写真:中山 久美子
地図を見るサン・ミニアートーフチェッキオ駅からバスに乗り、旧市街端のバスターミナルに着くと、すぐ先にはもう屋台が並んでいます。トリュフ祭りと一言で言っても、テーマごとに分かれて様々なパビリオンもありますが、メインのトリュフパビリオンは高みにあるドゥオモ広場。バスターミナル先のガリバルデイ通りから、階段を上ってたどり着くことができます。
トリュフパビリオンに入るや否や、トリュフの香りがムンムン!10を超えるトリュフ業者が所狭しと並び、イベント出展内でいちばん大きなトリュフも展示されています。
写真:中山 久美子
地図を見る出展しているトリュフは、もちろん購入することが可能です。気になるのはお値段ですが、天然ものなので当然、時価。店頭には一般的に1sか100g当たりの価格が表示されているので、選んだものの重さを量ってもらい、値段を確認しましょう。生は買えないとしても、他の人が買う時のお店の人とのやり取りや、ケースの蓋を取った時の香りも便乗して楽しんでみて下さい。
写真:中山 久美子
地図を見る一方、買いやすいのが加工品。トリュフ入りで香りの良いオリーブオイルやバター、そしてトリュフベースのクリームソースやパテは、茹でたパスタにそのまま和えたり、パンに塗ったり、手軽にトリュフが楽しめます。自分用はもちろん、お土産としても喜ばれること間違いなしですよ。
写真:中山 久美子
地図を見るトリュフと同じドゥオモ広場のもう1つのパビリオンが、このワインパビリオン。壁に沿って、サン・ミニアート周辺の生産者がカウンターを並べています。ここは受付で10ユーロ払ってグラスを受け取り、全てのカウンターで好きなだけ試飲ができるという、ワイン好きにはたまらないシステム。生産者とは別にソムリエさんがいるカウンターもあるので、そこでワイン談義しながら飲み比べも楽しめます。
写真:中山 久美子
地図を見るワインパビリオンには軽食コーナーもあるので、ここで軽くランチもできます。料理によってはトリュフをトッピングできるものもあり、気軽にトリュフが味わえますよ。料理を選んだら、先ほどのカウンターでソムリエさんに料理に合うワインをついでもらいましょう。
写真:中山 久美子
地図を見るワインは試飲だけでなく、もちろん買うことができます。試飲チケットを買ったら、もれなくワイン購入に使える割引券もついてくるので、本当にお得なシステム。ワイナリーにはそれぞれに個性があり、ワインの銘柄やラベルもそれぞれ違います。試飲をしながらワイナリーの人の話も聞いて、ぜひお気に入りの1本を見つけて下さい。
写真:中山 久美子
地図を見るドゥオモ広場から下のレプッブリカ広場には、大小2つのパビリオンが並んでいます。大きい方はトスカーナ州の生産者のパビリオン、小さな方はスーパーCOOPフィレンツェの自社ブランドのパビリオンです。
写真:中山 久美子
地図を見るトスカーナ州の生産者パビリオンは、チーズ、サラミ、オリーブオイル、チョコレートなど、美味しそうなものばかりで目が奪われます。トスカーナはペコリーノ(羊乳)チーズの産地でもありまずが、ペコリーノチーズと一言で言っても熟成の期間や方法などで、その種類はざまざま。どの屋台も気軽に味見させてくれますし、真空パックにしてくれる屋台もあります。
写真:中山 久美子
地図を見る持ち帰りの製品だけでなく、その場で食べられるものも。この屋台はポルケッタ(豚の丸焼き)とゴルゴンゾーラチーズとトリュフのソースを販売していますが、その2つを入れたパニーノも作ってくれます。ちゃんとしたレストランに入らなくても、屋台で食べ歩きしてお腹いっぱいになるのも、このお祭りの楽しいところですね。
写真:中山 久美子
地図を見るレプッブリカ広場を下って、バスターミナル方向と逆側に曲がるとポポロ広場に出ます。ここはトスカーナ州以外のイタリア各地の特産品が集まり、トスカーナにいながら他州のグルメも楽しむことができるんです。
写真:中山 久美子
地図を見るポポロ広場からほど近いサンドメニコの開廊では、いま流行のクラフトビーㇽやハチミツなどの屋台が並び、ここでも試飲や購入ができます。
白トリュフを中心としながらも、イタリアングルメ全般も存分に堪能できるサン・ミニアートの白トリュフ祭り。サン・ミニアートはフィレンツェからもピサからも直通電車で30〜40分、祭り開催日には駅周辺から旧市街へのバスが増発します。公共交通機関でも比較的簡単に行けますので、11月にイタリアに来られる方はぜひ行ってみて下さいね。
2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/19更新)
- 広告 -