北海道・帯広“愛の国から幸福へ”「愛国駅と幸福駅」へ行こう

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北海道・帯広“愛の国から幸福へ”「愛国駅と幸福駅」へ行こう

北海道・帯広“愛の国から幸福へ”「愛国駅と幸福駅」へ行こう

更新日:2019/10/09 13:39

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
旧国鉄広尾線の「愛国駅」と「幸福駅」は、かつてNHKの紀行番組で紹介されたことから“愛の国から幸福へ”のキャッチフレーズで一躍有名になった駅です。そして赤字ローカル線として、旧広尾線が廃線になったのちも、縁起のいい駅、愛と幸せをはこぶ駅として訪れる観光客は後を絶ちません。愛と幸せがもたらされる駅として、今も根強い人気を誇る愛国駅と幸福駅を訪れてみませんか?
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“愛の国から幸福へ”の始発駅「愛国駅」

“愛の国から幸福へ”の始発駅「愛国駅」

写真:モノホシ ダン

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「愛国駅」は、“愛の国から幸福へ”で有名になった旧国鉄広尾線駅舎の跡です。旧国鉄広尾線は、苫小牧駅から南へ分岐する日高本線とともに、途中バス路線をはさんで、広尾駅から帯広駅へと抜ける襟裳岬観光のトラフィックネットワークを形成していましたが、1987年(昭和62年)、JR発足直前に赤字路線として廃線となりました。

なお、愛国駅の駅名の由来は、明治末期に「愛国青年団」という名称の開拓団があったことによります。

“愛の国から幸福へ”の始発駅「愛国駅」

写真:モノホシ ダン

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現在にいたる“愛の国から幸福へ”のブームは、1973年(昭和48年)にNHKの紀行番組『新日本紀行』で取り上げられ、南へ2つ目の駅の幸福駅とともに紹介されてからです。縁起の良い駅名として「愛国から幸福ゆき」の切符は4年間で約1000万枚も売れ、売上総額は約9億4000万円に上りました。

駅舎横には、切符型のモニュメント(写真)と恋人の聖地登録記念碑が建てられています。

“愛の国から幸福へ”の始発駅「愛国駅」

写真:モノホシ ダン

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愛国駅の駅舎内は改築され、交通記念館として開館しています。内部には駅で使用された器具や部品がパネルとともに展示されています。ホーム側には、かつて道内各地を走った蒸気機関車9600型機関車の19671号機が静態保存されています。このSLは、1975年(昭和50年)の引退まで地球を約55周半しました。SLは地元の方の手入れが行き届いていて、今にも動き出しそうな雰囲気です。なお冬期間(12月〜3月)は、雪よけカバーをかけるため見学できません。

<愛国駅の基本情報>
住所:北海道帯広市愛国町基線39-40
電話番号:0155-65-4169(帯広市商工観光部観光課)
入館料:無料
開館時間:9:00〜17:00(3月〜11月は毎日、12月〜2月は日曜日のみ開館)
アクセス:JR帯広駅バスターミナルから、十勝バス「広尾」に乗車し、「愛国」で下車後、徒歩約2分。車利用の場合は、帯広駅から国道236号線を南に向かって約20分

幸福駅でピンクの“幸福切符”に願いを込めよう

幸福駅でピンクの“幸福切符”に願いを込めよう

写真:モノホシ ダン

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幸福駅は、長い間ローカル線の無人駅に過ぎませんでしたが、北へ2つ目の愛国駅とともに“愛の国から幸福へ”のキャッチフレーズで爆発的ブームとなりました。

この地方はもと「幸震」と呼ばれていましたが、福井県からの移住者が多かったので、上の字を一字ずつ取って「幸福」にしたといわれ、それが駅名の由来にもなっています。

愛国駅に比べると、観光地化されていて、売店のほかに恋人の聖地としてウェディング体験イベント「幸福駅ハッピーセレモニー」も開催され、団体客を乗せた観光バスもやってきます。

幸福駅でピンクの“幸福切符”に願いを込めよう

写真:モノホシ ダン

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駅舎の壁一面や内部には、売店で購入したピンクの“幸福切符”に願い事や名前を書いて貼りつけることがメジャーになっています。もともとは、訪れた観光客が自身の幸福を願って駅舎に名刺を貼り付けたことが始まりです。幸福駅にやってきたら、願いを込めて貼ってみましょう。

幸福駅でピンクの“幸福切符”に願いを込めよう

写真:モノホシ ダン

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「幸福の鐘」は、駅舎からプラットホームへ抜ける途中に設置されている鐘。幸せが舞い込む鐘といわれ、観光客の人気スポットに。幸せを願って素敵な音色を響かせてください。

現役時代と変わらない佇まいをみせる幸福駅の車両

現役時代と変わらない佇まいをみせる幸福駅の車両

写真:モノホシ ダン

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駅名標がある板張りのプラットホームは、旧国鉄・広尾線の面影を残し、ホームの線路上にはかつて広尾線を走ったディーゼル車2両と除雪車1両が、今にも発車しそうな状態で展示されています。

現役時代と変わらない佇まいをみせる幸福駅の車両

写真:モノホシ ダン

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ディーゼル車の1両(キハ22)は、現役当時の内装がそのまま残されていて見学自由。背もたれが垂直になった対面式シートが時代を感じさせます。ちなみにキハ22形気動車は、極寒地向けの耐寒仕様車で、窓を小型の一段上昇式二重窓として保温性を高め、乗降口を車体両端へ配置し、さらに保温のため客室との仕切り扉を備えたデッキ付き車両となっています。

現役時代と変わらない佇まいをみせる幸福駅の車両

写真:モノホシ ダン

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プラットホームの眼前は、幸福駅ガーデンとなっていて、シーズンには花畑が見られます。幸福駅の車両とともにおすすめのスポットです。

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背景の耕地防風林を入れて撮影するのもいい

背景の耕地防風林を入れて撮影するのもいい

写真:モノホシ ダン

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さらに背景に畑の耕地防風林を入れてシャッターを押すと、うたかたの夢というか、悠久の時を感じさせるとてもいい雰囲気の写真が撮れます。

昭和から令和へ…。時代を超えて、今なお多くの人々から愛される帯広屈指の人気スポットで、大自然を満喫し、素敵な想い出づくりをしてみてはいかがでしょうか。

<幸福駅の基本情報>
住所:北海道帯広市幸福町東1線
電話番号:0155-65-4169(帯広市商工観光部観光課)
営業時間:駅舎は常時開放
アクセス:JR帯広バスターミナルから十勝バス「広尾」ゆきに乗車し、「幸福」バス停で下車後徒歩約5分。車利用の場合は、JR帯広無益より国道236号線を南に向かって約30分

帯広にはほかにも魅力的な観光スポットが目白押し

いかがでしたか。本文ではご紹介できませんでしたが、帯広ではほかにも魅力的なスポットがたくさんあります。

帯広駅から車で約60分ほど北上した上士幌町では、北海道遺産にも選ばれた「旧国鉄士幌線アーチ橋梁群」があり、中でも季節によって湖に沈む幻の橋「タウシュベツ川橋梁」は見ものです。

同じく上士幌町にある「ナイタイ高原牧場」は、日本一広い公共牧場で、頂上付近には展望テラスもあります。

続いて、帯広駅から車で約60ほど南下した中札内にある「ピョウタンの滝」は、ダムがそのまま滝となった雄大なスポットです。ぜひこの機会に併せて訪れてみてはいかがでしょうか。

2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/10/08 訪問

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