提供元:九州旅ネット
https://www.welcomekyushu.jp鹿児島中央部に位置する「桜島」は、北岳・南岳と2つの火山が合わさる複合活火山で、今も活発に活動している日本有数の火山島。古代から噴火の記録が数多く残っており、大正3年の大噴火の結果、大隅半島と陸続きになりました。錦江湾沿岸部から、たおやかに伸びていく山容が特徴的で、鹿児島のシンボルと言える存在です。
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https://www.welcomekyushu.jpしかしながら、その火山活動から山頂付近への立ち入りが禁止さており、現在は湯之平展望所(標高373m)までしか入ることができません。この場所は一見、最高峰の御岳の4合目にあたり、高所という雰囲気が乏しいのですが、実際に訪れてみると、辿り着く道の過程から桜島の圧倒的なスケールを存分に堪能できるスポット。まさに鹿児島観光の穴場名所と言えるでしょう。
写真:土庄 雄平
地図を見る湯之平展望所まで行く道は、桜島の南側から西側へとつながっており、通称「桜島展望道路」と呼ばれています。実はこの道こそ、桜島の世界観を最もダイレクトに伝えてくれる絶景道。おすすめは南側から上り、西側へ下る反時計回りの順序です。
まず麓の町を離れて、少しワイディングを上っていきます。序盤は森に囲まれていますが、そこから程なく絶景区間へ突入!カーブを曲がると同時に、目の前に現れる大迫力の荒涼とした山容。その急激な景色のギャップに思わず「おぉ〜!」と声を上げてしまうでしょう。
写真:土庄 雄平
地図を見る実は桜島はシラス台地で、低木中心の植生になっているため、展望が開けてくれるのです。このカーブから湯之平展望所に至るまで、火山の世界に引き込まれるようなパノラマの道が続いていきます。高々標高200m〜300mの高さとは信じられない!まさに第一級の山岳道路の雰囲気です。
写真:土庄 雄平
地図を見るそうして最高所の「湯之平展望所」へ到着。すると、そこには先程よりも近くに、北岳の荒々しい山肌がどっしりと構えています。そして眼下には大正溶岩原、また錦江湾を挟んで西側には南九州最大の都市・鹿児島市の街並みが広がるのです。360度の大パノラマを思いっきり味わいましょう!
写真:土庄 雄平
地図を見るしかし、絶景はまだ終わりません。湯之平展望所から桜島の西側へ下るラストの景色も素晴らしいのです。まるで錦江湾にダイブしていくかのようなストレートは爽快さ抜群!山と海が近接する桜島らしい道になっています。最後の最後まで桜島展望道路が演出してくれる景観変化を楽しんで下さいね。
写真:土庄 雄平
地図を見る今回は桜島展望道路と湯之平展望所を取り上げましたが、実は他にも美しい桜島の山容が望めるスポットは数々存在します。例えば、国道220号線・海潟トンネル付近は、錦江湾の背後に、桜島の整った山容がダイナミックに広がる絶景ポイント!トンネルからの景色変化のギャップも堪らないですね。
また桜島から鹿児島を繋いでいる桜島フェリーの上も見逃せないフォトスポットです。特に夕暮れの時間帯には、山肌がオレンジ色に染まる美しい夕焼を眺めることができます。感動的な情景を横目に、爽やかな海風を感じながら楽しむ船旅。実に旅情が高まる瞬間です。
写真:土庄 雄平
地図を見る鹿児島のシンボルとしてそびえる桜島。この地を訪れれば、必ずと言って良いほど目に留まる火山島ですが、その迫力と美しさを一番体感できる場所こそ、一般客の入山が許された湯之平展望所(標高373m)と、そこに至るまでの山岳スカイライン「桜島展望道路」でしょう。
なぜならカーブを曲がるごとにダイナミックな火山の山塊が立ちはだかり、そこに引き込まれていくような景色が圧巻だから。そして展望所からは、桜島の北岳が眼前に迫り、そしてこの島ならではの360度の大パノラマが広がるからです。ぜひ一度、桜島のスケールを感じに足を運んでみてはいかがでしょうか?
住所:鹿児島県鹿児島市桜島小池町桜島横山町1025
電話番号:099-298-5111
アクセス:鹿児島市街からフェリーで15分、桜島港から車で30分
2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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