写真:鮎川 キオラ
地図を見る赤ちゃんが初めて出会うおもちゃは、優しいものであってほしい。そんなママの思いがギュッと詰まったおもちゃ箱のような美術館があります。廃校になった小学校の校舎を再利用した東京四谷にある「東京おもちゃ美術館」です。
最大の魅力は、展示されているおもちゃを手に取って遊べること。木のぬくもりと造形作家の優しい感性が感じられる手作りのおもちゃが中心となります。「さわる、つまむ、ひっぱる、はなす」などの基本動作から、小さな成功体験ができるちょっと頭を使うおもちゃまで、赤ちゃんや小さなお子さんが夢中になるしかけが満載のおもちゃが並びます。
0,1,2才専用の「赤ちゃん木育のひろば」は、親子が優しい気持ちで向き合える居心地のいい場所。国産の木に触れて、その匂いや優しい肌触りを感じることができます。
【東京おもちゃ美術館】
対象年齢目安:赤ちゃんから未就学児くらい
10:00〜16:00 (入場は15:30まで)、木曜休
入場料:大人700円、小人500円、2歳以下無料、お得な親子ペアチケット1,000円
最寄駅:四谷三丁目駅より徒歩7分
写真:鮎川 キオラ
地図を見るファイヤーマン(消防士)に憧れるお子さん、動く乗物が大好きなお子さんが喜ぶ施設ならココ。四谷消防署に併設されている「消防博物館」。うれしいことに、四谷三丁目駅直結の無料の施設となります。
館内には、レトロな車両や凝ったデザインの車両など歴代の消防車がズラリと並びます。スポットライトに照らされた車両は、まるで英雄のよう。屋上には消防ヘリコプターも展示されていて、操縦席に乗ることができます。他にも消防士のヘルメットや服を着て記念撮影ができるので、お子さんの勇姿(?)を撮影するスポット多し。江戸時代の火消制度から現代の消防に至る歴史や資料を展示していて、無料とは思えない充実した施設です。
【消防博物館】
対象年齢目安:2歳から小学校低学年くらい
9:30〜17:00、月曜休
入場料:無料
最寄駅:四谷三丁目駅より直結
写真:鮎川 キオラ
地図を見る子供の感性を磨くために、アートに触れさせたい。そんな思いをもったママは多いはず。そんな方は、「横浜美術館」の「子どものアトリエ」に参加してみましょう。親子で楽しむ美術鑑賞や作品を作る造形講座などのワークショップを定期的に開催しています。
中でもおすすめしたいワークショップが、日曜の午前中に開催される「親子のフリーゾーン」。絵の具、紙、粘土などの素材を利用して子どもの感性を思いっきり表現できるのです。絵の具を使って真っ白な壁や床にお絵かきができるフリーペインティングは、お子さんの目がキラキラすること間違いなし。この日ばかりは、「ほら汚さないで!!」なんて言葉は封印。おもいっきり芸術性をバクハツさせましょう。
【横浜美術館】
対象年齢目安:2歳から小学生くらいまで
10:00〜18:00、木曜休
※各ワークショップの開催日と参加料金などは、公式HPにてご確認ください。
最寄駅:みなとみらい駅より徒歩5分、桜木町駅より徒歩12分
写真:鮎川 キオラ
地図を見る身近な科学から壮大な宇宙の話まで、科学の不思議を学べる「科学技術館」。その展示のほとんどが、各テーマに関連する企業や業界団体が製作協力をしているので、まさに生きた科学技術。普段の生活で役立っている科学技術を楽しく学べるので、大人でも「へぇ〜」を連発してしまいますよ。
お子さんは見ているだけでは、興味が湧いてこないもの。体感してみてはじめて科学の不思議やおもしろさに気がつくものです。見て、触って、体で体感できる工夫がされています。5階建の各フロアは、乗り物、環境エネルギー、鉄鋼、宇宙などテーマが決まっています。お子さんのツボにはまるテーマが見つかります。
お台場にも科学をテーマにした「日本科学未来館」があります。科学未来館は、展示内容としては中高生向きです。ここ「科学技術館」は、身近な科学技術を扱っているので、小学生にも分かりやすく興味を持ちやすいテーマが揃っています。
【科学技術館】
対象年齢目安:小学生
9:30〜16:50(入館は16:00まで)、水曜休
入場料:大人720円、中高生410円、小人260円、3歳以下無料
最寄駅:竹橋駅より徒歩10分
写真:鮎川 キオラ
地図を見る乗物好きのお子さんにとって、鉄道の博物館はワンダーワンド。小さいお子さんと行くなら、東京メトロが出資する「地下鉄博物館」がおすすめ。その名の通り、地下鉄に特化した博物館となります。
小さい子になぜお勧めかと言うと、施設の規模は1フロア、体験ゾーンの順番待ちが少なく、子供の集中力が途切れないこと。言い換えるならちょうどいいサイズなのです。1フロアと言っても、懐かしの車両やジオラマ、地下を掘る巨大カッターの展示など1日いても飽きない充実した施設です。
プレイランドには、本物と同じ運転台のあるシミュレータまであります。揺れまで体験できる本格派。都内の地下空間をどのように地下鉄が走っているのか見て楽しむジオラマも必見。
電車大好きな「チビ鉄」は、毎日が電車ばっかり。でもそれでいいのです。電車遊びは、想像力を育てます。遊びの裾野が広いので、知的好奇心も無限に広がります。まずは、地下鉄博物館で「チビ鉄」デビューしてみませんか。
【地下鉄博物館】
対象年齢目安:3歳から小学生低学年くらいまで
10:00〜17:00(入館は16:30まで)、月曜休
入場料:大人210円、小人100円、3歳以下無料
最寄駅:葛西駅より徒歩2分
美術館や博物館の使命は、貴重な作品を保護しながら展示すること。でも、子供にはそんな場所は退屈以外のなにものでもない。今回ご紹介した施設は、目で見て、手で触れて、遊ぶ体験参加型の展示をしています。五感をフル回転させながら学ぶことができるからウケるのです。
お子さんの服や靴を選ぶように、お子さんの成長と興味に合わせて美術館や博物館を選ぶ参考になりますように。「また行きたい!」そんなおねだりがあったなら、好奇心の「種」からニョキっと「芽」がでた証拠ですよ(^_^)
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(2025/1/14更新)
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