写真:藤谷 ぽきお
地図を見る現地ケチュア語で「ピュ−マの石」という意味を持つ、プーノの町がペルー側のチチカカ湖、今回ご紹介するウロス島への観光拠点となります。空港のある最寄りのフリアカからも1時間程ですが、日本からの観光旅行だとマチュピチュとセットで計画する事が多く、クスコの街から約8〜9時間ほどかかるバスや列車での移動がメジャーな観光ルートとなります。
ウロス島観光では、大体がツアー参加でウロス島に上陸することになります。船着場から出発して約40分程の船旅です。途中にもトトラが浮いているので比較的ゆっくりと進んでいきます。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る約40もの浮島を総称して「ウロス島」と呼ばれていますが、日帰りツアーなどではツアー用に準備されている島に上陸となります。船上からでも色んな建物がトトラで作られているのが分かるほどです。ワクワクしてきますね。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る上陸してすぐにツアーガイドが大きなボードを見せながら、英語とスペイン語でチチカカ湖やウロス島の概要を説明してくれます。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る現地のウル族の方が加わり、トトラで作られる家、船、学校、教会などの作り方や修繕の仕方などをレクチャーしてくれます。本当に何でもトトラで作られている事に驚きです。
島全体は基本的に浮いていて、ロープで流されないようにだけ固定されています。そして古いトトラ(島の底辺にあたる部分)はどんどんと自然に帰っていくので、無くなった分だけ上部にトトラを足していき、全体としても島は存続していく仕組みです。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る扇形となり説明を聞いていた観光客に短く切られたトトラが配られ、試食を進められます。トトラの根っこに近い白い部分は食べてみると少し甘い味がします。もちろん、それ程美味しいものではありませんが、思い出作りだと思い味見程度でもぜひ、挑戦をしてみて下さい。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る全体の説明の後には、島内の自由散策タイムとなり、それぞれ散策する事になります。目にするモノほとんどすべてのモノがトトラでできているので興味津々となります。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見るウロス島全体としては、病院や学校もあり、なんとラジオ局まで持っていて、伝統音楽等を流しています。住民の家を模したモノや売店・カフェなどもトトラで作られています。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る素朴な売店もあります。住民も購入していますし、観光客にも実際に販売もしてもらえます。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る自由散策時間にはトトラで出来た船にも乗船を進められます。暑い日差しを避けられる屋根もありますし、船首に突き出た先端に寝ながら乗ることも出来るので、ぜひ体験乗船してみましょう。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見るエンジン音もなく、ゆったりと進むトトラ船はチチカカ湖移動には最高です。屋根に上ると更に目線が高くなり、景色も抜群です。
下船時には船頭さんに感謝の気持ちのチップを忘れずに!
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る自由時間の終わり頃になると、現地の皆さんが各家庭で手作りしたお土産の販売タイムが始まります。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る街で売られているものとは少し違うデザインのモノも多く見付ける事ができ魅力的です。家の中を案内してくれたり、民族衣装を着せてくれたりするので、そのチップ代わりだと思って、気に入ったモノがあればぜひお土産にどうぞ!
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る最後のお別れの時間には、各国の有名な歌を歌ってくれてお別れです。日本語の歌も歌ってくれるので、一緒に歌ってお別れしましょう。
こうして、ウロス島の歴史・生活・文化などを丁寧に教えてくれるので、ウロス島上陸にはぜひともツアーをおススメします。ツアーには数種類有り、ウロス島だけ・他の島とのセットのものや、トトラ製の浮島でトトラ製の家に宿泊するホームステイをセットにした1泊2日のツアーなどもあります。時間と興味に合わせて選んでみて下さい。
アクセス:プーノからフェリーで約40分ほど、定期船かツアーにて上陸可能
その他:(標高)3,812m (面積)8,562平方キロメートル <琵琶湖の約12倍> (最大水深)285m
2019年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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