巨人の道?北アイルランドの世界遺産「ジャイアンツ・コーズウェイ」

巨人の道?北アイルランドの世界遺産「ジャイアンツ・コーズウェイ」

更新日:2019/11/20 12:49

スズキ ミズエのプロフィール写真 スズキ ミズエ グラフィックデザイナー、世界の民族&お祭り愛好家、氷河と火山と洞窟の愛好家
アイルランド島北部にある奇岩でできた海岸「ジャイアンツ・コーズウェイ」。マグマの冷却でできた約50センチ四方の六角形の岩で敷き詰められたその海岸は、まさに“巨人の街道(ジャイアンツ・コーズウェイ)”!

緑豊かな景色にこの奇岩、そして妖精伝説が残るこの場所にいると、本当に巨人が作ったのかも?と思えてしまうそんな場所です。

巨人を想像しながら、実際にその上を歩いてみてください!
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奇岩の海岸

奇岩の海岸

写真:スズキ ミズエ

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今回ご紹介する「ジャイアンツ・コーズウェイ」はアイルランド島北部、イギリス領北アイルランドに位置する、ちょっと珍しい景観を持つ海岸一帯です。

大西洋に面したこの海岸は、柱状節理と呼ばれる岩の柱が並ぶ海岸。そしてまたその柱の上を歩くこともできる珍しい地形から、1986年に世界自然遺産として登録されました。

その歴史は約6千万年以上前に起こった火山活動から始まります。地下に溜まったマグマが急激に冷えて固まり、その際に中心部へと収縮したため、六角形などの多角形の柱となって固まりました。柱状節理は世界中でも見ることができますが、このように柱の上を直接歩ける場所はとても珍しいのです。

奇岩の海岸

写真:スズキ ミズエ

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この「ジャイアンツ・コーズウェイ(巨人の道)」という名前の由来は、とてもアイルランドらしい妖精伝説からきています。アイルランドには今でもたくさんの妖精がいると信じられていて、それは決して小さいものだけではないのです。この場所には巨人のフィン・マックールという妖精が住んでいて、彼がスコットランドの巨人ベナン・ドナーと戦うために、この道を作ったという伝説が今でも信じられているほど。

奇岩の海岸

写真:スズキ ミズエ

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ここでの歩き方はトレッキングルートが3つあるので、自分の体力に合ったルートを選択して歩くことができます。メインの珍しい岩の海岸を押さえたブルートレイルは道も舗装され、有料のシャトルバスもあるので、時間のない人や体力に自信がない人でも楽に行くことができます。もう少し足を延ばしたレッドトレイルでは、もっとスケールの大きな景色を見ることができます。

この場所は歴史や自然保護を目的としたイギリスのボランティア団体ナショナル・トラストによって保護されています。入場料は基本無料ですが、ビジターセンターを利用する際には、寄付という形で大人12.50ポンドを受付で支払います。寄付の中にはオーディオガイドとシャトルバスの一回無料が付いてきます。

ビジターセンター内はジャイアンツ・コーズウェイの歴史博物館やお土産スペース、カフェなどが併設されています。ここで少し勉強していくと、よりその魅力が倍増するかもしれません。

小人になった気分

小人になった気分

写真:スズキ ミズエ

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ビジターセンターの脇を登っていくとそこから、遥か遠くにジャイアンツ・コーズウェイの海岸が見渡せます。そこから下に降りていき、海岸に続く道がスタートです。

小人になった気分

写真:スズキ ミズエ

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道なりに歩くこと約1.2キロ。石灰を多く含むこの崖には木が一本生えずに、そんな中に六角形の海岸が突如現れます。ちょっと不思議な光景ですね。長短様々ですが一つ一つの大きさは、どれもほぼ同じ大きさです。

小人になった気分

写真:スズキ ミズエ

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実際にこの六角形の岩で敷き詰められた場所を歩くと、その大きさがわかります。

六角形だけが奇岩ではない!

六角形だけが奇岩ではない!

写真:スズキ ミズエ

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海岸に行く途中に、「ラクダの岩」と呼ばれる奇岩があります。確かに右に向かってラクダが地面に座っている姿に見えなくも…

六角形だけが奇岩ではない!

写真:スズキ ミズエ

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海岸の角柱は波などで既に短くなったものですが、山側には長いままの角柱が柱の壁を作っている場所があります。下から見上げると、その岩の形がまるで巨大なカーテンのよう!逆に上から見ると柱が地面に突き刺さっている感じです。

六角形だけが奇岩ではない!

写真:スズキ ミズエ

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岩の壁を越えて、さらに進むともう角柱の海岸はなくなり、岩はだいぶ丸みを帯びてきます。その中の一つが“巨人の靴”!

ブーツ型のこの“巨人の靴”は、ちょうど寝転んで写真を撮る観光ポイントの一つ。その他にも様々な形の岩があるので、想像しながら歩くのも楽しいかもしれませんね。

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奥にある自然の芸術

奥にある自然の芸術

写真:スズキ ミズエ

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ブルートレイルは“巨人の靴”までで、そこから先はレッドトレイルのトレッキングコース。崖の中腹を細い道で登っていくコースになっています。遠くにはジャイアンツ・コーズウェイが見渡せて、とても眺望が良いのでオススメです。

途中には“巨人のオルガン”と呼ばれる緑の中から角柱が現れた場所もあります。遠くから見ると、確かにパイプオルガンのパイプのようにも?

奥にある自然の芸術

写真:スズキ ミズエ

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さらに奥に行くと、土も変わり赤と緑の世界に!

奥にある自然の芸術

写真:スズキ ミズエ

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そのまま歩き続けて、崖の裏に来ると、崖全体が角柱でできたとても不思議な光景が目に飛び込んできます!縦だけでなく、横にも広がった角柱の景色は圧巻です。奥まった場所にあるので、訪れる観光客も少なく、絶好の穴場です。そこからの海と崖が織りなす景色も絶景です。

上からの景色も!

上からの景色も!

写真:スズキ ミズエ

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レッドトレイルはこの後、途中まで戻り、上に続く道で崖の上へと登ります。崖上からの景色も下からの景色とは違う景色が楽しめます。

上からの景色も!

写真:スズキ ミズエ

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ジャイアンツ・コーズウェイの海岸!上から見るとあんなに大きかった石柱が、そこだけ街中にある石畳みのようです。本当に巨人のための街道のよう!

上からの景色も!

写真:スズキ ミズエ

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レッドトレイルはこのまま崖の淵を歩いて戻るコースになってます。右手には海を、左手には放牧された羊を見ながら歩くのも、なんともアイルランド島らしい光景です。

もう一つのグリーントレイルはジャイアンツ・コーズウェイをレッドトレイルとは逆方向の崖から見るコースですが、少し離れていてあまりオススメではありません。

いかがでしたか?1日のんびり、自然が織りなす景色を堪能してみてはいかがでしょうか?

ジャイアンツ・コーズウェイの基本情報

アクセス:市街地のボタニック駅、若しくはレニヨン・プレス駅から電車でコールレイン駅まで約1時間20分。コールレイン駅からジャイアンツ・コーズウェイを通るバスが1時間おきに、38分です。

2019年11月現在の情報です。最新の情報などは公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。

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