写真:猫田 しげる
地図を見る三笠市萱野。札幌市内から1時間半ほど車を走らせると見えてくる、畑と田んぼが広がる農村地帯。「本当にここにレストランが?」とそろそろ不安になってきた頃、「EKARA」の褐色の建物が姿を現します。
大きな棟はレストラン、二つの小さな棟はコテージ。ここは、宿泊も可能な“滞在型レストラン”なのです。
写真:猫田 しげる
地図を見る仄暗いエントランスの奥に扉が。その向こうには、開放感のある明るいレストラン店内が現れます。
写真:猫田 しげる
地図を見るオーナーの鈴木秀利さんは三代続く「三笠すずき農園」の代表。「農村に人を呼べないか」と考え、知人のイラストレーターやカメラマン、飲食店関係者、アウトドア関係者らと「MIKASA萱野プロジェクト」を始動。1日限りの畑レストランや、田植えプロジェクトなどの活動を続けてきました。その集大成としてオープンさせたのが「EKARA」です。
写真:猫田 しげる
地図を見る窓を大きく取った店内は、外の畑を眺められるよう設計。北海道の木をふんだんに使い、カウンターやオープンキッチンを備え、開放的な空間に仕上げました。
写真:猫田 しげる
地図を見るピザ窯が特徴的。「生の火を使うことにこだわりました。昔から田舎の農村には火が不可欠でした。火のあるところに人が集まるものです」と鈴木さんは想い入れを語ります。
写真:猫田 しげる
地図を見る金子智哉シェフはこの店のために札幌から移住。自家製の生地で作ったピッツァをこの窯で焼き上げます。
写真:猫田 しげる
地図を見るランチは下記の通り。
「畑」農園のプレート+ピッツァ 1800円
「森」農園のプレート+薪で焼いた6種の野菜とお肉のプレート 2300 円
「空」農園のプレート+ラザニアまたはピッツァ、肉料理、デザート、ドリンク 3800円
※いずれも税抜き価格
ピッツァは6種ほどからチョイス。季節で変わる野菜のピッツァ(+300円)がオススメです。
写真:猫田 しげる
地図を見る農園のプレートはその日の食材によって変わります。こちらは鹿肉のコロッケ、カボチャと小豆のテリーヌ、自家製鶏ハムとレンコンのチップス、枝豆と豆乳のムースなど。農園で採れた野菜や、近郊の生産者が作る食材など、地元産にこだわっています。
写真:猫田 しげる
地図を見る写真の野菜のピッツァは、農園で採れたルッコラペーストに春菊をもりもり載せたピッツァ!
苦みがあるというイメージの春菊ですが、全くえぐみもなく、柔らかく「力」を感じるフレッシュな味わい。パルメザンとモッツァレラの2種のチーズとの相性も抜群です。
ディナーは、農園のプレート、パスタ、ピッツァ、肉料理、デザートまで付く「Kayano 萱野」4500 円、おまかせ 全 7 品コース8500円、おまかせ 全10品コース12500円。※いずれも税抜き価格、予約制
写真:猫田 しげる
地図を見るコテージは一見こぢんまりして見えますが、中はかなり広いんです。1棟貸しで、最大4人まで宿泊できます。
同じ形の2棟が向きを変えて建っています。
写真:猫田 しげる
地図を見る旭川家具などを配し、木のぬくもりあふれるシンプルなインテリア。寒そう!と思われがちですが、冬は暖かく、夏涼しく、通気性も良いという木造建築の良さを活かした設計です。
写真:猫田 しげる
地図を見るなんとお風呂は檜!シャワーもレインシャワーを使用しており、快適性は抜群です。
コテージの宿泊料は下記の通り。1棟1泊朝食付き
1名36000 円、2名42000円、3名48000円、4名54000円
冬季は価格が変わります。
写真:猫田 しげる
地図を見る畑ではリンゴの木を育成中。いずれはこのリンゴを使ってシードルを作るそうですよ。楽しみですね。
三笠はワイナリーも増え、学生レストランや美味しいスイーツのお店もあるなど注目を集めている場所。ぜひEKARAを拠点にして、農村風景&食材を楽しむグルメな旅はいかがでしょう。
札幌にも食の魅力が満載ですが、三笠はまた違った風景や味に出会える場所。「EKARA」では田んぼづくりや農業のイベントも今後実施予定。北海道に一歩踏み込んだ旅が楽しめますよ!
2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2025/2/13更新)
- 広告 -