写真:Grace Okamoto
地図を見る南アフリカの観光拠点となるケープタウンから、車で約1時間。特徴的な山に囲まれた谷あいに、フランシュフックはひっそりと佇んでいます。1688年に入植したフランス人たちによって切り開かれた地はとても美しく、南アフリカの女性あこがれのウェディング・リゾートなのだとか。
小さな街ですが、アフリカを代表する「グルメ・タウン」でもあります。ここはゆっくりとワインや美食を楽しむ、洗練された大人のための旅先。お泊まりでの滞在をおすすめします。
写真:Grace Okamoto
地図を見るまだ日本ではあまり知られていませんが、南アフリカは世界第8位のワイン生産国です。
フランシュフックや、隣接するステレンボッシュ(あわせてワインランドと呼ばれる)は地中海性気候であること。水はけの良い地形であること。ぶどうや果物の栽培に適した土壌であること。ヨーロッパからの入植者が多かったこと。・・・等々の理由から、約360年前からワイン造りが始められました。現在では400ほどのワイナリーが腕を競い合い、世界のワイン愛好家から注目を浴びています。
写真:Grace Okamoto
地図を見る南アフリカきっての“おしゃれな街”でもあるフランシュフックには、素敵なお店がたくさん!
モードとアフリカン・テキスタイルを上手に融合させたブランドの服屋、アートギャラリー、木やフレンチ・リネンを使った雑貨屋・・・ワインや美食のみならず、洗練された高品質なプロダクトに出会えることも、この街の魅力のひとつです。
写真:Grace Okamoto
地図を見るフランシュフックには、クオリティーの高いフレンチ・レストランが点在しています。
なかでも「La Petit Colombe」は、世界のレストラン・ランキングTOP10入りや、数々の受賞歴を誇るアフリカ屈指のファインダイニング。南アフリカ出身で、ヨーロッパ各国で修行してきた若いシェフが腕を振るいます。
落ち着いた雰囲気ながらクラシカルすぎず、モダンで明るいインテリアが心地よい!
写真:Grace Okamoto
地図を見るここで人気なのが、フランシュフック産のワインと、インターナショナルな食材を組み合わせる「ワイン・ペアリング」のコース!
一皿ごとに異なったグラスワインが提供され、食事もワインも単体で味わうのとは驚くほどに違う口内調味や、鮮やかな香りが広がります。
どっしりしたビーフの脂と、渋みたっぷりのフルボディが出会うことで、不思議なコクやとろみが生まれたり・・・まろやかなスイーツに、さらに甘いデザートワインを組み合わせることで、引き立つ酸味を味わったり・・・繊細で意外性に満ちたハーモニーは、もはやアートの領域です。
写真:Grace Okamoto
地図を見るコース中に供されるワインは、どれも地元の選りすぐりの一杯。気に入ったボトルが見つかれば、メモしておくのがGOOD!この記事で紹介するワイン屋さんで買えるので、運命の出会いを楽しみましょう。
<基本情報>
住所:le quartier francais, Franschhoek, 7690
電話番号:+27-21-202-3395
アクセス:フランシュフック観光案内所から徒歩10分
写真:Grace Okamoto
地図を見るローカルのワインが欲しい!
あるいは、レストランでテイスティングしたあのワインが飲みたい!
という方にオススメのワイン・ショップが「La Cotte Inn」です。
ホテルやレストランの立ち並ぶメインストリートに位置し、フランシュフックの人気銘柄はほぼ取り扱いがあります。ワイナリーで直接購入するのと同じお得プライスでお買いものができ、観光客から高い評判を得ています。
写真:Grace Okamoto
地図を見る小さなショップですが、品揃えは赤・白共にとっても豊富。赤の「ピノタージュ」は南アフリカでしか栽培されておらず、滑らかなタンニンが好きな方にはぜひ試していただきたい品種の一つです。また、白の「シュナン・ブラン」も南アフリカを代表する品種で、華やかな香りや繊細な酸味と果実味のバランスが美しい!
