富山・世界遺産「相倉合掌造り集落」は五箇山最大の合掌集落

富山・世界遺産「相倉合掌造り集落」は五箇山最大の合掌集落

更新日:2019/10/16 14:19

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
富山県南砺市にある世界文化遺産「相倉合掌造り集落」は、五箇山最大の合掌集落で、合掌造り家屋20棟が現存。昔ながらの生活が息づく山間の集落は、日本の原風景であり“生きた世界遺産”でもあります。相倉合掌造り集落で、日常を忘れ穏やかな時を過ごしてみてはいかがでしょうか?
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最初に訪れたい「相倉集落」全景撮影スポット

最初に訪れたい「相倉集落」全景撮影スポット

写真:モノホシ ダン

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相倉合掌造り集落に着いたら、最初に「相倉集落」全景撮影スポットに行ってみましょう。相倉第1駐車場の合掌造りの事務所の裏の坂道を上って約5分、人形山の展望所があり、そこから集落を一望できます。“ふるさと眺望点”とも呼ばれるここからの相倉集落は、まるで日本昔話の光景のよう。

ちなみに人形山(1726m)には、2人の幼子が吹雪に消えた悲しい伝説があり、春になると、残雪による人形の形をした雪形が現れ、それが山名の由来となっています。

最初に訪れたい「相倉集落」全景撮影スポット

写真:モノホシ ダン

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相倉合掌造り集落の入口には、世界遺産登録記念碑(写真)が建っていて、記念撮影におすすめです。

最初に訪れたい「相倉集落」全景撮影スポット

写真:モノホシ ダン

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さらに集落内には、史跡指定記念碑があり、その真後ろに建っているのが原始合掌造り「三郎」(旧岩本家)です。家屋の特徴は、屋根だけの合掌造りで、合掌造り家屋の原型と言われています。

このような家屋は「ナンマンダブツ建て」と呼ばれ、江戸時代には五箇山農家住居として各所に見られましたが、今では五箇山に残る原始合掌造りはこの「三郎」1棟のみとなっています。

現在は、原始合掌造りの後方に位置する合掌造り民家「三五郎」が所有し、物置として利用されています。

「お休み処 茶店 まつや」で名物“五箇山堅豆腐”をいただく

「お休み処 茶店 まつや」で名物“五箇山堅豆腐”をいただく

写真:モノホシ ダン

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集落内の道は、集落住民の生活空間であり、住民の車も通行します。決められた観光時間(8時30分以後)を守り、また早朝や夕暮れ時等には、大きな発声は自粛するようにしましょう。

「お休み処 茶店 まつや」で名物“五箇山堅豆腐”をいただく

写真:モノホシ ダン

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おすすめの昼食場所では「お休み処 茶店 まつや」が。お土産も販売しているお食事処です。ボリューム満点の“まつや定食”がおすすめ。

「お休み処 茶店 まつや」で名物“五箇山堅豆腐”をいただく

写真:モノホシ ダン

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また、五箇山にやってきたらぜひ食べてみたいのが名物の「五箇山堅豆腐」。五箇山の澄んだ水と、大豆のうまみがぎゅっと詰まった堅い豆腐です。五箇山堅豆腐は、冷奴・湯豆腐・とうふ天の3つから選ぶことができます。

<お休み処 茶店 まつやの基本情報>
住所:富山県南砺市相倉445番地
定休日:年中無休
営業時間:8:30〜17:00
電話番号:0763-66-2631
アクセス:相倉第1駐車場から徒歩約5分

相倉集落に伝わるいろいろな伝説

相倉集落に伝わるいろいろな伝説

写真:モノホシ ダン

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「地主神社」は、相倉集落の守護神として崇敬されてきました。大正年代に本殿造営が行なわれ、その際の木材に「雪持林」が使用されました。雪持林とは、雪崩防止の広葉樹群で、古くから伐採が禁止されてきましたが、当時の相倉の人々はお宮のためにやむなしとの思いで雪持林を伐採したと言われています。

また近年では、皇室の方々が、数多く御参拝され、境内には浩宮徳仁殿下(天皇陛下)の御歌碑があります。

相倉集落に伝わるいろいろな伝説

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相倉民俗館から、徒歩で約10分のところにある「夫婦ケヤキ」は、樹齢300年を超えるとされる大樹。その昔、大きな雪崩が発生した際に夫婦ケヤキで雪崩が止まり、相倉の家々を守ったと言い伝えられています。

