写真:やま かづ
地図を見るハノイ市街北部、西湖に張り出した金魚島に建てられているのが、赤い塔と黄色い正門が美しい「チャンクオック寺(鎮国古寺)」です。もともと、リー・ナム帝(500年代半ば)時代、別の場所で「カイクオック寺(開国寺)」として建立されましたが、その後現在の位置に移されて改名されました。
その「チャンクオック寺」には釈迦や菩薩などが祀られています。また、境内の至るところには“因果応報の法則”というイラストが掲示されています。仏教の教えにそむくと毒蛇やネズミに生まれ変わるとか、親を大切にしないと孤児になるなど、むしろ悪因悪果をメインにして紹介されているのが興味深いところです。
<基本情報>
開放時間:7:30〜11:30、13:30〜18:30
バス停:Tran Quoc Pagoda
写真:やま かづ
地図を見る「クアンタン寺(鎮武観)」は11世紀、玄天鎮武神を祀るために建立された道教寺院です。建物の中には、約4メートルのベトナム最大の銅像と言われている玄天鎮武神像があり、その足に触れると、ご利益があると信じられています。
<基本情報>
開放時間:8:00〜17:00
バス停:Quan Thanh Temple
写真:やま かづ
地図を見る1900年代のフランスの統治時代に建てられたのが「聖ヨセフ大聖堂」、通称「ハノイ大聖堂」です。ネオゴシック様式の美しい教会で、パリのノートルダム寺院を参考につくられました。建物の中に入ると、ガラス窓に装飾された美しいステンドグラスが目を引きます。
また、教会から東に延びるニャート通りには、おしゃれなカフェがたくさん並んでいますので、休憩するにはぴったりです。
<基本情報>
開放時間:
8:00〜11:00、14:00〜17:00(月〜土)
7:00〜11:30、15:00〜21:00(日)
バス停:Hanoi Cathedral
写真:やま かづ
地図を見るベトナム建国の父、初代大統領に就任したのがホーチミンで、その偉大な功績をたたえ、遺体が「ホーチミン廟」に安置されています。見学は無料ですが、入場の際、大きなバッグやカメラは、入り口で預ける必要があります。
また、霊廟前の広大なバーディン広場は、ホーチミンが独立宣言を読み上げた場所として知られています。その他、周辺にはホーチミン博物館、ホーチミン王席遺跡区(ホーチミンの家)などがあります。
<基本情報>
開放時間:7:30〜10:30(火〜木)、7:30〜11:00(土、日)
バス停:Ho Chi Minh Mausoleum
(「ホーチミン廟」周辺には政府関連施設がたくさん集まっているため、バス停は徒歩10分程度の離れた場所にあります)
写真:やま かづ
地図を見る「タンロン遺跡」は、21世に入ってから発見された遺跡群で、2010年にユネスコの世界文化遺産として登録されました。
入場ゲートを入ると、真っ先に目に入るのが立派な石造りの端門です。その石段を上がると、まだまだ発掘が続いている広大な敷地を見渡すことができ、かつてはこのタンロン城を中心として、ベトナム王朝が栄えていたことをほうふつとさせてくれます。ちなみに、“タンロン”とは“昇龍”を意味し、ハノイの旧称でもあります。
<基本情報>
開放時間:8:30〜11:00、14:00〜17:00(火〜日)
バス停:Imperial Citadel of Thang Long
写真:やま かづ
地図を見る「ホアロー収容所」は、フランス統治時代に建設された監獄で、当初はフランス支配に反対するベトナム人の政治犯収容所として使われていました。その後、ベトナム戦争時には、撃墜されたアメリカ軍パイロットが多数収容され、皮肉を込めて「ハノイ・ヒルトン」と呼ばれました。
現在では、敷地の大半が再開発され、一般見学できるのは一部の施設だけとなりました。それでも、当時の拷問の道具や悲惨な写真が数多く展示されているため、当時の状況を後世に残す貴重な資料館となっています。
<基本情報>
開放時間:8:00〜11:30、13:00〜16:00(火〜日)
バス停:Hoa Lo Prison
写真:やま かづ
地図を見る「ベトナム軍事歴史博物館」の入場門を入るとすぐ左手に見えるのが、ベトナム戦争で活躍したミグ21型戦闘機です。その他、北ベトナム軍やアメリカ軍が使用した戦車や戦闘機など、数々の兵器が敷地の建物内外に展示されています。
同じベトナム人でありながら、北と南に分かれて戦ったベトナム戦争とは?それを改めて考えさせられるのがこの博物館です。
<基本情報>
開放時間:8:00〜12:00、13:30〜17:00(火〜木、土、日)
バス停:Military History Museum
写真:やま かづ
地図を見るハノイにあるベトナム最古の大学跡が「文廟」で、孔子が祀られているため、別名「孔子廟」とも呼ばれています。また、歴史とともに建物の増改築が繰り返されたため、その敷地内には中国の影響を受けたさまざまな時代の遺物が残されています。
かつては、教育の最高府として優秀な人材を輩出した「文廟」ですが、今では合格や学問成就を祈願する場所として、多くの人々が訪れています。
<基本情報>
開放時間:8:00〜18:00
バス停:Temple of Literature
写真:やま かづ
地図を見る現在、ハノイでは乗り降り自由なオープントップバス2社が運行しており、そのうちの1社が「タンロン ハノイ シティツアー」です。ハノイ市内の主な11カ所の観光スポットを1周約90分で回ります。
ツアーバスのチケットは、4時間チケット、1日チケット、2日チケット(連続した2日間)と、全部で3種類あります。これなら、自分のスケジュールに合わせてハノイ観光を楽しむことができますね。
写真:やま かづ
地図を見る初めてバスに乗ると、バスアテンダントからミネラルウォーターとイヤホンが渡されます。
座席前にあるバイリンガル音声ガイド機にイヤホンをつないで、“日本語”を選択しましょう。日本人の音声による観光案内は違和感なく耳に入ってきますので、より深くその内容を理解することができます。
写真:やま かづ
地図を見るさらに、もう1社は「ハノイ シティツアー」で、ハノイ市内にある14カ所の観光スポットを1周約90分でつないでいます。平日はホエンキム湖の北側からツアーが出発しますが、土・日は交通規制の関係で、オペラハウス前から出発します。
こちらのバスチケットも、4時間チケット、1日チケット、2日チケット(連続した2日間)と、全部で3種類あります。
前述のとおり、黄色い車体の「タンロン ハノイ シティツアー」と赤い車体の「ハノイ シティ ツアー」の2社が、ハノイ市内でホップオン&ホップオフできる周遊型のオープントップバスを運行しています。周遊コースは両社ともほぼ同じですが、バス停の位置や数が違います。
参加する前に両方のツアー内容を見比べて、自分に合ったほうを選んでくださいね。
2019年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/12/5更新)
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