チェンマイ観光の一つ「ナイトバザール」。毎晩開催されるマーケットのため世界中の観光客が買い物に訪れ、喧噪に溢れかえります。そんな熱気あふれる通りに凛と佇んでいる高級ホテルが「ルメリディアンチェンマイ」。ロビーに一歩足を踏み入れれば、そこだけ別世界のような雰囲気です。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るこのホテルの20階から22階という最上階に位置するのがクラブフロア。ルメリディアンチェンマイに宿泊するなら、断然このクラブフロアがお薦めです。なぜって?まずは高層階ならではの素晴らしい景色!特にドイステープ方面の景色は、旧市街を上から望む事になり、ワットチェディルアン、ワットプラシンなど名だたる寺院が望めます。
タイ屈指のパワースポットであるチェンマイ。晴れた日にはアジア屈指の名寺「ワットドイステープ」が、山頂から輝く姿が・・・。それだけで運気が上がった気がしてきます。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るそして最もクラブフロアをお薦めする理由は、クラブラウンジが利用できること。クラブフロアから直接行けるよう、21階、22階の2フロアを吹き抜けにした、広々とした空間はドイステープ側。客室同様、素晴らしい景色に圧倒されます。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るラウンジのオープン時間は6時から22時。朝食・アフタヌーンティー・カクテルタイムがあり、ほかの時間はいつでもカフェ代わりにソフトドリンクやスナックがいただけます。お酒のフリーフローが楽しめるカクテルタイムは3時間。通常は2時間ということが多い他のホテルと比較すると長めという点も、うれしいですね。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るルメリディアンチェンマイのカクテルタイムには、お酒の時間が比較的長め、というポイントより、タイ屈指では?と思われる凄いレベルのものがあります。それはカクテルタイムの料理が豊富なこと。しかも味については、料理長がかなり力を入れているだけあって、抜群の美味しさです。
まずは前菜。チーズはスタンダードなものからヤギのチーズといった変わりどころまで揃え、チェンマイでどうやって手に入れているのか気になるほど。仕入れに対する企業努力も感じます。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る他にも小皿にかわいく盛られた鴨など、贅沢な食材がふんだんに並びます。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るルメリディアンチェンマイのクラブラウンジのカクテルタイムの料理の豪華さは、前菜だけにとどまりません。よく「カナッペ」「軽食」なんて言葉で称されるカクテルタイムの料理ですが、完全にその域を超えています。
まずは日替わりで登場するキッシュ。チェンマイはタイ全土の中でも野菜料理が多い土地。ここでもそれをうまく取り入れアレンジしています。写真のキッシュはチェンマイ産の「しいたけ」。鼻を抜けるしいたけの香りと、チーズの香ばしさ、サクサクの生地が相まって、たまらない美味しいさ!
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る完全に夕食でしょう?と思わずツッコミを入れてしまいたくなるメインの料理はペンネのクリームパスタと、鴨肉たっぷりのレッドカレー。これだけでお腹いっぱいです。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る柔らかく煮込んだ牛肉がゴロゴロと入ったビーフシチューが出る日も。タイでは牛肉は少々お高め。それを考えると大盤振る舞いかと。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るチェンマイには高層ビルが少なく、ルメリディアンチェンマイのは数少ない高層ビルの一つ。せっかくの高層にあるクラブラウンジなので、窓際を確保して景色を楽しみたいもの。カクテルタイムの軽食は20時から18時、お酒のフリーフローは17時から20時まで。軽食の時間が一番混むので、少し早めにラウンジに行き、席を確保。軽食までの間、食前酒を楽しみながら過ごすのが正解。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るその間にワットドイステープがあることで、人々から崇められる名山・ドイステープの向こうに太陽が沈んでいきます。茜色に泊まる古都・チェンマイの旧市街、そして寺院の美しさと言ったら・・・。それだけでもこのラウンジにいる価値があります。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る最高の料理と最高の景色・・・そしてフリーフローのお酒。あなたがお酒好きなら絶対に感動するシチュエーションです。もちろん、お酒好きでなくともモクテル(アルコールの入っていないカクテル)や、ソフトドリンク、デザートも豊富にあるので、十分楽しめます。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るクラブフロアに宿泊すると、ラウンジと、クラブフロア宿泊以外のゲストの朝食レストランを選べるホテルが多いですよね?ルメリディアンチェンマイもその一つ。「通常のレストランの料理の方が豊富だった」という意見をよく聞きますが、ルメリディアンチェンマイの場合、クラブフロアの朝食の方が食材が良く、種類も数種類減るくらいの印象しかありません。静けさや景色を考えると、クラブフロアで朝食がいただける幸せ噛み締めていただきたい!
クラブフロアでもコムハニーを置いてくれる心意気。そしてスモークサーモンも生ハムも上質で、ジューシー。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る暖かいタイ料理もあります。「朝に辛いタイ料理はちょっと・・・」という人もご安心を!タイ料理にも優しい味のものがあります。とろとろのお粥「ジョーク」や、クリアスープの鶏肉と冬瓜のスープなど、思わず「ほっとする」味に癒されてください。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るクラブラウンジの朝食のお楽しみはオーダー制のアラカルト料理。ビュッフェが充実しているにもかかわらず、豊富なアラカルトの中から好きな料理を作っていただけるのは何とも贅沢。オランデーズソースがまだまだ・・・と言われているタイのエッグベネディクトも、ルメリディアンチェンマイは完璧!濃厚なソースに感動し、タイの料理人の技術も日々上がっているんだなあ、とまで思わせてくれる一品です。
クラブラウンジのフードプレゼンテーションは各ホテルによってレベルがかなり異なります。あくまで夕食や食後の語らいの場という設定で、オードブルだけ数品出てくるホテルもあれば、「夕食代わりにどうぞ」という太っ腹なスタンスのホテルのあります。
ルメリディアンチェンマイのように「料理長が一からクラブラウンジの特別なゲストのために心を込めて、毎日異なる料理を出す」というホテルはタイではとても稀少。
もしチェンマイで、観光だけではなくホテルライフを楽しみたいという人は、クラブラウンジの料理レベルが突出して良い、ルメリディアンチェンマイで決まりです!
チェンマイにはタイの中でもレベルの高い素晴らしいホテルがたくさんあります。他の記事に書かせていただいているので、関連MEMOからお読みください。
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