写真:おしみ ゆかり
地図を見る常陸太田駅から車で20分。長閑の里山の中、「こんなところにカフェが?」と不安になるような場所に『山のcafe sasahara』はあります。外観は普通の一軒家ですが、中に入ると北欧風のおしゃれで暖かみのある家具が並ぶ素敵な空間が。茨城に居ながらまるでフィンランドの森の中にいるような心地よさを感じるカフェなんです。
写真:おしみ ゆかり
地図を見るお店のコンセプトは「和と輪と話。ひとの繋がりで作るストーリー」。和室も残されていて、そのセンスの良さが絶妙!全ての席に座って写真を撮りたくなるかわいさです。
設計を手掛けたのは茨城県日立市出身・在住の建築家、鯉渕健太さん。築50年の民家をリノベーションして使用しています。枝をそのまま利用した素朴な椅子は、この場所にふさわしい椅子ってなんだろう?と考え、「ひと息、山自体に腰掛けているような」椅子にしたかったとのこと。そのこだわりが森の気配の秘密でもあるんですね。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る古民家というほど古くはありませんが、活かせるところは活かしながら、傷んだところは直しながら、長い年月その場所に存在していたことで風景に、土地に、人に、自然に溶け合うことを大切にしているとオーナーさん。その言葉通り、床や柱や椅子たちがまるで呼吸してるかのようです。
ランチは週替わりでサンドイッチプレートとごはんプレート、キッシュプレートの3種類から選べます。
写真のキッシュプレートは栗と秋野菜のキッシュ。山のcafe sasaharaの近くの栗林で採れたほんのり甘いほくほくの栗を使用しています。ごはんプレートでは目の前の田圃で採れたお米を頂くことができます。お米が採れた田圃を眺めながらのランチなんて体験、なかなかできませんよね。
サンドイッチプレートはテリヤキチキンサンドイッチ。甘辛ソースとジューシーなチキン。素材の組み合わせを楽しめます。地産地消にこだわり、野菜も全て常陸太田産。何度も書いてますが、茨城の野菜は美味しいんです!
もちろん、スイーツもあります!写真は自家製ラムレーズンが入ったフルーツのパウンドケーキ。しっとりした美味しさは秋を感じられます。
各プレートはドリンク、スープ付きで1,300円(税込)さらにデザートをつけると1,600円です。メニューはお店のinstagramで確認してくださいね。
お店で使用している木のお皿やコースターは、近くの木工所から分けてもらったスギやヒノキの端材で手作りをしています。塗料は柿渋、エゴマ油、蜜蝋など自然のものだけを使用する徹底ぶり。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る柔らかくあたたかなケヤキのテーブルも定期的にオイル塗装のふき替えをしています。使うほどに深みが増していくのも素敵ですよね。自然に出来たハートマークにほっこりしますね。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る店内に入って感じる森の気配、心地よさの秘密はこの細部へのこだわりにあったんですね。
常陸太田市は有村架純さん主演のNHK連続テレビ小説『ひよっこ』の舞台、奥茨城村のロケ地にもなっています。まるでタイムスリップしたかのような長閑な里山の景色はインスタ映えもしますよ。また、秋は紅葉の名所にもなる「竜神大吊橋」までも車で20分ほど。ロケ地巡りや紅葉狩りにあわせて、山のcafe sasaharaで優しい時間を過ごしてみてくださいね。
住所:茨城県常陸太田市西河内中町630-1
電話番号:0294-78-0770
アクセス:349号線を里美・矢祭方面へ。「河内小入口」の十字路を左折(その先、曲がり角に看板設置してあります)
常陸太田市街地からの所要時間 約20分
営業時間:11:00〜14:30(L.O 14:00pm)火曜日〜土曜日
駐車場:5台分(2ヶ所)
2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/12/5更新)
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