写真:藤田 聡
地図を見る照葉峡の紅葉は、知る人ぞ知る名所です。「関東の奥入瀬」の別名通り、美しい渓流と滝が紅葉とコラボ。名前のある滝だけでも全部で11ありますが、350mの標高差があるので紅葉の見頃が異なります。
今回は見頃時期が比較的早い、標高が高いエリア(東側)を中心に紹介。一番標高が高い場所にあるのが「ひぐらしの滝」(写真右端)です。
写真:藤田 聡
地図を見る照葉峡上部の紅葉で、次におすすめなのが「時雨(しぐれ)の滝」。決して大きな滝ではないですが、周囲の紅葉も美しく必見です!
写真:藤田 聡
地図を見る照葉峡の紅葉は多数の滝とコラボしますが、最大の滝が「つづみの滝」です。滝壺で撮影したと思われる雄大な写真を目にしますが、急峻な崖になっているので素人は滝壺まで降りない方が無難。崖の上でも、写真のように紅葉狩り出来ます!
写真:藤田 聡
地図を見る照葉峡の11の滝には、名前が書かれた柱と石碑があります。しかし、つづみの滝は照葉峡の代表なので、滝の名前では無く渓谷の名前が書かれています。
写真:藤田 聡
地図を見る「木精(こだま)の滝」は、つづみの滝のすぐ下にある滝。道路からも周囲の紅葉とともに非常によく見え、まさに絵のような美しさです!
写真:藤田 聡
地図を見る「木精(こだま)の滝」の下流も、紅葉が綺麗です。次の名前のある滝は「翡翠の滝」ですが、無名の段差が無数にあり奥入瀬を思わせます。
ただし、この付近には駐車可能なスペースが全くありません。ずっと下流に白線の外側に空き地がある場所があるので、そこから歩いて来る必要があります。
照葉峡には駐車場が無く、「ひぐらしの滝」よりも上の奥利根水源の森に駐車場とトイレがあります。駐車可能なスペースも非常に少ないので、平日の日暮れ前などに時間差で訪れるのがおすすめです。
写真:藤田 聡
地図を見る照葉峡中流の紅葉で印象的なのが、「山彦(やまびこ)の滝」。落差の小さな滝が多い中で、この滝は比較的大きく、岩の荒々しい様子や滝壺の青さが周囲の紅葉に映えます!
写真:藤田 聡
地図を見る「白龍の滝」は山彦の滝のすぐ下にある滝で、名前の通り白い龍がくねくねとした様子をしています。
照葉峡の紅葉の魅力は滝単体ではなく、木ノ根沢の渓流とのコラボにあるので、「白龍の滝」はその魅力を存分に味わえる滝だと言えます!
写真:藤田 聡
地図を見る照葉峡の紅葉は、最初は11の滝に注目して楽しみます。しかし、次第に滝と滝の間の魅力にも気付き、木ノ根沢の渓谷(つまり照葉峡)全体が素晴らしいと感じるようになります。
例えば、この場所も11の滝の中間ですが、名もない場所というには勿体ない程の美しさです!
写真:藤田 聡
地図を見るこの写真は、一つ前の写真と同じ場所で超広角レンズで撮影したもの。一つ前の写真には左半分しか写っていませんが、実際には右側にカーブを描きながら渓流が流れ去っています。
照葉峡の紅葉は一部分を取り出しても、一連の渓流として全体を見ても、いずれも極めて美しいのです。広角レンズはもちろん、パノラマモードも駆使して、インスタ映えを狙いましょう!
照葉峡はかなりの山奥ですが、奥日光からのアクセスが比較的容易で、紅葉の見頃時期も重なります。午前中に奥日光の紅葉を見たら、午後に照葉峡へ移動する事も可能。秋のドライブコースに最適です!
なお奥日光の紅葉については、別の記事で詳細に紹介しましたので、是非ご覧下さい。(記事最後の「関連MEMO」内にリンクあり)
住所:群馬県利根郡みなかみ町 大利根国有林内
電話番号:0278-62-0401(みなかみ町観光協会)
例年の紅葉見頃時期:(色づき始め)10月上旬、(最盛期)10月上旬〜10月下旬
紅葉ライトアップ:なし
標高:950m(潜龍の滝)〜1300m(ひぐらしの滝)
アクセス:JR水上駅から湯の小屋行きバス終点下車、徒歩120分
2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/20更新)
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