「海の京都」伊根の舟屋から天橋立を楽しむ日帰りモデルコース

「海の京都」伊根の舟屋から天橋立を楽しむ日帰りモデルコース

更新日:2019/10/25 15:48

SHIZUKOのプロフィール写真 SHIZUKO 舞台演出者
京都=神社仏閣、京町屋、舞妓さんなどが思い浮かびますが、それは京都のほんの一部。観光客でにぎわう京都盆地を取り囲むのは、緑豊かに京の都を支えてきた「森の京都」。その向こうに日本海に面した「海の京都」7市町が広がっています。海の京都を代表するのは、海外の人にも人気の高い日本三景に数えられる天橋立。その先には海の人々の暮らしが息づく伊根の町。伊根から天橋立へ。「海の京都」日帰りモデルコースをご紹介。

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透明度抜群の伊根湾から「伊根の舟屋」をめぐる

透明度抜群の伊根湾から「伊根の舟屋」をめぐる

写真:SHIZUKO

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日本海に面する京都府北部地域7市町(福知山市、舞鶴市、綾部市、宮津市、京丹後市、伊根町、与謝野町)は、古くから大陸との交流の窓口となり、多くの神話の舞台となってきたところです。歴史的にも、文化的にも優れたこの地域、もう一つの京都として、「海の京都」事業と名付けられて近年整備が始まっています。

海に面したそれぞれの市町に、それぞれの魅力があります。なかでも、人気映画のロケ地となったり、NHKの連続ドラマのロケ地になるなど、全国区の知名度と人気を誇るのが「伊根の舟屋」。海外からのお客様も多い場所です。

伊根湾は、南向きの天然の良漁港。湾の入り口に青島がどっしりと門のように構えているおかげで、干潮差が少なく、波の穏やかな湾。透明度抜群の静かな海面はまるで鏡のようです。

透明度抜群の伊根湾から「伊根の舟屋」をめぐる

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その湾を囲む海岸線の海面すれすれに連続して建っているのが「伊根の舟屋」。

1階は、ぽっかりと大きく空いた船のガレージ。2階は倉庫として使われたり、民宿の客室になっていたり。主屋は道路を挟んで山側にあります。昭和初期まで、舟屋と主屋は近接していたのですが、山と海の境目がないほど急峻な土地柄、舟屋と主屋に間に幹線道路を通す工事が行われ、そのさい、舟屋や土蔵は海際ギリギリに移設され、主屋と離れたことにより2階建てとなり、現在の景観が生み出されました。

透明度抜群の伊根湾から「伊根の舟屋」をめぐる

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伊根町伊根浦は、平成17年に国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に選定されました。およそ230軒もの舟屋が連続して伊根湾を囲む景観は、特別な、ここにしかない美しい風景。

重伝建は、平成30年8月現在、全国に98市町村・118地区ありますが、城下町、宿場町、商家町、港町などが多い中、漁村では、全国初の選定となりました。それだけ伊根の漁村は、今でも人々が暮らし生きていて、保存状態がよく、歴史的価値の高い、後世に残すべき地区だということです。

伊根湾めぐり遊覧船でカモメと戯れる

伊根湾めぐり遊覧船でカモメと戯れる

写真:SHIZUKO

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では、さっそく「伊根の舟屋」を楽しみに、遊覧船で出発!
伊根湾めぐり遊覧船は、およそ25分間のクルーズ。静かな伊根湾をグルーっと取り囲む趣き豊かな舟屋群。舟屋の前には、船が停泊していたり、舟屋内に格納されていたり。網の手入れをする漁師さんの姿も。

伊根湾めぐり遊覧船でカモメと戯れる

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舟屋群の景観と吸い込まれそうに透き通った海の景色を楽しむと同時に、カモメの餌やりがこの遊覧船の大きなお楽しみ。

伊根湾めぐり遊覧船でカモメと戯れる

写真:SHIZUKO

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出航前からゆっくりと集まり出すカモメたちは、お客さんがえさを投げると、あっという間に船の周りを取り囲み、上に下に横にとスイスイ飛び回りながら上手にえさをゲットしていきます。

<伊根湾めぐり遊覧船の基本情報>
住所:京都府与謝郡伊根町字日出11
電話番号:0772-32-0009
運賃:大人800円、子供400円
営業時間:4/27〜10/27 9:00〜16:30、10/28〜4/28 9:00〜16:00
運航間隔:毎時0分、30分毎に運航。繁忙期、多客時には15分毎に運航

ランチを求めて天橋立を歩いて渡る

ランチを求めて天橋立を歩いて渡る

写真:SHIZUKO

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午前中に伊根の舟屋を楽しんだ後は、お楽しみのランチ。伊根にも舟屋を利用した海鮮のお店がありますが、午後の観光に備えて、海岸沿いの道をドライブ。天橋立に向かいます。

天橋立には、北側の府中地区と南側の文殊地区の2個所の拠点があります。バスなら伊根から30分、マイカーなら15分の位置にあるのが、府中地区。ここに傘松公園があります。ケーブルカーやリフトを使えば「昇龍観」と呼ばれる天橋立の絶景を見ることが出来ますが、ここはぐっと我慢。先を急ぎましょう。目指すは文殊地区。遊覧船に乗れば12分で、南側の文殊地区につきますが、ぜひ、天橋立を歩いて堪能しましょう。

