写真:Etsuko Ciao
地図を見る「アグリツーリズモ・プリスコ」は、元々は現オーナーのマウロさんのお父様が2004年にアグリツーリズモを家族で始めました。石造りで3階建ての大きな一軒家で、2階の客室テラスからの眺めはとても良いです。リピーターも多く、15年以上毎年訪れるご家族もいるほど。
写真:Etsuko Ciao
地図を見るプリスコは、チレントの雄々しくうっそうとした山々に囲まれています。敷地内にはオリーブの木々が植えられ、家族で収穫し自家製オリーブオイルを作っています。
人工的なネオンや音響とは全くの無縁。静けさと平穏に包まれ、周囲にはお店もなく完全独立エリア。頭をからっぽにして寛ぎたい方にぴったりです。
写真:Etsuko Ciao
地図を見る客室は全6室、4人用が2部屋と2人用が4部屋あります。バカンス利用だけでなく、ビジネス出張の宿として利用されている方もいます。Wi-Fiが繋がりやすいので、SNS等のデータ通信もストレスなくできます。部屋にはシャンプー、石鹸、タオル類とドライヤーが用意されています。
写真:Etsuko Ciao
地図を見る食事は朝食と夕食の2食付。朝食はコーヒー、カプチーノ、パンとスタンダードなイタリアンスタイル。プリスコ家自家製はちみつをいただけます。ぜひ味わって!
夕食は20時からサラダ、プリモ(一皿目)、セコンド(二皿目)、ワイン、デザートが順に提供されます。奥様のエリザベッタさんの手打ちパスタ、その日によりボリュームたっぷりなラザニエやニョッキ、プリモだけでお腹がかなり満たされます!
写真:Etsuko Ciao
地図を見る夕食時は自家製ワインの赤・白も提供してくれます。白ワインのブドウは土着品種のフィアーノ(Fiano)とピショッタータ(Pisciottata)。赤ワインのブドウはネーロダボラ(Nero d’avola)、サンジョベーゼ(Sangiovese)いずれもイタリアの土着品種で作られています。
自家製ワインは保存料が入っていないので日持ちせず、外には販売してません。プリスコ滞在中のお楽しみで飲んでみて下さい。もちろん自家製以外のワイン提供もあります!
写真:Etsuko Ciao
地図を見るオーナーのマウロさんとエリザベッタさんご夫妻。広い建物内はどこも清潔で、エリザベッタさんが「可能な限り清潔でキレイに」をモットーに、レストラン、客室等を掃除されお客様へ心地よさを提供しています。
滞在中のアクティビティとして、リクエストで可能なことは、ピザ作り、パスタレッスン、レモンのお酒「リモンチェッロ」作りも!
穴場なパリヌーロ「青の洞窟」へも案内してくれますので、リクエストされオプション料金ご確認の上お出かけください。関連MEMOから青の洞窟情報をご参考下さい。
写真:Etsuko Ciao
地図を見るプリスコのアクティビティで、1998年に世界遺産登録されギリシャ神殿遺跡「パエストゥム(Paestum)」へ。チケットは考古学博物館で購入してから遺跡群へ。大人一人12ユーロです。
見どころは何といっても、紀元前6世紀頃に建設されたアテネ神殿、最古の神殿バジリカとネプチューン神殿の3つの巨大神殿です。アテネ神殿以外は中に入ることができ、観光客が絶えません。
写真:Etsuko Ciao
地図を見る敷地は南北に6q、東西に1.5qの広さで、神殿の他に公共プール跡地、円形闘技場、住宅跡地があります。興味深く写真を撮影しながら見学していると2時間はあっという間です。
余談ですが、日本ではパエストゥムと書かれていますが、現地ではペストゥムと言っています。現地で道案内で聞く時はペストゥムの方が伝わるでしょう。
写真:Etsuko Ciao
地図を見る考古学博物館では多数の皿や瓶、壁画が展示され、ローマ遺跡とは明らかに異なる絵柄で、イタリアにいながらまるでギリシャにいるかのようです。
<Museo Archeologico Nazionale di Paestumの基本情報>
住所:Via Magna Graecia,1,84047 Paestum SA
電話番号:+39-0828-811023
写真:Etsuko Ciao
地図を見るイタリアは世界有数のワイン生産国。20州全土でワイン造りが行われている非常に稀な国です。チレントにあるワイナリー「アルバマリナ」では、古代から栽培されている土着品種のフィアーノとアリアーニコのブドウでワイン造りをしています。
写真のグラスは、滅多に見ることがない熟成前のフィアーノで、採れたての甘いブドウジュース状態。
写真:Etsuko Ciao
地図を見るアルバマリナで、ワイン造りの一切を任されているのは現場のアルフレッドさん。ワインは、アリアーニコIGP(赤)・フィアーノDOP(白)の他、ロゼワイン、リゼルヴァも醸造しています。
写真:Etsuko Ciao
地図を見る<Fattoria Albamarinaの基本情報>
住所:Localita Badia, 84051 Centola SA
電話番号:+39-334-654-3672, +39-349-506-6001
写真:Etsuko Ciao
地図を見るチレントの地で、家族4代続けてチーズ作りをしている「チッコ・ディ・ブオーノ(Cicco di Buono)」へ。モッツアレラ、リコッタ、カチョカバッロチーズを作っている工房です。
カンパーニャ州名産のモッツアレラは水牛ミルクが多いですが、こちらはヤギミルクで作られています。
写真:Etsuko Ciao
地図を見る写真はリコッタチーズ。リ(ri)再び、コッタ(cotta)煮るという意味があり、水溶液ホエーを煮詰めて作っていくフレッシュチーズです。
低脂肪低カロリーでそのまま食べても、オリーブオイルをかけても美味しくいただけます。
写真:Etsuko Ciao
地図を見るモッツアレラチーズの形状はよく知られている丸い形ではなく、細長い棒状。ブルーベリーの葉を添えて仕上げています。水牛の濃厚なミルク感とは異なる、素朴でさりげないミルキーさを感じる味わいです。
<Azienda Agrituristica Cicco di Buonoの基本情報>
住所:via Nazionale-San Nicola,84051
電話番号:+39-329-112-8463
住所:Contrada Valle degli Elci,2,84070 San Mauro La Bruca SA
電話番号:+39-0974-974153
トレニタリア「Pisciotta-Palinuro」が最寄駅となります。送迎、料理レッスン、オプションツアー等を希望の際は、関連MEMOの公式サイトより直接連絡をとって下さい。(伊語又は英語)
7月、8月はアグリツーリズモが繁忙期のため見学、名所巡り対応ができかねることがあります。それ以外の時期はほぼ対応可能ですが念のためご確認下さい。
2019年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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