写真:大谷 修一
地図を見る大雪山旭岳の西、旭川市郊外に位置する神居古潭(かむいこたん)。ここは石狩川渓谷を彩る紅葉を楽しむことができる「穴場の紅葉狩りスポット」で、秋になると多くの地元観光客がこの地を訪れます。
写真:大谷 修一
地図を見る旭川から札幌に向かって国道12号線を車で走ることおよそ40分、トンネルを抜けた先の看板を目印にその脇道を進むと、およそ600mで神居古潭の駐車場に到着します。
車を止め、展望スペースから石狩川の渓谷一帯に広がる絶景を充分に楽しんだら、木製のつり橋を渡って対岸の公園に向かいましょう。
写真:大谷 修一
地図を見る橋の上は渓谷に広がる紅葉風景を一望できる絶好のフォトジェニックスポットとなっています。ここでまず紅葉の山を背景に、記念の一枚をはいチーズ!
対岸左手には石狩川にそそぐ滝の姿が、また恐る恐るつり橋の下をのぞくと、急流が渦を巻いて流れ行く光景も見られます。
写真:大谷 修一
地図を見るつり橋を渡り、遊歩道の石段を上っていけば、そこはSLファンの聖地!「デゴイチ」として有名な「D51型」や「貴婦人」の愛称を持つ「C57」型など3両の蒸気機関車が展示されています。
勇壮な黒い車体と紅葉のコントラストは鉄道マニアならずとも目を見張らせるものがあり、その前で三脚を設置して記念撮影する観光客の姿も。
写真:大谷 修一
地図を見るここは1969年10月に廃止された神居古潭駅の跡地を整備した公園で、蒸気機関車の先には大きな車輪やモダンな駅舎が保存されています。
平成元年に復元されたこの駅舎は旭川市の指定文化財に指定されており、この内部は当時の写真などを展示している資料館となっています。
写真:大谷 修一
地図を見る線路の跡はサイクリングロードになっており、ファミリー層にも人気の場所。道路脇に残された駅のプラットフォームや鉄橋跡、トンネルといった「鉄道の遺跡」を探索しながら、他では味わえない「紅葉トレッキング」を家族そろって楽しむことができます。
写真:大谷 修一
地図を見るアイヌの人々から「カムイ(神)が棲むコタン(集落)」として畏敬されてきた神居古潭。ここは激しい流れが多くの命を飲み込んできた難所で、人々に害をなす魔神を、山の神(ヌプリカムイ)と英雄神(サマイクルカムイ)が力を合わせて封印したという古来よりの伝説が残されています。
写真:大谷 修一
地図を見る風水の観点からみても、神居古潭は注目のスポット。北海道のパワーの原点である旭岳から噴出したエネルギーが、石狩川を通じて流入しているパワースポットでもあります。エリア全体にはパワフルな「氣」が充満していますが、中でも前述で紹介したつり橋の上は上流から流れてくるエネルギーをダイレクトにキャッチでき、エリア内では最強の場所となっています。
動画:大谷 修一
地図を見る渓谷を錦に彩る絶景を存分に味わいながら、いにしえのアイヌ伝説に思いを寄せ、あわせてそこに流れる風水エネルギーをチャージする……こちら神居古潭は、そんな贅沢な紅葉狩りが楽しめる穴場スポットと言えるでしょう。
なお、本記事で紹介した紅葉風景を動画にしましたので、合わせてご覧ください。
場所:北海道旭川市神居町神居古潭
電話番号:0166-23-0090
駐車場:無料駐車場
アクセス:JR旭川駅から車で40分。旭川空港から車で50分
2020年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
大谷 修一
風水開運、温泉とグルメ、アウトドアーなどなど何でもおまかせ!北海道在住の風水師です。得意とするのが風水と旅行を合わせた「風水トラベル」。雑誌やテレビ番組、本の執筆のため、北は利尻・礼文の島々から南は道…
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