仙台ロイヤルパークホテルは、ロイヤルパークホテルズ系列として1995年に開業した、伝統あるプレミアムホテルだ。仙台の街並みを見下ろす高台に位置するホテルは、ヨーロッパでマナーハウスと呼ばれる貴族の邸宅のようで、見た目からして優雅な時間を約束してくれる。
その実、日韓W杯時にはイタリア代表の宿に選ばれるなど、国内外のVIPにも認められている、由緒正しいホテルである。
ホテルの敷地内には広大な芝生や池、チャペルのある英国風ガーデンがあり、宿泊中には自由に散歩をしたり、飲食を楽しむことができる。その庭園には、季節によってガーデンバーがオープンし、ライトアップされた庭を楽しむことが可能だ。
高台にあるがゆえに、夜になれば星空も楽しむことができる。特にガーデンの消灯後は、街の明かりからも離れていることがあって、肉眼で星を確認できるほどである。
ホテルはアウトレットやショッピングモールと隣接しており、買い物にも便利。ホテルの専用口から徒歩1分の「仙台泉プレミアム・アウトレット」はコンパクトな面積ながらもアメリカ風の建物と厳選されたブランドがならび、優雅な気分で買い物ができる好施設。
その対面にあり連絡通路で接続されている「泉パークタウン タピオ」は中規模なショッピングモールで、ファミリー向けの買い物に向いた店舗や、気軽に食事のできるフードコートを備えているのが嬉しい。
また0時まで営業しているファミリーレストランのガストもすぐそばにあるため、仮に到着が夜になってしまっても、食事については安心できる。
前述のとおり、ヨーロッパのマナーハウスをイメージした館内は、とても豪華。正面玄関をくぐれば、外界とは違った世界を体感することになる。
座ってチェックインできるフロントはおもてなしにあふれており、ウェルカムドリンクなどの気づかいが嬉しい。もちろんポーターがおり、仮にタクシーで到着した場合、車寄せのある玄関から部屋まで荷物を運んでくれる。
写真の「ガーデンサイドプレミアムビューバスツイン」は、同ホテル自慢の広大な英国風ガーデンを眺められるガーデンサイド側なのに加えて、大きなバスタブにも窓が付いており、庭園にある美しい芝生や池を望めるという豪華な仕様。当然ながら、前述の星空もここから眺めることができる。ほか、同じくガーデンを眺められるテラスがついているほか、洗面台も2つ付属しているなど女子旅にも向いている仕様で、様々な用途に利用できるだろう。
フロント近くにあるロビーラウンジは全面ガラス張りで優雅に庭園を眺めながら過ごすことのできる、ホテルでも人気のスポット。平日と日曜限定で実施されている「ラウンジパスポート」のチケットがあれば、紅茶やハーブティー、サイフォンで淹れるコーヒーやプチスイーツなど、滞在中に何度でも利用することができる。夕方にはアルコールの提供もあり、ゆったりとした滞在には必須の特典といえる。利用には最初から付属しているプランを選択するか、チェックイン時などにオプションとして相談をするのが良いだろう。
同ホテルは朝食にもぬかりなく、ガーデンから直接アクセス可能なレストラン「シェフズ テラス」では、仙台および東北地方から集めた食材を丁寧に調理した料理を味わうことができる。特に美味なのが宮城県名物「芋煮」で、強くすすめたいほどの、どこか懐かしくも後を引く味わいだ。
同レストランはガーデン直結な特徴を生かし、テラス席を用意しているほか、シーズンによって朝食ブッフェの品としてセルフのバーベキュー料理も存在している。ホテルステイでありながらもキャンプ的な楽しさも味わえるという、一石二鳥なスタイルといえるだろう。
仙台ロイヤルパークホテルは、仙台駅から車で30分ほどながら、まるでヨーロッパのマナーハウスへ泊まりに来たかのように、貴族になったかのような気分が味わえる。一方で商業施設へも徒歩で行けるなど、星空も楽しめる自然豊かな場所でありながらも快適性と利便性が両立した、類い希なる宿泊施設と言える。
この雰囲気と東北の食材を楽しみに、ぜひ1度滞在を検討してみて欲しい。
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