写真:Lily T
地図を見る滝尾古道を歩いていると、最初に見えてくるのが「開山堂」です。ここは日光山の開祖、勝道上人(しょうどうしょうにん)が祀られています。日光を語る上で、欠かすことのできない人物ですね!
堂内には、木造の本尊地蔵菩薩と勝道上人の弟子10人の木像が本尊の左右に納められています。毎年4月1日には、開山会法要が堂内で行われます。
写真:Lily T
地図を見る開山堂の隣にある「観音堂」は、安産祈願として有名なお堂です。よく見ると、大小さまざまな沢山の将棋の駒が並んでいます!これほど沢山の将棋の駒を見ることは普段なかなかないので、不思議な光景です。
写真:Lily T
地図を見る「香車」の駒は直進することしかできないことから、妊婦が香車の駒を持ち帰り神棚に祭ると、安産であると昔から伝えられています。
出産後に新しい駒と共に返却することになっていて、駒の裏面に赤ちゃんの出生日とお名前を書くのが礼儀作法です!無事に出産したら、ぜひ観音堂へ報告に行かれてみてはいかがでしょうか?
<基本情報>
住所:栃木県日光市山内
電話番号: 0288-54-0531(日光山輪王寺)
拝観料:無料
営業時間:日の出から日没まで
アクセス:バス停「神橋」下車、徒歩15分
写真:Lily T
地図を見る開山堂と観音堂を後にして石畳を歩いていると、左手に「北野神社」が見えてきます。人通りが少ない滝尾古道に佇む北野神社は、ひと際神秘的!鳥居をよく見ると、梅の花が描かれています。
写真:Lily T
地図を見る北野神社には学問の神様、菅原道真公が祀られています。
京都にある北野天満宮が本社ですが、こちらはその分霊です。菅原道真公と言えば太宰府天満宮が有名ですが、北野天満宮と山口県の防府天満宮も同じく有名です!
写真:Lily T
地図を見る平安時代の政治家であり学者でもあった菅原道真公は、非常に頭が良く閣僚の右大臣にまで上りつめた人物です。
学生や資格試験などを受験される方は、学業成就や合格祈願のご利益がある北野神社にぜひ参拝してみましょう!
<基本情報>
住所:栃木県日光市山内2316
電話番号:0288-54-0535(日光二荒山神社)
拝観料:無料
営業時間:日の出から日没まで
アクセス:バス停「神橋」下車、徒歩18分
写真:Lily T
地図を見る北野神社を参拝した後は、いよいよ「滝尾神社」に向かいます。
滝尾神社には、「子種石」という子宝で有名な石があります。鳥居をくぐり石の前でお祈りをした後、石の周りを時計回りに周ると子宝に恵まれると伝えられています!子種石は滝尾神社の奥にあり、とても神秘的な場所です。
写真:Lily T
地図を見るその他、境内には「縁結びの笹」という縁結びにご利益がある笹があります。笹の前で良縁を祈願すると、良い人と巡り会えると伝えられています。
写真:Lily T
地図を見る滝尾神社にはまだまだ見どころが沢山あるので、詳しくは文末の関連MEMO「滝尾神社」と「日光三社」に関する記事をご覧ください!
<基本情報>
住所:栃木県日光市山内
電話番号:0288-54-0535(日光二荒山神社)
拝観料:無料
営業時間:日の出から日没まで
アクセス:バス停「神橋」下車、徒歩30分
写真:Lily T
地図を見る滝尾神社は神橋から徒歩で約30分の距離にあり、その道は古くから「滝尾古道」として滝尾神社へ参拝する道でした。
日光東照宮が創建される以前からある滝尾神社は、人々が日光参詣の為に滝尾神社に向かう道として利用されてきました。
写真:Lily T
地図を見る豊かな自然の中に敷かれている石畳を歩くと、その静けさと共に心が落ち着いてきます。
まるで、昔の時代にタイムスリップしたかのような雰囲気を感じることができる滝尾古道。日光に訪れたら一度は行ってみたい場所です!
今回ご紹介した神社やお堂は、滝尾神社の参道「滝尾古道」にあります。石畳や杉の木が沢山見られる滝尾古道は、人通りも少なくゆっくりとハイキングが楽しめる場所です!神社やお堂にはそれぞれのご利益があるので、自分にぴったりの場所に参拝されるのもいいかも知れません。
特に目的地の滝尾神社は最近パワースポットとしても有名なので、ぜひ参拝をおすすめします。日光へ訪れた際は、ぜひとも滝尾古道へ足を運んでみてください!
2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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