鳥取の国宝・三徳山投入堂は断崖絶壁の神窟に建つパワースポット!

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鳥取の国宝・三徳山投入堂は断崖絶壁の神窟に建つパワースポット!

鳥取の国宝・三徳山投入堂は断崖絶壁の神窟に建つパワースポット!

更新日:2014/05/15 11:59

Chiharuのプロフィール写真 Chiharu ライター、熊野リトリート主宰

鳥取県に、役行者が開いた修験道の行場があります。開山1300年以上も経つ、三徳山三佛寺(みとくさんさんぶつじ)は一般の方でも入山できる聖地となっていますが、奥院・投入堂までは険しい登山道を行く簡単には辿り着けないパワースポットです。

三徳山は世界遺産を目指しているので、登録後はさらなる混雑が必須。今のうちに足を延ばしてあなたも参拝登山してみませんか?

修行の道を行きついた者だけが出会える国宝・投入堂!

修行の道を行きついた者だけが出会える国宝・投入堂!

写真:Chiharu

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目指すは、三徳山三佛寺の奥院・投入堂。投入堂の由来は、開祖の役行者が法力で岩窟に投入れたお堂といわれ、物理的にどうやって建てたのか今もって謎とされている建築物です。神社建築では日本最古の部類に入る、国宝でもあります。

投入堂は標高899.6メートルの三徳山にあり、車で簡単に行ける場所ではありません。ですので、険しい修行の道を乗り越えて、自分自身の目で見ると言葉にできないほどの存在感に圧倒されます。普段、お堂の中に入ることはできないのですが、外観を眺めるだけでも充分に行った価値はあることでしょう。さらに、お堂のある岩窟では、耳を澄ますとかすかに水が滴る自然の音色がしています。意識していないと聴かずに写真だけ撮って帰ってしまわれる方が多いので、ぜひチェックしてください。

三佛寺の本堂参拝で帰ってしまわれる方もいますが、せっかくなら見所の奥院の投入堂まで行ってみましょう!

登山にふさわしい服装と足元は事前に準備

登山にふさわしい服装と足元は事前に準備

写真:Chiharu

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投入堂へ参拝登山する場合、必ずチェックされるのが服装と靴です。特に靴底の凹凸は重要です。毎年、滑落事故等も多いそうで、滑らないようしっかりとした滑り止めがある運動靴や登山靴でないと入山の許可が下りません。崖をよじ登ったり、岩の上をたどるようなルートなので、安全対策が課せられています。

サンダルやパンプス、ヒール、街歩きの靴、普通のスニーカー等、山登りに適さない靴の場合、わらぞうり(700円)への履き替えを勧められるので、事前にしっかりとした凹凸のある靴を用意していきましょう。わらぞうりを履く場合、正しい履き方をしないと足が痛くなったり、脱げて逆に危ないのでくれぐれもご注意ください。

また、靴底に金具があるもの、杖やストックの使用は木の根や植物を痛めるので禁止です。
他に知っておきたいことは・・・

・受付は8時から15時迄で終了。遅く着いても入れません。
・雨や雪、荒天候は入山禁止となる。
・二人以上でないと登山できない。誰かと一緒に出掛けましょう。
・カバンは両手が自由になるリュックを用意。軍手やタオルも持参のこと。
・登山しやすい服装のこと。
・お店はないので飲料水を持参。ゴミは持ち帰りましょう。
・食べ物は持ち込みは禁止です。
・トイレがないので入山前に済ませておくこと。

その他の事項は、三徳山三佛寺のホームページをご覧の上、お出掛けください。

単なる観光旅行ではない、修行の巡礼旅

単なる観光旅行ではない、修行の巡礼旅

写真:Chiharu

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投入堂までの登山は往復2〜3時間はみておきましょう。連休などの行楽日には混雑することもあり、山は暗くなるのが早いので、早めの時間に向かった方が良いでしょう。

受付で「六根清浄(ろっこんせいじょう)」と書かれた輪袈裟(わげさ)を身に着けます。六根清浄とは、人間の眼根(視覚)、耳根(聴覚)、鼻根(嗅覚)、舌根(味覚)、身根(触覚)、意根(意識)からくる欲や煩悩を清浄にすることを意味します。三徳山で不必要な物を手放し、新たな自分へと生まれ変わります。

小学生の子供たちも頑張って登っていきます。一人がやっと通れる道ばかり。這うような斜面のかずら坂、鎖を握って登るくさり坂、足元に注意しながら進む馬の背といったポイントで、全神経を集中させて修行の山を進んでいきます。

観光のようにのんびりと楽しむというより、全身全霊を使って行場に分け入り、奥の院の聖地であるパワースポットを目指すといった貴重な体験ができる巡礼旅です。

役行者が選んだパワースポット・三徳山の絶景を堪能!

役行者が選んだパワースポット・三徳山の絶景を堪能!

写真:Chiharu

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この眺望をご覧ください!お堂の周りの淵を歩いていますが、囲いはなく滑らないよう注意が必要です。まだ中腹でこれだけの眺めをスリリングに楽しめます。

ただ、懸命に登山をするばかりでなく、投入堂までの途中、このように眺めのいい文殊堂や、自由に鐘をつくことができる鐘楼堂、貴重な国重文の地蔵堂や納経堂等が要所要所にありますので、休憩がてら見学をしながら三徳山の景色を楽しみましょう。

体を動かして汗をかき、自然の中で澄んだ空気を吸い込むことで、日頃から溜まっていたストレスが発散されるデトックスとなります。気持ちも清々しくなれるパワースポットですのでおススメです。

厄除祈願のお札は、大切に持ち帰り

厄除祈願のお札は、大切に持ち帰り

写真:Chiharu

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入場の際、受付で三徳山三佛寺のパンフレットと一緒に、厄除祈願のお札がいただけます。図柄は、2本の角の鬼を描いた角大師(つのだいし)が描かれています。いい伝えによると、平安時代の比叡山延暦寺の中興の祖・慈恵大師良源が、骨と皮ばかりの鬼の姿に化けて疫病神を退散させた話から、魔を追い払う意味が込められています。

このお札は境内で500円で販売されていましたので、いただけるとはかなりお得です。大切に家の玄関の外側に貼りましょう。

おわりに

三徳山は生まれ変わりの聖山ともいわれ、六根清浄の精神で心身共に清め、新しい自分へとリセットができるパワースポットです。修験道の歴史ある聖地を心身で体感してみてはいかがでしょうか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/05/04 訪問

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