深まる秋に新宿御苑で皇室ゆかりの「菊花壇展」を楽しむ!

深まる秋に新宿御苑で皇室ゆかりの「菊花壇展」を楽しむ!

更新日:2019/10/28 15:17

M Maririnのプロフィール写真 M Maririn 神社仏閣巡り人、50代からの女子旅愛好家
大都会の中にあって多くの人の憩いの場所として愛されている新宿御苑。春夏秋冬にわたり様々な姿をもち、海外の人も数多く訪れる都会のオアシスです。
毎年秋の深まる11月1日から15日にわたって開催されるのが皇室ゆかりの「菊花壇展」です。回遊式の日本庭園で披露される気品あふれる見事な菊の花を愛でながら歴史ある庭園を散歩してみませんか。
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徳川家家臣の屋敷から皇室の庭園の歴史を持つ庭園

徳川家家臣の屋敷から皇室の庭園の歴史を持つ庭園

写真:M Maririn

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近くに日本有数の歓楽街歌舞伎町や高層ビル群があり、多くの人々が行きかう新宿駅から歩いて10分ほどのところにある新宿御苑。園内に一歩入ると多くの木々が茂り、しばし喧騒を忘れさせてくれる都会のオアシスです。

江戸時代信州高遠藩主の内藤氏の江戸屋敷の一部が始まりと言われている新宿御苑。明治39(1906)年に皇室庭園となり昭和24(1949)年に国民公園として一般に公開されました。

徳川家家臣の屋敷から皇室の庭園の歴史を持つ庭園

写真:M Maririn

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広さ58.3ha、周囲3.5kmの広い園内には広々とした芝生と大きな木がある風景式庭園、左右対称に美しく成形された整形式庭園、池と水の流れに沿った回遊式の日本庭園と趣の異なる庭園が配されています。

皇室ゆかりの伝統ある菊花壇を愛でる

皇室ゆかりの伝統ある菊花壇を愛でる

写真:M Maririn

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秋になると各地で菊祭りが行われますが、秋の新宿御苑を彩る「菊花壇展」は皇室ゆかりの由緒あるものです。その歴史は明治11(1878)年に赤坂の仮皇居で当時の宮内省が皇室を中心として菊を鑑賞するために開催された「菊花拝観」が始まりです。

昭和24(1949)年に新宿御苑が一般に公開されたことから、宮内省時代から受け継いだ伝統ある新宿御苑菊花も一般に公開されました。以来毎年新宿御苑の秋を飾るようになったのです。

新宿御苑の菊花壇は回遊式の日本庭園内に展示されます。上家(うわや)といわれる建物を設け独自の様式を基調に飾られた気品ある菊の花々を楽しめます。写真は「懸崖作り花壇」。野菊が岩の間に垂れ下がって咲いている姿を現したものです。

皇室ゆかりの伝統ある菊花壇を愛でる

写真:M Maririn

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菊花壇展会場は日本庭園の中央入口から入りましょう。自由に見るのもよいですが、サービスセンターなどでもらえるパンフレットの案内図の順路に沿ってみると、一層美しく鑑賞できるようにデザインされています。「懸崖作り花壇」に続いて飾られているのは「伊勢菊・丁子菊・嵯峨菊花壇」です。独特な花の姿を楽しめます。

皇室ゆかりの伝統ある菊花壇を愛でる

写真:M Maririn

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日本庭園の一番奥に展示されているのは「大作り花壇」です。こんもりとした形に仕立てられ何百もの花が整然と咲く姿は見事の一言!しかも驚くことにこの花々は一本の株から咲いているもので、高度な栽培・仕立ての技術を必要とされるものです。

この様式は新宿御苑独自の技術で、後の全国の菊花壇展で見られる千輪作りの先駆けとなったものです。

様々な美しさの菊花の競演

様々な美しさの菊花の競演

写真:M Maririn

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日本人にとってなじみの深い菊の花。その姿は多岐にわたります。「江戸菊」と呼ばれる菊はその名の通り江戸で流行った花。花びらが様々に変化することから狂菊とも呼ばれ、色彩に富んでいるのが特徴。それぞれの花の変化を鑑賞する菊です。新宿御苑の菊花壇の中では最も古い歴史があります。

様々な美しさの菊花の競演

写真:M Maririn

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花びらの数が16枚前後の一重咲きの大輪の「一文字菊」はその姿から御紋章菊とも呼ばれています。「管物菊」は細い管のような花びらが広がります。

