奈良・明日香「岡寺」の紅葉が美しい!もみじトンネルに三重宝塔も

奈良・明日香「岡寺」の紅葉が美しい!もみじトンネルに三重宝塔も

更新日:2021/11/22 17:53

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
奈良県明日香村にある「岡寺」は、日本最初の厄除け霊場のひとつとして知られています。また岡寺でもう一つ有名なのは“花の御寺”であること。4月中旬から5月中旬はシャクナゲ、サツキが咲き誇り、秋は美しい紅葉を楽しむことができます。さらに、11月中旬から12月上旬には、紅葉まつりも開かれます。晩秋の岡寺で、明日香村の秋を感じてみませんか?

昨今の状況により、施設等の営業日や営業時間などに変更が生じている場合があります。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新情報をご確認ください。また、Go To トラベルキャンペーンについては全国で一時停止となっています。お出かけの際はしっかりと新型コロナウイルスの感染予防および拡大防止対策をして行動しましょう。(トラベルjp)

岡寺の開祖の「義淵僧正」は、当時の日本仏教界の第一人者

岡寺の開祖の「義淵僧正」は、当時の日本仏教界の第一人者

写真:モノホシ ダン

地図を見る

岡寺の寺号の由来は633年(天智天皇2年)、当時の日本仏教界の第一人者である義淵(ぎえん)僧正が、草壁皇子の住んだ岡宮をもらい受ける形で創建したことによります。

また岡寺は、日本最初の厄除け霊場のひとつで、さらに岡寺は、西国三十三カ所観音霊場の弟7番目の札所としても知られています。

写真は江戸時代の1612年(慶長17年)に建てられた仁王門で重要文化財。

岡寺の開祖の「義淵僧正」は、当時の日本仏教界の第一人者

写真:モノホシ ダン

地図を見る

なお、岡寺の手水舎は、フォトジェニックな「華手水舎」として知られています。季節によって浮かべられる花の種類が異なりますので、写真愛好家の方に限らず、何度も訪れてみたくなりますね。

岡寺の開祖の「義淵僧正」は、当時の日本仏教界の第一人者

写真:モノホシ ダン

地図を見る

ちなみに、2021年の紅葉シーズンの華手水舎は「青の手水舎」。近鉄吉野線を走る観光特急「青の交響曲」の運行5周年を記念して、手水舎を青色に彩りました。

龍にちなんだ可愛い授与品「龍玉願い珠」とは

龍にちなんだ可愛い授与品「龍玉願い珠」とは

写真:モノホシ ダン

地図を見る

本堂は江戸時代の1805年に建立されたもので、紅葉の時期には、赤く色づいたモミジと本堂のコントラストが印象的です。

本堂にお祀りされている御本尊の如意輪観音坐像は、弘法大師がインド、中国、日本の3国の土を混ぜて造ったとされる高さ4.6mの日本最大の塑像です。

龍にちなんだ可愛い授与品「龍玉願い珠」とは

写真:モノホシ ダン

地図を見る

“龍の眠る寺”(後述)としても知られる岡寺で有名な授与品が、本堂前に吊るされた「龍玉願い珠」。願い珠の底にはフタが付いていて、紙に願い事をしたためて中に入れ、底の蓋を閉めます。龍玉は、願いを“もちかなえる木”である境内の「もちの木」にかけましょう。

龍にちなんだ可愛い授与品「龍玉願い珠」とは

写真:モノホシ ダン

地図を見る

また岡寺は、日本最初の厄除け霊場のひとつということで、厄除けのお守りがよく知られています。前厄・本厄・後厄の年には、岡寺にお参りするのが慣わしとなっています。

写真は「厄除けの鐘」。参拝者は誰でも自由に撞くことができます。

歩いてみよう「もみじのトンネル」

歩いてみよう「もみじのトンネル」

写真:モノホシ ダン

地図を見る

岡寺には、三重宝塔から義淵僧正の廟所を通って本堂に降りてくる「もみじのトンネル」があります。「三重宝塔」は、1986年(昭和61年)に再建されたもので、紅葉シーズンには、周囲の色づいたモミジと赤を競い合います。

歩いてみよう「もみじのトンネル」

写真:モノホシ ダン

地図を見る

三重宝塔からの眺めは、岡寺随一のビュースポット。聖徳太子御生誕の地と伝わる橘寺や、遠く葛城山まで望むことができます。

歩いてみよう「もみじのトンネル」

写真:モノホシ ダン

地図を見る

もみじのトンネルからは、本堂を俯瞰できるポイントがあります。紅葉に包まれた本堂の眺めもまた見事です。

義淵僧正の廟所は南北朝時代の「宝篋印塔」

義淵僧正の廟所は南北朝時代の「宝篋印塔」

写真:モノホシ ダン

地図を見る

もみじのトンネルの途中、岡寺本堂の南側の小高い場所には、岡寺を開山した義淵僧正の廟所がひっそりと建っています。南北朝時代の1360年(延文5年)の宝篋印塔です。

義淵僧正の廟所は南北朝時代の「宝篋印塔」

写真:モノホシ ダン

地図を見る

もみじのトンネルを抜けて、シャクナゲの道を歩いてゆくと奥之院石窟に出ます。「弥勒の窟」といわれる石窟堂で、奥には端正な表情を湛えた弥勒菩薩座像が安置されています。

義淵僧正の廟所は南北朝時代の「宝篋印塔」

写真:モノホシ ダン

地図を見る

奥之院参道の中ほどには瑠璃井と言う井戸があり、付近のドウダンツツジの秋の紅葉が楽しめます。

参拝者には「悪疫悉除祈祷札」を無料授与

参拝者には「悪疫悉除祈祷札」を無料授与

写真:モノホシ ダン

地図を見る

もみじのトンネルを抜けて本堂まで戻ってくると、その手前にあるのが「龍蓋池」。岡寺の開祖、義淵僧正はその法力を用いて、農地を荒らす悪龍をこの小池に石で蓋をして封じ込めたと伝えられます。

改心させられた龍は、善龍となり、今もこの池で眠っています。ちなみに岡寺の法号「龍蓋寺(りゅうがいじ)」は、龍蓋池に封じたこの龍の説話に由来したものです。

参拝者には「悪疫悉除祈祷札」を無料授与

写真:モノホシ ダン

地図を見る

ほかに岡寺では、江戸時代より岡寺に伝わっている「鍾馗さん」と「悪疫悉除祈祷札」を復刻し、参拝者に無料で授与しています。ご希望の方は、本堂の授与所にて授かってください。

このように秋の岡寺は、春のシャクナゲの時期に勝るとも劣らない美しさです。明日香村の秋を岡寺で満喫してみてはいかがでしょうか。

岡寺の基本情報

住所:奈良県高市郡明日香村岡806
電話番号:0744-54-2007
入山料:大人400円・高校生300円・中学生200円
拝観時間:8:00〜16:30(12月〜2月)8:00〜17:00(3月〜11月)
アクセス:近鉄「橿原神宮前駅」から路線バスで岡寺前下車 徒歩約10分
車利用の場合は、西名阪自動車道 郡山ICを降りて国道24号線を南下、明日香村方面約40分 無料または近隣有料駐車場利用

2021年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2020/11/16−2021/11/18 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- PR -