セレクトに困った際は、店員さんに好みと予算を伝えるのがベスト。フルーティーなものが良い、エレガントな香りが欲しい、甘口は苦手・・・等々、なんとなくの好みや苦手な味を伝えれば、適切な一本を選んでもらえますよ。
写真:Grace Okamoto
地図を見る地下には、湿度管理されたセラーがあります。長期で寝かせてあるヴィンテージや限定ラベルなどもあるので、こちらも覗いてみてくださいね。
飛行機でも安全に持ち帰りやすいよう、クッション材付きのビニールバッグや、発泡スチロール付きのワイン専用箱なども購入できます。南アフリカ産のワインは、日本ではまだまだレア。お酒好きな方へのお土産にいかがでしょうか?
<基本情報>
住所:Louis Botha St, Franschhoek, 7690
電話番号:+27-21-876-3775
アクセス:フランシュフック観光案内所から徒歩3分
写真:Grace Okamoto
地図を見る本当にワインが大好き!ショップやレストランだけでは物足りない!という方は、ワイナリーを巡ってみましょう。主な農場を繋ぐ鉄道「ワイントラム」のほか、レンタル自転車、Uberで移動できます。
数ある生産者のなかでも、350年の歴史を誇る「Chamonix」は、特に良い土壌にぶどう畑と水の源泉を持っていることで有名です。多くの受賞歴があり、南アフリカで最高のワイナリーの一つとされています。
写真:Grace Okamoto
地図を見るChamonixは多くのプレミアムワインを造っていますが、特にシャルドネとピノ・ノワールの評価が高い!寝かせて保存すれば、10年後も楽しめるお土産に。
写真:Grace Okamoto
地図を見る広大な敷地内には昔ながらの地下ワインセラーのほか、レストラン、公園、子供が遊べるスペース、散歩ができる農場、フルーツ畑などがあります。
滝を望むロッジや、森の中の貸切ヴィラなど何種類かの宿泊施設も併設されているので、たくさん飲んでそのままお昼寝!なんてことも可能。贅沢な大人の休日をお過ごしください。
<基本情報>
住所:40 Uitkyk St, Franschhoek, 7690
電話番号:+27-21-876-8400
アクセス:フランシュフック観光案内所から車で5分
写真:Grace Okamoto
地図を見るユニークで小さなワイナリーをお探しならば、「Maison」はいかがでしょうか?フランシュフック・バレーの中心部にあり、街からも行きやすい!
手摘みで造られた繊細なワインは生産量が少なく、日本では購入できません。
写真:Grace Okamoto
地図を見るワイナリーにはテイスティング・ルームがあり、美しいファームを眺めながらの飲み比べができます。購入目的での少量の試飲は無料!
ワイナリーを代表する品種は、シラーズだとか。現代的なデザインのラベルにも見てとれるように、繊細かつスタイリッシュでありながらスパイシーでもある、個性的な味わいが特徴です。
写真:Grace Okamoto
地図を見る店内には、デリ&ショップも併設されています。Maisonのレストランで使用されているソースはかなりの絶品!
ミニボトルの「ボタニカル・ヴィネガー」はデザインも味もよく、ちょっとしたお土産にピッタリ。キッチン雑貨はおしゃれなものがたくさんあるので、ゆっくりご覧くださいね。
<基本情報>
住所:R45, Franschhoek, Cape Town, 7690
電話番号:+27-21-876-2116
アクセス:フランシュフック観光案内所から車で5分
ワインと美食の街、フランシュフックをご紹介しました。
実際に行ってきっと驚かれると思う点は、そのコスト・パフォーマンスの良さ。この記事でご紹介したレストランや高級ブランドのワインも、とってもリーズナブルに楽しめます。
食べ過ぎ・飲み過ぎには気をつけて・・・グルメな大人の旅をお楽しみください!
2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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