近代産業を支えた輝きが残る町!秋田・小坂町観光の楽しみ方

近代産業を支えた輝きが残る町!秋田・小坂町観光の楽しみ方

更新日:2019/10/30 16:30

泉 よしかのプロフィール写真 泉 よしか 女子目線温泉ライター、キッザニアマニア
かつて小坂鉱山の繁栄で日本の近代化に大きく貢献した秋田県北東部の小坂町。今もその名残が残ります。明治の芝居小屋「康楽館」、国内最大級の木造西洋建築「小坂鉱山事務所」、廃線となった施設を利用した小坂鉄道レールパーク。実は美味しい日本ワインのワイナリーも。

明治浪漫の世界から泊まれるブルートレインまで、秋田県小坂町の見所をご案内します。

「小坂七滝ワイナリー」のこだわり日本ワイン

「小坂七滝ワイナリー」のこだわり日本ワイン

写真:泉 よしか

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最初にご案内するのは小坂七滝ワイナリー。赤ワインカラーの建物が印象的です。

実は1988年に実施された「ふるさと創生一億円事業」を小坂町では、日本の気候や土壌に合ったワイン向けのブドウとして、国内に自生する山ぶどうを改良することに投資しました。

「小坂七滝ワイナリー」のこだわり日本ワイン

写真:泉 よしか

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そのため現在の小坂町は山ぶどうを栽培する日本有数の産地です。これまでにも小坂町の山ぶどうは各地のワイナリーで使われてきましたが、この小坂七滝ワイナリーはそのまま産地直結でワインに加工できる待望のワイナリーだったのです。

写真の右がワイン用の山ぶどう。左の生食用に比べて房は小さいのですが、甘さは決して負けていません。

「小坂七滝ワイナリー」のこだわり日本ワイン

写真:泉 よしか

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小坂七滝ワイナリーでは原料となる山ぶどうの他にもこだわりがあります。たとえば圧搾しないで自然に垂れてくる貴重な「フリーラン果汁」を用いたワインなど。

ワイナリーを見学させてもらえば、今まで値段や知名度で選んでいたワインの見方が変わるかもしれません。

<小坂七滝ワイナリーの基本情報>
住所:秋田県鹿角郡小坂町上向字滝ノ下22
電話番号:0186-22-3130
商品に関するお問い合わせ:0186-29-2821(小坂まちづくり株式会社)
※ワイナリー見学は要予約

「道の駅 こさか七滝」と七段の滝

「道の駅 こさか七滝」と七段の滝

写真:泉 よしか

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小坂七滝ワイナリーを見学した後は、隣接する「道の駅 こさか七滝」へ寄ってみましょう。山葡萄ソフトクリームが有名ですが、季節にはびっくりするほどいろいろな種類のぶどうが店頭に並びます。ここでしか手に入らない珍しいぶどうも!

「道の駅 こさか七滝」と七段の滝

写真:泉 よしか

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そして先ほど見学した小坂七滝ワイナリーのワインも道の駅で購入できます。

<道の駅 こさか七滝の基本情報>
住所:秋田県鹿角郡小坂町上向滝ノ下35-3
電話番号:0186-29-3777
アクセス:大館能代空港から車約50分

「道の駅 こさか七滝」と七段の滝

写真:泉 よしか

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道の駅の向かいには小坂七滝ワイナリーの名前の由来となった七滝があります。7本滝があるわけではなく、7段にわたって流れ落ちているから七滝。

七滝神社や水車小屋と併せて美しい風景を作り出しています。

明治の芝居小屋が現役!小坂町の「康楽館」

明治の芝居小屋が現役!小坂町の「康楽館」

写真:泉 よしか

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康楽館は芝居小屋。それも明治時代の洋風木造建築をそのまま使っているのが特徴。100年前の木造建築が現役の芝居小屋なんてびっくりですよね。

真っ白な外壁は写真映えもばっちり。横から見ると木の板の色がはっきりとわかりそのギャップも見所です。

明治の芝居小屋が現役!小坂町の「康楽館」

提供元:小坂まちづくり株式会社

http://kosaka-mco.com/地図を見る

芝居小屋ですからお芝居を観覧することもできますが、館内見学のみも可能。花道に役者をせり上げる切穴(すっぽん)、舞台下の奈落でろくろを回す回り舞台など驚きの仕掛けが待っています。