ランチを求めて天橋立を歩いて渡る

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青々とした背の高い松林に白い砂浜。日本独特の美しい海の景観「白砂青松(はくしゃせいそう)」が、およそ3.6キロの渡って続きます。

天橋立の幅は、狭いところでは20メートル、広いところは170メートル。およそ4000年前、東側から流れ込む海流と西側の野田川の水流がぶつかり、運ばれた砂により、一直線の砂嘴と呼ばれる珍しい地形が作り上げられました。この珍しくも貴重で美しい景観を守るため、地元の方々は、様々な取り組みをされています。

ランチを求めて天橋立を歩いて渡る

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1時間のウォーキングで文殊地区に到着。ランチは天橋立名物「あさり丼」はいかがでしょう。天橋立でとれたあさりがたっぷりとのったあさり丼は、天橋立のなかにある「はしだて茶屋」でいただけます。

海を眺めながら店内で食べてもよし、店前のテーブルやベンチでいただいてもよし。しっかりと歩いた後のランチは最高です。

<はしだて茶屋の基本情報>
住所:京都府宮津市字文珠
電話番号:0772-22-3363

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山の上から天橋立を俯瞰する

山の上から天橋立を俯瞰する

写真:SHIZUKO

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自分の足で歩いた天橋立を、いよいよ高い位置から俯瞰しましょう。天橋立遊覧船乗り場から、5分ほど歩いていくと、京都丹後鉄道の踏切を越えた向こうに「天橋立ビューランド」へのリフト&モノレール乗り場があります。モノレールは定時運行ですが、リフトは随時乗れるので、宮津湾からの風を感じながらリフトで頂上へ。

山の上から天橋立を俯瞰する

写真:SHIZUKO

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ビューランドには、乗り物やレストランなど、半日遊べる施設がそろっていますが、まずは、何をおいても「飛龍観」と呼ばれる絶景天橋立を楽しみましょう。頭を下にして、股の間からのぞけば、龍が天に向かって飛んでいくように見える展望所。股のぞき台は、数箇所にあります。リフトを降りたすぐの股のぞき台は混んでいることが多いので、奥の方へ行って、飛んでいく龍をお楽しみください。

山の上から天橋立を俯瞰する

写真:SHIZUKO

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もう少し高い位置からも絶景を楽しみたい人は、ぜひ「飛龍観回廊」へ。鉄骨で組まれた回廊は、実は、元々ジェットコースターでした。くねくねとした曲線は、まさに、龍のようです。足元がスカスカなので、高所恐怖症の方はご注意ください。

<天橋立ビューランドの基本情報>
住所:京都府宮津市字文珠437
電話番号:0772-22-1000

知恵の文殊・知恩寺を散策して知恵を授かろう

知恵の文殊・知恩寺を散策して知恵を授かろう

写真:SHIZUKO

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ビューランドで天橋立を堪能した後は、「知恵の文殊・知恩寺」へ。山形の亀岡文殊(大聖寺)と奈良の安倍文殊院と共に知恩寺・切戸文殊は、日本三文殊と言われています。受験シーズンはもとより、普段から知恵を授かりたい人々の参拝が絶えません。

知恵の文殊・知恩寺を散策して知恵を授かろう

写真:SHIZUKO

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知恩寺にお参りすると、絶対に目に入るのが立派な山門。ベストフォトスポットと言える、黄金閣と呼ばれる丹後地方最大の山門です。大きさもさることながら、緻密な意匠や作り込まれた木工技術にきっと見とれることでしょう。

そしてぜひ、行っていただきたいのが境内のちょっと海寄りにある「力石」。大・中・小と3つ並んだ丸い石は、大が130キロ、中が100キロ、小が70キロ。かつてはお祭りなどの際に、余興として持ち上げ、力自慢をしていたようですが、知恩寺に奉納された今は、触ると力と知恵を授かること出来ると言われています。ぜひ、触ってみてください。

<知恩寺の基本情報>
住所:京都府宮津市字文珠466
電話番号:0772-22-2553

知恵の文殊・知恩寺を散策して知恵を授かろう

写真:SHIZUKO

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さて、旅の最後は、JR天橋立駅のそばにある「智恵の湯」で、のんびりと美肌の湯につかって、1日の疲れを癒しましょう。天橋立温泉で唯一の外湯です。こじんまりとしていながらも趣き深い建物。木がふんだんに使われていて、とても落ち着く温泉です。

<天橋立温泉智恵の湯の基本情報>
住所:京都府宮津市字文珠640-73
電話番号:0772-22-1515

「海の京都」の魅力を

秋から冬の日本海は、白い波頭が立つ寒々しいイメージですが、伊根湾は年中のんびりと静かな場所。しばらく滞在して楽しむのがお勧めですが、時間がない人でも、その魅力に驚かれることでしょう。日本を代表する観光地・天橋立も、自分の足でゆっくり歩けば、新しい発見がいっぱい。ぜひ、一日、ゆっくりとお過ごしください。

2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/09/01 訪問

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