皇室と同じ部屋に泊まる!?下呂「湯之島館」リニューアルした特別室へ

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皇室と同じ部屋に泊まる!?下呂「湯之島館」リニューアルした特別室へ

皇室と同じ部屋に泊まる!?下呂「湯之島館」リニューアルした特別室へ

更新日:2019/10/11 12:29

野水 綾乃のプロフィール写真 野水 綾乃 温泉ライター、安くていい宿案内人
下呂温泉を代表する名旅館「湯之島館」。約90年の長い歴史の中で多くの文化人や著名人に愛されたほか、昭和天皇や上皇さまがご宿泊になられたことも。2019年8月、かつて上皇さまが滞在された2つの特別室が、露天風呂付き客室にリニューアル。そんな高貴なお部屋、高くて泊まれないでしょ?と思いますが、意外と手の届く価格帯なのが嬉しいところ。陛下も眺めたであろう部屋からの眺望と空間の美をぜひ追体験してみて。

「湯之島館」が皇室に選ばれる理由

「湯之島館」が皇室に選ばれる理由

提供元:湯之島館

http://www.yunoshimakan.co.jp/地図を見る

「下呂富士」と呼ばれる山の中腹にあり、温泉街を眼下に望む「湯之島館」。樹齢数百年の杉やヒノキが建ち並ぶ森の中に静かにたたずむ本館は、昭和6年の創業時と変わらぬ姿を今に留めています。

「湯之島館」が皇室に選ばれる理由

写真:野水 綾乃

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昭和33年秋には昭和天皇・皇后両陛下、昭和51年夏には皇太子時代の上皇・上皇后両陛下がお泊まりになられています。館内には当時の写真パネルの展示も。昭和33年の時には主人らが燕尾服姿でお迎えしていて、緊張の様子が今でも感じとれます。

湯之島館の立地が山の上ということで警備がしやすかったこと、また温泉街でもいちばん高い位置にあるため上から見下ろすことがなかったことなども理由にあったようです。さらに、湯之島館の中でも最も高い位置にある部屋に滞在されています。利用された部屋のうち、2つの部屋が令和元年8月にリニューアル。創業時からの意匠はそのままに、露天風呂付き客室に生まれ変わりました。

上皇さまが食事をされた「雲井之間」は柱の彫刻に注目!

上皇さまが食事をされた「雲井之間」は柱の彫刻に注目!

写真:野水 綾乃

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こちらが2019年8月にリニューアルされた本館特別室「雲井の間」。昭和51年の上皇・上皇后両陛下がご滞在のとき、食事をされた部屋です。広縁の窓の外には対岸の山々が広がり、飛騨川を中心にした下呂温泉街の町並みも一望できます。

写真の10畳間のほかに、4畳の次の間と茶室も備わる贅沢な造り。飛騨の銘木が随所に使われていますが、華美なところがなく、しっとりと落ち着いた和の風情が感じられます。

上皇さまが食事をされた「雲井之間」は柱の彫刻に注目!

写真:野水 綾乃

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これまで客室のお風呂はヒノキの内湯だけでしたが、眺めのいい場所に露天風呂が新設されました。信楽焼の湯船にあふれるのは、日本三名泉に数えられる下呂の天然温泉。館内の大浴場はかけ流しと循環の併用ですが、部屋付きの露天・内湯ともに源泉かけ流し。泉質はペーハー9.1のアルカリ性単純温泉。肌に吸い付くようなとろみを感じる美人の湯です。

お風呂からは敷地内にそびえる木々の向こうに、対岸の山並みが望めます。あふれる源泉を独占しながら眺めれば、心もゆったりと癒されていくでしょう。

上皇さまが食事をされた「雲井之間」は柱の彫刻に注目!

写真:野水 綾乃

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昭和6年の創業時から変わらない「雲井之間」。貴賓室に恥じない和の贅を尽くした造りも見どころです。床の間の柱には愛らしいリスの彫刻。リスが見上げる柱の上にはセミが彫られています。飛騨の銘木の美しさと当時の職人の粋な遊び心が随所に感じられます。

離れ「山楽荘」も露天風呂付きに。絶景の茶室も

離れ「山楽荘」も露天風呂付きに。絶景の茶室も

提供元:湯之島館

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次にご紹介するのが、こちらも2019年8月に露天風呂付き客室にリニューアルした離れ「山楽荘」。一戸建ての離れで隠れ家感がありますが、廊下でつながっていて館内を行き来できます。昭和51年に上皇さまと上皇后さまがお泊まりになられた部屋です。

離れ「山楽荘」も露天風呂付きに。絶景の茶室も

写真:野水 綾乃

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こちらの部屋が素晴らしいのが眺望。街のほうに張り出すように建物が建てられていて、温泉街が一望のもと。奥に備わる茶室からも周囲の山々と温泉街を見渡す絶景が楽しめます。こんな落ち着いた空間で心静かなひとときを過ごしてみたいと思いませんか。

「山楽荘」も「雲井之間」と同様に信楽焼の湯船の露天風呂が新設されていて、かけ流しの温泉を部屋に居ながらにして楽しむことができます。

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文化財の本館は一般客室も創業時のままの趣

文化財の本館は一般客室も創業時のままの趣

写真:野水 綾乃

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ご紹介してきた特別室でなくとも、登録有形文化財の本館の客室は特別な時間を紡ぎ出してくれます。床の間や欄干などに当時の名工の技が感じられ、ゆったりと取られた広縁からは庭や飛騨の山々を眺めることも。宿泊料金も2名1室で1万7000円(税抜)〜と比較的リーズナブルに泊まれます。

部屋食でいただく夕食もオリジナリティにあふれる

部屋食でいただく夕食もオリジナリティにあふれる

写真:野水 綾乃

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最近、部屋食を楽しめる旅館が少なくなってきましたが、湯之島館では全室、部屋出しにこだわっています。温かいものは温かく、冷たいものは冷たく、何度かに分けて部屋まで運んでくれる料理はやはり嬉しいもの。

つゆにくぐらせて味わう「飛騨牛の味しゃぶ」、地元で採れる川魚など、四季折々の素材を活かした会席料理です。なかでも特徴的なのが「朴葉焼寿司」。飛騨地方といえば朴葉味噌が有名ですが、こちらの料理は飛騨牛の変わり揚げを巻き寿司にして朴葉で包み、素焼きの土鍋で焼いたもの。ほんのりと朴葉の香りが寿司に移り、爽やかな香ばしさが食欲をそそります。

歴史ある客室で暮れゆく森の風情を感じながら、飛騨の地酒とともに味わう。温泉旅館の良さを改めて感じさせる最高のひとときです。

「湯之島館」に泊まったらぜひ館内散策も楽しんで

リニューアルしたばかりの露天風呂付き特別室はいかがでしたでしょうか。人気が出て予約が取れなくなってしまう前にぜひ利用してみてください。

この記事ではお部屋の魅力を中心にご紹介してきましたが、湯之島館の館内にはレトロでロマンティックな見どころが随所に点在しています。関連MEMOの記事で館内散策の見どころについてご紹介していますのでご覧ください。

取材協力:湯之島館

2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/09/25−2019/09/26 訪問

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