写真:河合 理恵
地図を見る草間彌生美術館は2017年秋にオープンした白を基調にした5階建ての建物で、2階〜5階がギャラリーフロアとなっています。1階の窓にはおなじみの水玉模様があしらわれていて、美術館に入館するときからもう草間彌生ワールドへと突入するのです。
写真:河合 理恵
地図を見る入館するとすぐに目に飛び込んでくるのが、バルーンのインスタレーション作品。2019年10月10日よりスタートした展覧会「集合の魂たち」の作品の一つ《水玉強迫》です。「集合の塊たち」は、1961年に始まる同一物を反復する「集積」「集合」と題したシリーズを集めた作品を集めた展覧会です。
《水玉強迫》は撮影が可能。スマートフォンなどの広角カメラで撮影するのがおすすめです。
写真:河合 理恵
地図を見る館内は登りは階段を使い、下りはエレベーターを使います。2階に上がると、「集積」または「集合」作品と呼ばれるシリーズの初期作品が展示されています。今回の展覧会のチラシにも使われた《文字の集積》もこのフロアに展示されています。
特にインパクトがあるのが、《無題(椅子)》を中心にしたソフト・スカルプチュアという新しい素材を使った作品。不思議な立体が集まった作品は、見る角度によって印象が変わるので、いろんな角度から眺めてみて。
写真:河合 理恵
地図を見る3階ギャラリーには、2009年に始まった草間彌生最大の絵画シリーズ「わが永遠の魂」からの16点と、「わが永遠の魂」から飛び出したような最新作のソフト・スカルプチュア2点が展示されています。
写真:河合 理恵
地図を見る194×194cmのそれぞれのキャンパスに、ぎゅっと集まった集合体。ひとつひとつは似た形のようでちょっとずつ違うので、つい見入ってしまいます。ずっと見ていても飽きないカラフルな色彩が楽しいフロアです。
美術館内に展示されていない草間彌生作品をもっと知りたいなら、5階にあるブラウジングスペースへ。草間彌生作品の作品集や展覧会カタログなどがずらりとならんでいるので、気になるあの作品も見つけられるはず。
写真:河合 理恵
地図を見る美術館の4階5階は、撮影が可能なエリア。ぜひ撮影をしてみて。4階には、最新のインスタレーション作品《天国への梯子》が展示されています。作品に触れないように、上手に撮影してください。
写真:河合 理恵
地図を見る特におすすめなのが、5階に展示されているメタリックなカボチャ《PUMPKIN》。前回の展覧会で日本初公開され、今回の展覧会でも引き続き展示されています。ステンレス製の《PUMPKIN》は、見ている人や空を写し込んで、見るたびに違う印象に。こちらも撮影OKなので、ぜひ撮影して。
写真:河合 理恵
地図を見る《PUMPKIN》は屋外展示なので、訪れる時間によっても印象が変わります。こちらの写真はお昼ごろに撮影したもので、時間の経過とともに日陰の割合が増えていきます。光を取り入れた写真を撮影するなら、早い時間の回を予約するのがおすすめ。
写真:河合 理恵
地図を見る今回の展覧会では草間彌生作品だけを展示していますが、作品以外にも草間彌生ワールドが広がっています。例えばエレベーター。一見何の変哲もないエレベーターに見えますが…。
写真:河合 理恵
地図を見る中に入ってみると、あら不思議。水玉の世界に飛び込んでしまいます。エレベーター内は四方が鏡張りになっていて、水玉の世界が無限に広がる不思議な空間に。こちらで撮影をされる方が多いのも納得です。
写真:河合 理恵
地図を見る見落としがちなのが、トイレ。1階および2階に設置されたトイレも、ドアを開けると水玉が無限に広がっているのです。ちょっとどきどきしてしまうかも。
写真:河合 理恵
地図を見る1階にあるミュージアムショップでは、オリジナルアイテムを購入することができます。
写真:河合 理恵
地図を見る草間彌生ファンにはたまらない、展覧会カタログ。今期の展覧会はもちろんのこと、過去に草間彌生美術館で開催された展覧会のカタログも購入ができます。
写真:河合 理恵
地図を見る他にも、草間彌生作品デザインをモチーフにしたスカーフなどもあります。ここでしか手に入らないアイテムをお土産に購入するのもおすすめですよ。
展覧会「集合の魂たち」は、2020年1月31日まで。展覧会ごとに展示される作品が入れ替わるので、ぜひ草間彌生氏が人生を賭して取り組み続ける集合の魂たちを見に訪れて。
住所:東京都新宿区弁天町107
開館日:木金土日および国民の祝日
アクセス:東京メトロ「早稲田駅」より徒歩約7分、都営地下鉄「牛込柳町駅」より徒歩約6分。バス停「牛込保健センター」または「牛込弁天町」下車、徒歩すぐ。
チケット:一般 1,000円(税込)、小中高生 600円(税込)。公式Webサイトでのみ購入可能、日時指定の完全予約・定員制(各回90分)
※当日券の発売はないため、事前にチケットを購入してください
※毎月1日午前10時に翌々月分のチケット販売開始
2019年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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