リスボンで食べられる!美味しいポルトガルの肉料理ベスト5

リスボンで食べられる!美味しいポルトガルの肉料理ベスト5

更新日:2019/11/07 11:57

ポルトガルの肉料理って?とあまりピンとこない方も多いと思いますが、料理年間を通して日照時間が長く、温暖な気候と豊かな自然に恵まれていることから、肉料理もとっても美味しいんですよ。
かつて大航海時代、ポルトガルが世界各地から運んできた様々な味をミックスし、独自の味へと発達させた美味しくてユニークな料理が豊富。
今回は、リスボンで食べられるお薦めの絶品ポルトガル肉料理の数々を紹介します。

仔豚の丸焼き(Leitao Assado)

仔豚の丸焼き(Leitao Assado)

ポルトガルの結婚式やパーティで出される豪華な定番料理の1つとして大人気なのが、子豚の丸焼き。パリッパリに焼けた黄金の皮に、ジューシーな脂たっぷりのふっくらしたお肉が超絶美味で、まさにほっぺたが落ちそうなおいしさです。

ポルトガルで食べる子豚の丸焼きといえば、塩コショウとシンプルな下味をつけた生後3か月未満の赤ちゃん仔豚を、オーブンや窯でじっくり時間をかけて丸焼きにすることが多く、臭みがなくふっくらしたお肉が特徴です。付け合わせには、サラダやポテト、ご飯などを注文することができます。

リスボンのお祭りなどのイベントでは、子豚ローストのサンドイッチ屋台が並ぶことも多いので、見かけた際はぜひ試してみてくださいね。

ポルトガル風目玉焼きのせ牛肉ステーキ(bitoque)

ポルトガル風目玉焼きのせ牛肉ステーキ(bitoque)

どこのレストランに行っても必ずと言っていいほどメニューにある目玉焼きのせステーキ。柔らか薄切り牛肉に、とろ〜り半熟の卵をつけながら頂くのがポルトガル流。

お店によっては、お肉が見えないほどのひたひたのソースに漬かったステーキもありますが、そのソースが驚くほどあっさりなのもポルトガル風ステーキの特徴です。付け合わせには、フライドポテト、サラダ、ご飯など選択でき、ステーキソースがしみ込んだ付け合わせのごはんも絶品ですよ。

一般的なレストランや食堂、ショッピングセンターのフードコートなど、大抵どこに行っても食べられる庶民の味です。

鴨の炊き込みご飯(Arroz de pato)

鴨の炊き込みご飯(Arroz de pato)
地図を見る

香辛料と共に、鴨丸ごと一羽をお鍋でグツグツ煮込んだスープで炊きあげた、鴨だしと脂がしっかり染み渡ったご飯が絶品の一品です。

レストランによってはチーズやベーコン、チョリソーを表面に盛り付けて、オーブンで焼いて焦げ目をつけるので、表面と底はパリッと少しおこげのように、中はふっくら炊き込みご飯です。もちろんほぐした鴨肉もたっぷり入っているので、これ一つで大満足。

リスボンで美味しい鴨の炊き込みご飯を食べるなら、「Restaurante Tipico Ilha Da Madeira」というお店がおすすめ。アモレイラス・ショッピングセンターから近く、週末ともなれば、地元の人で賑わう人気店です。

<Restaurante Tipico Ilha Da Madeiraの基本情報>
住所:R. Campo de Ourique 33, 1250-059 Lisboa
営業時間:12時〜16時、19時半〜24時
電話番号:+351-213-866-453
定休日:月曜日

豚とアサリの炒め物(Carne de Porco a Alentejana)

豚とアサリの炒め物(Carne de Porco a Alentejana)
地図を見る

ポルトガル南部の郷土料理の1つ、豚とアサリの炒め物。豚肉とあさり、一見ミスマッチな組み合わせですが、これが実際に食べてみないと分からない最強の組み合わせ。ポルトガル料理では、赤パプリカを塩漬けにして発酵させたパプリカペーストをよく使用するのですが、この調味料を使った代表的な料理がこちらです。

この調味料にニンニクやローリエなどを加え一晩漬けた豚肉は、そのままグリルしても十分美味しいですが、そこに海の幸あさりを加えると、何とも絶妙なコンビネーション、最高の一品に早変わり。これぞまさにポルトガル料理!を堪能されたい方には、お薦めです。

リスボンで美味しい豚とアサリの炒め物を食べるなら、アレンテージョ郷土料理の専門店「Casa do Alentejo」がおすすめです。

アレンテージョ風パンの練り物(Migas a Alentejana)

アレンテージョ風パンの練り物(Migas a Alentejana)

ポルトガル南部、農業がさかんなアレンテージョ地方は「ポルトガルの食の台所」とよばれ、リスボンやポルトのような都市部ではなかなか出会う事ができないオリジナリティー溢れる郷土料理が沢山あります。

その中でもアレンテージョ地方の"珍"定番料理の1つがこちら。お皿の中央にドーンと横たわる謎の物体、さて、これは一体何だと思いますか?

これは「ミーガシュ」とよばれる豚肉の旨味をパンにしみ込ませた料理、いえ、パンがメインとなる一品です。ミーガシュとは「パンくず」という意味で、かつて、この地方の貧しい農民たちが、硬くなった古いパンをどうにか有効活用しようと生み出されたリメイク料理なのですが、今では、アレンテージョ地方を代表する郷土料理の1つです。

こちらの料理も「Casa do Alentejo」で食べることができますよ。

<Casa do Alentejoの基本情報>
住所:R. das Portas de Santo Antao 58, 1150-062 Lisboa
営業時間:12時〜15時、19時〜23時
電話番号:+351-213-405-140

毎日食べてもくどくないポルトガル料理

海に面したポルトガルは新鮮なシーフード料理が豊富なことで知られていますが、内陸部では、どんぐりを食べて育つ上質なイベリコ豚を筆頭に、イノシシやウサギ、鴨や七面鳥などの肉料理も食べられています。

また味付けもシンプルで日本人の口によく合う料理が多く、付け合わせのパンやチーズも美味しく、安価で上質なワインも加わり、食が進むこと間違いなしです!ぜひその日の気分で、色んなポルトガル料理を楽しんでみてくださいね。

2019年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/11/04−2019/11/05 訪問

- PR -

旅行プランをさがそう!

このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -