「アルプハラ」はハイジの世界!グラナダの白い小さな田舎村

「アルプハラ」はハイジの世界!グラナダの白い小さな田舎村

更新日:2019/12/07 13:54

みな きむのプロフィール写真 みな きむ スペイン・グラナダの日本人向け代理店勤務
アルプハラ地方は、南スペイン・グラナダ県とアルメリア県のシエラネバダ山脈の麓にある白い村々の集まった地域名。富士山より少し低いシエラネバダ山脈には夏を除き万年雪を望め、まるでハイジの世界のようです。中でもパンパネイラやカピレイラはグラナダからも比較的行きやすく、人気のある村。織物やジャムなどで有名なパンパネイラ、散策が楽しいカピレイラ。日帰りもできますがゆっくり過ごすのがアルプハラの醍醐味です。

新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴い、海外渡航が難しい状況です。各種報道機関の発表や外務省、各航空会社のホームページなどで最新情報をご確認ください。(LINEトラベルjp)
LINEポイント還元中!旅行代10万円×還元率10%なら10,000ポイントもらえる!※一部サービス・取り扱い旅行会社のみ 詳しくはこちら

アルプハラ地方はどこにある?

アルプハラ地方はどこにある?

写真:みな きむ

地図を見る

アルプハラ地方は、アンダルシア州のグラナダ県とアルメリア県にまたがるシエラネバダ山脈の麓から地中海沿岸までの白い小さな村々群です。

今回ご紹介するのは、グラナダ県のシエラネバダ山脈麓の3つの村、パンパネイラ・ブビオン・カピレイラ。バスで行けば2時間〜2時間半程のこの村々は、標高が高いので夏でも比較的涼しく、冬は雪も積もります。

キリスト教徒によるレコンキスタが完了した後、モリスコと呼ばれるキリスト教に改宗したイスラム教徒が宗教や文化の自由の規制に対抗して1500年代後半にアルプハラ地方で蜂起した事件で歴史的にも有名ですが、雄大な自然や独特の家並み、特産品の食べ物などのんびり楽しむには最適の村々です。

日本人の方がイメージするハイジの世界と似ているというだけで、名前も似ていますがアルプスとは全く関係ありません。

アルプハラ地方はどこにある?

写真:みな きむ

地図を見る

アルプハラ地方の中でも特に有名なパンパネイラとカピレイラ、その中間に位置するブビオン。名前の響きが似ているのでなかなか覚えられないかもしれませんが、グラナダから行くと最初に着くのがパンパネイラ、次にブビオン、一番標高が高いのがカピレイラです。

カピレイラとブビオンはかなり近く、歩いていくことも可能です。トレッキングなどが好きな方は、季節の良い時期にはこの2つの村を歩いて移動するのも楽しいでしょう。

手工芸と甘い特産物の「パンパネイラ」

手工芸と甘い特産物の「パンパネイラ」

写真:みな きむ

地図を見る

グラナダからパンパネイラまではバスで2時間弱。車で行けばずっと速く行けるのですが、バスの場合は色々は村を通って行く為にどうしても時間がかかります。
パンパネイラは村の入り口の少し下でバスが止まり、村には入らずそのままブビオン、カピレイラへと進みます。

村に入ると、入り口からすぐに様々なお土産物屋さんが並んでいます。村の入り口すぐ左にあるレストラン兼お土産物屋さんの2階は、簡単なインフォメーションセンターも兼ねています。トイレとカフェ休憩を兼ねて情報を聞いてもいいでしょう。テラス席からはいきなり絶景が楽しめます。

手工芸と甘い特産物の「パンパネイラ」

写真:みな きむ

地図を見る

村に入ってすぐ左手側に教会があります。真っ直ぐ進むとしばらくして広場に出てきます。広場右側に細い通りがあり、斜面の真ん中に水路が流れています。壁には所狭しと色とりどりの織物がかけられています。この織物はアルプハラ地方の特産ですが、特にパンパネイラでよく見ることができます。

急な斜面を上ると今度はジャムや飴、蜂蜜、チョコレートなど地元のフルーツを使った名産品が売っています。旅行中のおやつやお土産にもピッタリですね。

更に坂を上るとアルプハラ名物、キノコのような不思議な煙突が屋根の上にニョキニョキ立っているのが見えてきます。すぐ傍には昔の女性たちの社交の場でもあった洗濯場も。

手工芸と甘い特産物の「パンパネイラ」

写真:みな きむ

地図を見る

もっと先に進んでもいいのですが、一旦広場に戻り今度は左側に。また水路が細い道の真ん中に流れているのでそのまま水路に沿っていくと不思議な装飾が目に付きます。お土産物屋さん兼簡単なバルになっているので、川を挟んだ小さな一角で一休みをしてもいいでしょう。実はこのお店、現地のインスタグラムでもよく登場しています。

パンパネイラは小さな村ですが、観光客に人気がありいつも賑わっています。夏場に行くと編み物が日よけのように村のあちこちに飾ってある時期もありますよ。村をぐるっと回ってもそれほど時間はかからないので、興味があれば散策をするとよいでしょう、