相倉集落に伝わるいろいろな伝説

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五箇山和紙紙漉き体験館への途中にある「天狗の足跡」は、天狗がトンガリ岩から飛び立ち、左足で踏み込み向かいの山まで飛んで行った際に付いた足跡だといわれています。

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五箇山の家内産業や民謡を知る「相倉伝統産業館」

五箇山の家内産業や民謡を知る「相倉伝統産業館」

写真:モノホシ ダン

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「相倉伝統産業館」(旧中谷家)は、江戸時代の五箇山の家内産業である塩硝や養蚕、和紙作りなどを紹介。

五箇山の家内産業や民謡を知る「相倉伝統産業館」

写真:モノホシ ダン

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また、五箇山は民謡の宝庫とも呼ばれ、「こきりこ」や「麦屋節」も紹介。館内のビデオで、それぞれの民謡の番組を見ることもできます。

五箇山の家内産業や民謡を知る「相倉伝統産業館」

写真:モノホシ ダン

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また合掌造りに、いろりは必需品です。なぜなら、縄はいろりの煙ですすけて鉄のように堅くなり、また防腐や防虫の役割りも兼ねるため、長い歳月の保存が効くといわれているからです。合掌家屋に見られる漆黒の黒光りは、何百年もの風雪に耐えてきた歴史の艶と言えるでしょう。

<相倉伝統産業館の基本情報>
住所:富山県南砺市相倉204-2
電話番号:0763-66-2732
開館時間:8:30〜17:00
定休日:年中無休
入館料:単館券 大人300円 小人150円
相倉民俗館との2館共通券:大人500円 小人200円
アクセス:相倉第一駐車場から徒歩約10分

合掌造りの建築工法や民具を紹介する「相倉民俗館」

合掌造りの建築工法や民具を紹介する「相倉民俗館」

写真:モノホシ ダン

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「相倉民俗館」(旧尾崎家)は、合掌造りの建築工法や民具などを紹介。合掌造りは、釘や鎹(かすがい)などを一切使わず、丸太を荒縄やネソで結わえた合理的な建築工法であることは良く知られています。

合掌造りの建築工法や民具を紹介する「相倉民俗館」

写真:モノホシ ダン

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民具では、行燈(あんどん)のコレクションが面白い。「行燈」は、なたね油を灯して室内を照らす。「六角行燈」は、ろうそくをつけ、持ち歩いて足元を照らす。「掛行燈」は、柱にかけ、ろうそくをつけて玄関先を照らすものです。

合掌造りの建築工法や民具を紹介する「相倉民俗館」

写真:モノホシ ダン

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歩行用具では、蓑(バンドリ)が。ハトリ (すずめの方言) の転じたもので、蓑を着た農民の姿がすずめを連想させることからきています。深沓(フカグツ)は、底をわらじ同様に編み、木型を用いて形を作る雪中のはきものです。

ほかに馬のわらじもあり、陸の孤島といわれた五箇山の厳しい道路事情が察せられます。五箇山からの産物は、人の背や牛馬を利用して運搬していたのです。

このように相倉合掌造り集落は、五箇山の独自の文化、民俗を知ることのできる世界遺産集落です。相倉を訪れたら、ぜひ時間をかけて、じっくりと非日常空間を満喫してみてください。

<相倉民俗館の基本情報>
住所:富山県南砺市相倉352
電話番号:0763-66-2732
開館時間:8:30〜17:00
定休日:年中無休
入館料:単館券 大人300円 小人150円
相倉伝統産業館との2館共通券:大人500円 小人200円
アクセス:相倉第一駐車場から徒歩約10分

「相倉合掌造り集落」の基本情報

住所:富山県南砺市相倉611
電話番号:0763-66-2123(世界遺産相倉合掌造り集落保存財団)
アクセス:JR城端線「城端駅」から白川郷ゆき「世界遺産バス」で約23分
車利用の場合は、東海北陸自動車道五箇山ICから車で約20分(国道156号線経由)。有料駐車場利用

2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/10/06 訪問

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