<康楽館の基本情報>
住所:秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山松ノ下2
電話番号:0186-29-3732
アクセス:大館能代空港から車約45分

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「小坂鉱山事務所」が今に伝える小坂町の栄華

「小坂鉱山事務所」が今に伝える小坂町の栄華

写真:泉 よしか

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康楽館のすぐ近くに小坂鉱山事務所も建っています。事務所が観光名所?といぶかしく思うかもしれませんが、実際に足を運べば納得するはず。いったいどこの宮殿かと思う驚きの建築です。

まさに明治時代における小坂鉱山の栄華がいかに桁違いであったか目の当たりにできるでしょう。

「小坂鉱山事務所」が今に伝える小坂町の栄華

写真:泉 よしか

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外観意匠はルネッサンス風、バルコニーにはイスラム風のデザインも。館内には和風の趣きもあります。

内部は鉱山資料館になっていて、予約すればガイド付き見学も可。館内のモダン衣装室ではドレスを借りて手持ちのカメラで撮影することができるので、まるで洋館に佇む明治時代の淑女気分に。

「小坂鉱山事務所」が今に伝える小坂町の栄華

写真:泉 よしか

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中央の螺旋階段も見所の一つ。太い欅の柱に踏み板を差し込んで作り上げた技術は当時の最先端。とても高度な技術が要求されるので、建物を現在の場所に移築する際も再現するのが非常に難しかったと言われています。

なお、先ほどご紹介した小坂七滝ワイナリーのワインはこの鉱山事務所の地下で熟成されます。あのワインは実は国重要文化財内で熟成する珍しいワインだったりするのです。

<小坂鉱山事務所の基本情報>
住所:秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山古館48-2
電話番号:0186-29-5522
アクセス:大館能代空港から車約45分

「小坂鉄道レールパーク」で動くブルートレインあけぼのに泊まる

「小坂鉄道レールパーク」で動くブルートレインあけぼのに泊まる

写真:泉 よしか

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最後は小坂鉄道レールパークに行ってみましょう。ここは廃線になった小坂鉄道の線路と設備を利用して作られたパーク。入場はキップを買って改札でパチリと入鋏してもらいます。

大人には何もかもが懐かしく、子供には珍しい乗り物がいろいろ展示してある楽しいところ。

「小坂鉄道レールパーク」で動くブルートレインあけぼのに泊まる

写真:泉 よしか

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おもちゃのように可愛らしい機関車は11号蒸気機関車。秩父宮、高松宮両殿下がご乗車になった貴賓車が連結されています。

展示を見るだけでなく、家族連れなら観光トロッコや線路を運転できるレールバイクの体験を。大人には全国でも珍しいディーゼル機関車の運転体験も。

※ディーゼル機関車の運転体験は事前予約制。

「小坂鉄道レールパーク」で動くブルートレインあけぼのに泊まる

写真:泉 よしか

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そして構内に停車する「ブルートレインあけぼの」にはなんと泊まれます!一部の豪華寝台車を除き、国内の寝台車が激減してしまった現在、ここは寝台車の旅気分を味わえる数少ないスポットです。

しかもこの寝台車、今でも本当の寝台車なのです。つまり線路を動く!

宿泊当日16時半と翌朝9時に構内の線路をゆっくり走ります。乗車できるのは宿泊者だけの特典ですよ。

<小坂鉄道レールパークの基本情報>
住所:秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山古川20-9
電話番号:0186-25-8890
アクセス:大館能代空港から車約45分

明治浪漫の残る小坂町の観光には大館能代空港が便利

小坂町には今回ご紹介したほかにも十和田湖という大きな見所があります。小坂鉄道レールパークのブルートレインあけぼのに泊まったら、翌日は十和田湖観光に出かけてはいかがでしょうか。遊覧船や奥入瀬渓谷の散策も組み合わせれば、バリエーション豊かな旅になるでしょう。

小坂町へのアクセスは大館能代空港からレンタカー利用が便利です。宜しければ文末の関連メモにリンクした大館能代空港に関するモデルコース記事もご覧ください。

2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

取材協力:大館能代空港利用促進協議会

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/10/02 訪問

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