ハイジの世界に迷い込む「カピレイラ」

ハイジの世界に迷い込む「カピレイラ」

写真:みな きむ

地図を見る

小さな田舎村やネコ歩きが好きな人にはカピレイラがおすすめ。以前岩合さんのネコ歩きにも登場した村です。

カピレイラは山間のたっぷりの自然に囲まれた白い村で、先にも述べた煙突とティナオと呼ばれる独特の木組みの天井の家で有名です。屋根はたいてい平べったくコンクリートのようなのっぺりした素材で、そこにキノコの煙突が立っています。

また、壁や天井には植木鉢に植えられた花が咲き乱れており、地元の人々はみんな顔見知りのようなのんびりした雰囲気が漂っています。当然イヌやネコも顔見知りで、自由に歩き回っています。入り口に垂れ下がったカーテンの隅からネコが顔を出していることも。

ハイジの世界に迷い込む「カピレイラ」

写真:みな きむ

地図を見る

カピレイラは、村の少し上から村全体を見下ろすのも、逆に下側から雪山をバックに見るのも素敵です。簡単なトレッキングですぐ下の村ブビオンに行くのも難しくはありません。とにかくカピレイラは散策。具体的なモニュメントを見ないと気が済まない人には物足りないかもしれませんが、村歩きが好きな人にはふいに目の前に現れる素敵な景色や動物などとても楽しい村です。

カピレイラの村に入ってすぐのバルAtrejoはタパスも美味しいですし、気に入れば生ハムなどを量り売りで買って帰ることも可能です。同じアルプハラの村トレベレスは生ハムで有名な村です。普通生ハムは意外と塩辛いのですが、アルプハラは標高が高いからなのか塩は控えめでとてもおいしい!

ハイジの世界に迷い込む「カピレイラ」

写真:みな きむ

地図を見る

カピレイラのメインストリートにある小さなお肉屋さん。ここのソーセージ類はとても美味しいのにビックリするくらい安い。チーズも売っています。真空パックなどではないので旅行中にご自身で食べるのであればおすすめです。
小さな宿で美味しいワインとチーズ、ソーセージ、デザートにチョコレートというのもとても贅沢な過ごし方です、

同じ村でも朝日と夕日の時間では全く異なって見える。そんな景色を見るためだけでも1泊してもいいでしょう。秋冬の寒さは厳しいですが、それでも寒さを忘れてずっと見ていたい景色です。泊まるのであればカピレイラかブビオンがおすすめです。

LINEポイント還元中!旅行代10万円×還元率10%なら10,000ポイントもらえる!※一部サービス・取り扱い旅行会社のみ 詳しくはこちら

スローライフのブビオン

スローライフのブビオン

写真:みな きむ

地図を見る

地元の人に聞くとパンパネイラは手工芸、カピレイラは散策、ブビオンはスローと言います。特にヨーロッパからの旅行者などトレッキング好きの人は、2つの村の中間にあるブビオンにゆっくりと泊まってスローライフを楽しむそうです。

何があるのか?
あるのはあるがままの姿の豊かな自然、秋には栗やくるみが落ちていたり、夏の終わりには木苺が摘めたり、羊やヤギの放牧をしていたり、それらを使ってジャムや蜂蜜、チョコレート、チーズや生ハム、ごはんなどを作る。それがアルプハラです。作り物の自然ではなく、実際そのように生きているのです。

スローライフのブビオン

写真:みな きむ

地図を見る

アルプハラの名物料理で忘れてならないのは、「プラト・アルプハレーニョ」と呼ばれるお腹にドーンとくるお肉やソーセージ類、ジャガイモやトウガラシなどを大皿に盛って出てくるお料理。トレベレスの生ハムが有名なのは先に述べましたが、シンプルな料理ほど素材の旨さがわかる、そんな田舎料理です。

シエラネバダ山脈の雪解け水が美味しいパンを作るのか、アルプハラはパンも美味しい。それでなくても量が多いスペインの田舎料理。パンなどでお腹を膨らせては勿体ないと思うのについつい食べてしまう美味しさです。

スローライフのブビオン

写真:みな きむ

地図を見る

自然の中でゆったり過ごすのが好きな人には本当におすすめのアルプハラの村々。夏なら避暑に最高ですし、色とりどりの春や秋、冬は寒くてもロマンチックな雪のある季節。一度来たら他の季節にまた戻ってきたくなりますよ。

アルプハラの行き方

バス会社はALSA。帰りのチケットや村間のチケットは直接バスで買えますよ。バスターミナルからパンパネイラまでは6.22ユーロ、1時間50分〜2時間ちょっと。カピレイラまでは6.30ユーロ、2時間〜2時間半程。いずれも1日3便です。

グラナダから行く場合、バスの本数がそれほどありませんので、パンパネイラとカピレイラを両方行こうとすると少しバタバタとしてしまいます。重点を置きたい村を中心としたダイヤ組が必要となります。

持ち時間が少なくても両方行きたいという方は、日本語情報センターのタクシーツアーご利用もおすすめですね。タクシーツアーなら、今回ご案内した村以外のアルプハラの行き難い村々にも一緒に行けますよ。

2019年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

LINEポイント還元中!旅行代10万円×還元率10%なら10,000ポイントもらえる!※一部サービス・取り扱い旅行会社のみ 詳しくはこちら
掲載内容は執筆時点のものです。 2019/08/19−2019/10/27 訪問

- PR -

条件を指定して検索

LINEトラベルjpで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -