ベルギーのブリュッセル観光のマストスポットである「グランプラス」。広場自体がユネスコ世界文化遺産に登録されており、世界で最も美しい広場の一つと言われる場所です。
昼はもちろんのこと、夜にもライトアップされた広場を見に大勢の観光客がここを訪れます。そんな世界的にも美しい場所でベルギーの伝統料理を食べるディナーはいかがでしょうか。
写真:岡本 大樹
地図を見る今回ご紹介するのは、そのグランプラスにある「La Rose Blanche」です。お店の名前は日本語で「白いバラ」を意味しており、入り口の上や店内にはバラのモニュメントが配置されています。
なお、グランプラスを取り囲む建物はシンボル的存在である市庁舎をはじめ全て歴史的なものばかり。こちらはかつてはギルドハウス(中世ヨーロッパの同業者組合の建物)だった場所で、かなり重厚な造りの建築物なので、入る前には外観もぜひチェックしてみてくださいね。
写真:岡本 大樹
地図を見るレストランの客席は1階と2階にあるのですが、その中央部分はドンと吹き抜けでつながっているという内装になっています。
この写真はお店の入り口付近からのものですが、暖炉であったりタペストリーであったりと、外観に負けず劣らず内装も歴史を感じる佇まいになっていることがすぐにわかると思います。
写真:岡本 大樹
地図を見る店先にはテラス席も用意されているので、グランプラスを楽しみながらの食事となるとやっぱり外かな、と思われるかもしれません。しかしながら、窓外にはしっかりと広場が見えているので、店内からでも世界遺産の広場を堪能することは可能となっています。
そのため、最もオススメしたい席は2階の窓際。ベルギーの料理をベルギー随一の観光スポットを眺めながらいただきましょう。
提供元:La Rose Blanche
http://www.restaurant-rose-blanche.be/?lang=enでは、ここからは肝心な料理のご紹介を。チョコレートなどのスイーツは有名ながら、ベルギー料理と聞いてもピンとくるものはあまりないかもしれませんね。しかしながら、ベルギー料理はフランス料理と基礎的な部分は近く、日本人の舌に合うメニューも多くありますよ。
そんな中、このお店でまずオススメしたいのは、ムール貝とフライドポテト。フライドポテトの発祥は実はベルギー。フレンチフライなどと呼ばれることから誤解されがちですが、実はベルギーの伝統的なメニューなのです。
提供元:La Rose Blanche
http://www.restaurant-rose-blanche.be/?lang=enムール貝もぜひ試してほしい一品。日本ではあまり食べる機会がない貝ですが、鍋いっぱいに盛られたムール貝をフライドポテトと一緒に食べるのがベルギー流!
ムール貝は煮込む食材を3種類から選ぶことができます。ワイン・ニンニク・ビールとあるので、好みのものをチョイスしましょう。
写真:岡本 大樹
地図を見るベルギーの伝統的な郷土料理としては、クリームシチューのような「ワーテルゾーイ」であったり、ビーフシチューなどがメインメニューに並んでいます。
そのほか、パスタなどのヨーロッパの定番料理も種類豊富に用意されていますよ。
写真:岡本 大樹
地図を見るワッフルやチョコレートなどの甘いものが好みではない場合、「ベルギーといえばビール!」という方もいるでしょう。こちらのお店でももちろんベルギーのビールを味わうことができるので、ご心配なく。
ビールのタップは6つあり、ベルギーで最も多く飲まれているビアスタイル(タイプ)であるブロンドエールであったり、チェリーが入ったフルーティなものまで揃っています。
ブロンドエールというのは、一般的に日本ではゴールデンエールと呼ばれ、様々なクラフトビール会社が作っているビールでもあります。苦味は少なく、エールビールならではの飲みやすさが特徴です。
写真:岡本 大樹
地図を見るどのビールを頼めばいいかわからないという場合には、まずビールの飲み比べセットを注文することをオススメします。数種類のビールを飲み比べして味を試すことができるので、好みの一杯を探してみてはいかがでしょう。
写真:岡本 大樹
地図を見る最後にご紹介するのはデザートです。やはりベルギーワッフルは外せませんよね。ベルギーのワッフルにはリエージュ風とブリュッセル風の2種類があり、このお店ではブリュッセル風のものが用意されています。
ブリュッセル風のワッフルはサクサクしていて、ワッフル自体の甘さは控えめ。ぜひ本場のワッフルを締めのデザートに食べてみてくださいね。
また他にも、チョコレートが有名なベルギーだけあり、チョコレートムースは濃厚でチョコ好きには堪らない一品となっていますよ。ぜひこちらもお見逃しなく。
住所:Grand Place 11, 1000 Bruxelles
電話番号:+32-2-513-64-79
取材協力:FPS Chancellery of the Prime Minister / Belgium. Uniquely Phenomenal
2019年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/12更新)
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