開館時間:10:00〜17:45
休館日:月、毎月最終金曜
入場料:30グリブナ(約130円)

世界遺産ソフィア大聖堂

世界遺産ソフィア大聖堂

写真:大竹 進

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1037年に建てられ現存するキエフ最古の教会であるソフィア大聖堂。ペチェルスカヤ大修道院と並んで世界遺産に登録され、大聖堂内にはこの教会を建設したヤロスラフ賢公の石棺が置かれています。
大聖堂の門にもなっている鐘楼は高さ76mで、上からは素晴らしい眺望が望めます。

世界遺産ソフィア大聖堂

写真:大竹 進

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大聖堂の内部はモザイクとフレスコ画で埋め尽くされています。後陣の壁にはオラント(祈り)と呼ばれる様式の、両手を広げた聖母が参拝者を暖かく包む様に見下ろし、中央ドームからはキリストが福音を与えています。
イコノスタスの彫刻はその精緻さに驚かされます。

<ソフィア大聖堂の基本情報>
開館時間:10:00〜18:00(水10:00〜17:00)
休館日:なし(冬季は木)
入場料:53グリブナ(約230円)

世界遺産ソフィア大聖堂

写真:大竹 進

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ソフィア大聖堂の前の広場には、ウクライナ史上最大の英雄とされる、17世紀にウクライナ・コサックの指導者だったボフダン・フメリニツキーの騎馬像が置かれ、広場を行き交う人々を見下ろしています。

キエフ市内の主な教会

キエフ市内の主な教会

写真:大竹 進

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聖ミハエルの黄金ドーム修道院。その修道院中央に建つのが、青く塗られた壁面が印象的な聖ミハエル聖堂です。

鮮やかなフレスコ画、そして天を突く幾つもの黄金のドームが美しい聖堂で、正面入り口の上部にはキエフの守護天使でもある大天使ミハエルが黄金に輝いています。
修道院の歴史は11世紀に遡りますが、ソ連時代の宗教弾圧で取り壊され、現在の建物はウクライナ独立後に再建されたものです。

聖ミハエル聖堂は外壁同様内部も青を基調としたもので、イコノスタスやフレスコ画も他の教会と雰囲気が違います。
鐘楼は現在は修道院の歴史を扱った博物館になっていて、上からは周辺の広場などを見渡す事が出来ます。

<聖ミハエルの黄金ドーム修道院歴史博物館の基本情報>
開館時間:10:00〜18:00
休館日:月
入場料:14グリブナ(約60円)

キエフ市内の主な教会

写真:大竹 進

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ロシアの女帝エリザヴェータのキエフ来訪を記念して18世紀に建てられた優雅なロシア・バロック様式のアンドレイ教会。
教会のあるアンドレイ坂はお土産を売る露店が並んでいますから、教会の見学がてらお土産探しも良いですね。

<アンドレイ教会の基本情報>
開館時間:10:00〜19:00
休館日:なし
入場料:無料

キエフ市内の主な教会

写真:大竹 進

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黄色の外壁が特徴的なウラジーミル聖堂。1882年完成でキエフでは比較的新しい教会ですが、内部は豪華絢爛なフレスコ画で埋め尽くされています。後陣に描かれた「聖母マリアと幼子イエス」はアールヌーボー調で写実的に描かれているので、とても親しみを感じます。

<ウラジーミル聖堂の基本情報>
開館時間:6:30〜20:00
休館日:なし
入場料:無料

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市内のモニュメント

市内のモニュメント

写真:大竹 進

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ロシアに源を発し黒海に注ぐ長さ2290kmの大河ドニエプル川に面した公園に建つキエフの創設者達の像。
伝説によれば町はポリャーニン族のキィ、シチェク、ホレフの3兄弟と妹のルィビジによって5世紀後半に造られ、「キエフ」とはこの「キィの町」という意味です。

市内のモニュメント

写真:大竹 進

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キエフの中心地である独立広場。メインストリートのフレシチャーチク通りをまたいで広がり、南側には高さ52mのウクライナ独立記念碑が建ち、ここにもキエフ創設者達の像が置かれています。

北側にはかつてこの広場にあった中世の城壁の門ペチェルスキエ門のミニチュアが建ち、町のシンボルでもある大天使ミハエルが広場を見下ろしています。

市内のモニュメント

写真:大竹 進

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キエフの黄金の門。11世紀前半に市街を取り囲む城壁が築かれ、町の公式の入口としてこの門が造られました。当時は門の上に建てられた教会の金箔のドームが遠くからも輝いて見えたので、この名前があります。

1240年にモンゴル軍によって破壊されましたが、現在の建物は1982年に再建されたもので、内部にオリジナルの門の廃墟が保存されています。

<黄金の門の基本情報>
開館時間:10:00〜18:00(火10:00〜17:00)
休館日:月
入場料:15グリブナ(約70円)

大学と劇場、そして世界最深の地下鉄

大学と劇場、そして世界最深の地下鉄

写真:大竹 進

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ドキッとする様な真っ赤な色に塗られたこの建物は国立キエフ大学です。何故この様な色に塗られているかと言うと、徴兵拒否運動を起こした学生達に対して時の皇帝ニコライ1世が学生達への罰として血の色で塗り潰す様に命じた名残です。

通りを挟んで反対側にはウクライナの詩人タラス・シェフチェンコの名を冠した公園があり、中央に彼の銅像が置かれていますが、大学の正式名称は彼に因んでタラス・シェフチェンコ記念キエフ国立大学と言います。

大学と劇場、そして世界最深の地下鉄

写真:大竹 進

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ウクライナを代表するキエフのウクライナ国立オペラ・バレエ劇場。前劇場が火事で焼失した後、1901年に再建されたもので、ネオ・ルネッサンス様式の建築です。

大学と劇場、そして世界最深の地下鉄

写真:大竹 進

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キエフには深さ105mという世界最深の地下鉄路線があり、地上とホームを繋ぐエスカレーターも非常に長く、エスカレーターも1台では辿り着かないので、乗り継いでやっとホームへ到着します。

キエフの地下鉄は一律運賃で、プラスチックのトークンを購入し、それを改札機に入れて入場します。
旅の思い出に、こんな世界一の体験をしてみるのも良いですね。

見どころたっぷり、キエフ

キエフ大公国の時代、その首都として大いなる発展を遂げたキエフ。現在市内にある世界遺産に登録されている修道院や大聖堂もその当時に創建されたものです。
以降様々な国や民族に支配され、幾多の歴史の波に翻弄されて来ましたが、ソ連崩壊後独立し現在に至っています。
それぞれの時代に造られた数多くの教会、魅力ある建物やモニュメント、見どころたっぷりのキエフにあなたも訪れてみませんか。

2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/07/09 訪問

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