写真:もんT
地図を見る目指す太麻里駅は、台湾南東部の台東県に位置します。高雄からは南廻線を経由して、特急自強号で2時間ちょっと。台北からは、新幹線で高雄まで2時間程度なので、4時間ほどでたどり着けます。途中の南廻線の風景も絶景の連続!ぜひ、道中の鉄道の旅も楽しみましょう!
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地図を見る南廻線は、特急や急行が、合わせて1時間に1本程度の割合で走っていますが、太麻里駅を通過するものもあります。停車する列車は、上下合わせて28本のみ。時刻表などで、事前によく確認してから出かけましょう。
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地図を見る太麻里駅は、背後に山が迫った高台にあります。駅前には、商店もホテルもありません…。飲料だけは、駅待合所の自動販売機で入手可能。町の方へ行かずに散策するときは、ここで忘れずに確保していきましょう。
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地図を見る駅前広場からは、まっすぐと海へと続く坂道が…。南国らしい風景が展開しています。
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地図を見る坂を下ったところ、海岸線に沿って走る幹線道路に出て、右へ行くと、太麻里郷の町があり、食堂やコンビニ、ホテルも見つかります。写真のようなユニークなオブジェも…。ここまで、駅から歩いて10分くらいです。
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地図を見る坂を半分ほど下ったところで左に折れて、南廻線の線路へと向かってみましょう。両側に果樹園が続く道を10分ほど行くと、踏切が…。渡ったところで振り返ってみましょう。この風景、日本にも似たようなところがあったような…。
そう、あの有名な江ノ電の鎌倉高校前の踏切に、風景がとてもよく似ているんです。鎌倉高校前の踏切といえば、アニメ『スラムダンク』がきっかけとなり、特に台湾のアニメファンが注目するようになった観光スポット。その台湾にも、“スラムダンク踏切”があった!ということで、ここは隠れた観光スポットとなっています。
ただ、江ノ電の鎌倉高校前踏切とは違って、線路を行き交う列車の本数は、1時間に2本程度と、非常にわずか…。長閑な時間と風景が広がります。
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地図を見る踏切からほんの少し離れると、果樹園の向こうに、南廻線の長大コンクリート橋を見渡せるスポットもあります。道端から、風景と列車をきれいに撮ることができます。果樹園の中にはくれぐれも足を踏み入れないようにしましょう。
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地図を見る健脚ならば、こののどかな風景の中をもっと歩いてみることもできます。特に、周辺の小高い山を登っていくと、見晴らしは抜群。ただし、道中には商店や自動販売機などは何もありませんから、飲料水は前もって確保していきましょう。そして、帰りの列車の時刻にも気をつけて…。
台湾鉄路南廻線の太麻里駅。周辺は、南国台湾の自然豊かな風景が広がるすてきなところです。それに、ノスタルジックな踏切の風景も…。暑さが少し和らぐ11月から2月頃は、ちょっとしたハイキングも楽しめるでしょう。南廻線の車窓風景も絶品!列車に揺られて、ローカル駅・太麻里にぜひ立ち寄ってみてください。
2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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