菊花壇に展示されている菊は御苑内の菊栽培所で丹精込めて育てられたものです。

様々な美しさの菊花の競演

写真:M Maririn

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凛とした立ち姿の「肥後菊花壇」。肥後(熊本)地方で古くから作られた一重咲きの古典菊です。意外なことにこの花は武士の精神修養として発達してきたもの。どこかりりしく清々しさを感じられます。

このほか菊の代表的な品種の大菊を「手綱植え」と呼ばれる新宿御苑独特の様式で植え付けた「大菊花壇」も見逃せません。日本庭園の茶室「楽羽亭」では抹茶と季節の和菓子を楽しめますよ。

インフォメーションセンター1階のギャラリーでは新宿御苑の菊花壇の歴史や魅力を菊の生花やパネルを使って紹介していますので、より深く菊の世界を知ることができます。

<新宿御苑菊花壇展の基本情報>
開催日時:11月1日〜15日 9:00〜16:00(閉園16:30)
※期間中は休まず開園
会場:日本庭園

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歴史的建造物や秋バラの咲く花壇も楽しめる

歴史的建造物や秋バラの咲く花壇も楽しめる

写真:M Maririn

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新宿御苑には皇室ゆかりの建造物があります。菊花壇展が行われる日本庭園の池のほとりにたたずむ中国風建築の旧御凉亭(きゅうごりょうてい)は昭和2(1927)年に、昭和天皇のご成婚記念として建てられたものです。

歴史的建造物や秋バラの咲く花壇も楽しめる

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新宿門から大木戸門への道の中ほど、サービスセンターのそばにあるのが旧洋館御休所(きゅうようかんごきゅうしょ)です。天皇や皇族の休憩所として明治29(1896)年に建てられました。

歴史的建造物や秋バラの咲く花壇も楽しめる

提供元:新宿御苑

http://fng.or.jp/shinjuku/地図を見る

左右対称にデザインされた整形式庭園では菊花壇展と前後して秋バラも見頃を迎えます。バラの咲く花壇の横には左右に約200メートル約160本のプラタナス並木が続いています。プラタナスの葉が舞う季節はなんともロマンチックな雰囲気ですよ。

園内のレストランで新宿御苑ゆかりのメニューを楽しむ

園内のレストランで新宿御苑ゆかりのメニューを楽しむ

写真:M Maririn

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皇室庭園となる以前、新宿御苑は明治5年に開設された「内藤新宿試験場」として近代農園芸の研究栽培を行っていたことをご存知ですか。ここで研究された農園芸品は全国に広がり今の私たちの食に繋がっているのです。

園内のレストランでは新宿御苑ゆかりの食材にちなんだメニューを楽しめます。「レストランゆりのき」で一番人気は「エゾシカ肉のカレーライス(内藤とうがらし入り)」。北海道のジビエのエゾシカのカレーに野菜の添えられたセットです。

園内のレストランで新宿御苑ゆかりのメニューを楽しむ

写真:M Maririn

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写真はゆかりのある食材を使用した「里帰り御前」。大正時代のメニューや江戸東京野菜のお味噌汁が添えられています。

新宿御苑の基本情報

住所:東京都新宿区内藤町11 
電話番号:03-3350-0151 
アクセス:
新宿門へ
・JR・京王・小田急線 新宿駅南口より 徒歩10分
・西武新宿線 西武新宿駅より 徒歩15分
・東京メトロ丸ノ内線 新宿御苑前駅出口1より 徒歩5分
・東京メトロ副都心線 新宿三丁目駅E5出口より 徒歩5分
・都営新宿線 新宿三丁目駅C1・C5出口より 徒歩5分
開園時間:
10月1日〜3月14日 9:00〜16:00(閉園16:30)
3月15日〜9月30日 9:00〜17:30(閉園18:00)
(下記期間を除く)
7月1日〜8月20日 9:00〜18:30(閉園19:00)
休園日:
毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日〜1月3日)
※新宿御苑の開園日や主な行事につきましては環境省 新宿御苑管理事務所の行事カレンダーをご確認ください。
特別開園期間:(期間中は休みを設けず毎日開園します)
3月25日〜4月24日、11月1日〜11月15日
入園料:
一般500円
65歳以上250円 ※窓口で年齢の確認できる証明書の提示が必要です
学生(高校生以上)250円 ※窓口で学生証の提示が必要です
小人(中学生以下) 無料
禁止事項:酒類持込禁止、遊具類使用禁止(こども広場除く)

2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/11/14−2019/09/22 訪問

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