1店目はタイ東北部・イサーン地方の料理が売りの「バーン・イサーン・ムアン・ヨッ」。BTS(高架鉄道)と地下鉄が交差するアソーク駅(スクムビット駅)から徒歩で行ける抜群の立地ながら、料金は非常にリーズナブル。それでいて、観光客だけでなく、現地住民も利用するレベルの高い庶民派レストランです。夜遅くまで営業しているので、使い勝手も非常にいい店といえます。
同店でかならず注文したいのが、写真の「ガイヤーン」。丸鶏の腹の中にスパイスを詰めて焼き上げた料理で、皮目はパリッと香ばしくスパイシーで、肉はジューシーに仕上がっています。酸味と辛味の効いた特製のタレにつけて食べるのですが、1人1皿はペロッと平らげられるでしょう。
ほかには、生の牛肉をスライスした「ソーイ・ハーン」、タイ名物の生ソーセージ「ネーム」、淡水魚の香草焼きなどなど、何を頼んでもはずれがありません。写真の「ヤムウンセン」(春雨と海鮮のピリ辛サラダ)をはじめ、各種タイカレーといった定番のタイ料理もそろえているので、タイ料理初心者でも安心です。とくに青パパイヤのサラダ「ソンタム」は、具材を変えて10種類近く用意しているので、ぜひとも試してみてください。
<基本情報>
住所:19/3-5 Sukhumvit 31, Vadhana, Bangkok
電話番号:+66-89-012-5750
アクセス:BTSアソーク駅から徒歩10分
2店目の「スダー・ポチャーナ」は、スクムビット通りから入ってすぐ。繁華街のど真ん中に店を構えています。とにかく立地がいいので、つねに外国人観光客でにぎわっています。オープンエアなので、東南アジアならではの開放的な雰囲気を味わうこともできます。
同店のメニューは定番のタイ料理が中心。写真の空心菜の炒めものやサテといった一品料理をつまみにビールを飲むという使い方が目立ちます。味つけは酸味や辛味は抑えめで、タイ料理に慣れていない人でも食べやすい仕立てになっています。また、営業は昼から夜までの通しです。アソーク駅周辺でショッピングや観光を楽しむ前に、早めの夕食をとる場合にも最適な店といえるでしょう。
<基本情報>
住所:6-6/1 Sukhumvit 14 Alley, Khlong Toei, Bangkok 10110
電話番号:+66-2-229-4664
アクセス:BTSアソーク駅から徒歩2分
最後の「ガイトー・チェキー・ソイ・ポーロ」の名物は、店名にもなっているタイ風フライドチキン「ガイトー」。内外観はどこにでもある食堂といった雰囲気ですが、タイ版のミシュランにも掲載され、地元住民にも熱烈に支持されている人気店です。BTSのナナ駅やプルンチット駅から歩けないことはありませんが、スクムビット通りからなら、タクシーで5分くらいで行くことができます。
「ガイトー」は、スパイスで下味をつけた丸鶏をニンニクとともにパリッと素揚げにしたイサーン地方の料理。豪快に骨ごとかぶりつけば、ビールがすすむことは間違いありません。ガイトー以外にも、「ヤムウンセン」「ラープ」「ソンタム」といった一品料理をラインアップ。しっかり辛みを効かせている現地仕様の味を楽しむことができますが、辛いものが苦手な人は、事前に伝えれば対応してくれます。中心部からは少し離れているので観光客の割合も多くなく、スクムビット通り周辺で穴場のタイ料理店を探している人におすすめです。
<基本情報>
住所:137/1-3,9 10 Sanam Khli Alley, Lumphini, Pathum Wan District, Bangkok 10330
電話番号:+66-2-655-8489
アクセス:BTSナナから徒歩20分
大都市であるバンコクには、星の数ほど飲食店が存在しています。なかでもスクムビット通り周辺は、ありとあらゆるお店が集まっていて、はじめて訪れた旅行者は店選びに苦労しがちです。それでも、せっかくタイに来たなら、本格的なタイ料理を優良店で味わいたいもの。ぜひとも、タイ料理の奥深い魅力を楽しんでください。
2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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