「米八そば」は、那覇市内から40分ほど車を走らせた、沖縄市の住宅街にある。
10年前までお米屋さんだったんだけど、沖縄そば屋へと鞍替え。当時の名残りで、いまだに『米』って看板がついている。
店内はテーブル席が6つほど。沖縄は40年モノ、50年モノのヴィンテージで完熟された食堂が多いなか、リニューアルして10年の米八そばは、清潔でいてピチピチな気持ちのいい内装だ。
右を見ても沖縄そば屋、左を見ても沖縄そば屋な沖縄にして、なぜわざわざ米八そばに行く必要があるのか。
ポイントは「かき氷」にある。
お腹がすいてる方であるならば、沖縄そばセットを注文しよう。三枚肉が入った沖縄そば+いなり寿司か混ぜご飯+かき氷もしくはぜんざいで750円。
そばといなりを美味しくいただき、締めのかき氷に驚愕していただきたい。
出てきたかき氷がこちら!
ご覧のとおり、てっぺんに鳥がとまっている。2代目店主である、モヒカン頭のワイルド男子のテクニックなのだ。氷が溶けるまでの180秒限定アートだね。
雄々しい鷹にも見えるのだが、モチーフはコウノトリ。カップルには、つがいのコウノトリを作ってくれるみたい。
一方、ぜんざいは驚きのオスプレイ!沖縄を賑わせている最新鋭輸送機が氷で再現されている。
公式サイトによれば『弐代目米八そばである私は別にオスプレイは反対だ!とか賛成だ!とか言うつもりはありません。なぜなら反対派の方、賛成派の方、両方に食べに来て頂いた方が儲かるからです』とのこと。なんて正直な商売人なのでしょう。
ぜんざい部分を食べすすめていると、オスプレイが横倒しになる墜落事故が。食べてしまえば証拠は残らない。なにごとかのメタファーであるかのようだ。
オスプレイ・こうのとり以外にも6種類ほど作れる形があるそうだ。
ぜんざい300円・かき氷250円の単品注文も可能なので、冷たいのが食べたくなったら、立ち寄ってみてください。
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