フランス風の街並みを歩いて楽しみたい方には、まず地下鉄Place-d’Armes駅からほど近いオールドポートと呼ばれるエリアがおすすめ。
写真は、ノートルダム大聖堂と向かいのモントリオール銀行とに囲まれた大きな広場「アーメス広場」。この広場を境に東側(写真の向かって奥側)から、フランス風の石造りの建物の世界が広がっています。
<アーメス広場の基本情報>
住所:110 Rue Notre-Dame Ouest, Montreal, QC H2Y 1T2
アクセス:地下鉄Place-d’Armes駅から徒歩2分
上の写真もオールドポート内の一角「サン・ポール通り」で、多数のお土産ショップやカフェ、レストランが立ち並びます。メープルシロップジャムとアイスクリームを楽しめる名店や、モントリオールのロゴ入りの手ごろなお土産が手に入るお店が多く、ショッピングに最適。
こちらの「ジャック・カルティエ広場」も訪れたい場所のひとつ。一年を通してイベントが開催されたり、ストリート音楽が奏でられたりと、昼夜問わず大変にぎわいます。
<ジャック・カルティエ広場の基本情報>
アクセス:地下鉄Champ-de-Mars駅から徒歩2分
さて、街歩きスポットとして次にご紹介したいのが、「プラトー・モン・ロワイヤル」。この地区では、おしゃれな外観が目を引く住居が並びます。
おすすめは、地下鉄Sherbrooke駅から徒歩3分のLaval Avenue。駅から歩いて通りに差し掛かる際に、上の写真のようなカラフルな建物がご覧になれます。
こちらもLaval Avenueを西に向かって進んだ地点で撮影したもの。
この通りでは、地区内の他の通りと比べて、均整の取れた、かつカラフルでデザインの優れた建造物が並んでいるので、歩く者を飽きさせません。お気に入りの景色を見つけることができるでしょう。
食でモントリオールのフレンチカナダを味わいたい人には、「プティーン」や「ベーグル」、「モントリオールサンド」と呼ばれるスモークミートを挟んだサンドウィッチがおすすめです。
各種老舗や人気の名店がありますが、おすすめしたいのは「ベーグル」と「スモークミート」を融合させたスモークミートベーグルを食べられる「Bagel & Cafe」。モントリオールでは言わずと知れたチェーン店です。
写真のようにプレーンのベーグルとコーヒーだけでも充分おいしいのですが…。
ベーグルにスモークミートがサンドされた贅沢なサンドウィッチのおいしさは格別。ポテトチップスがサイドメニューとしてついてきて$15程なのでお得感も満載です。もちもちとした焼きたてのベーグルと、塩気のきいた分厚いスモークミート、そしてチーズの組み合わせが抜群!まさに一度で二度美味しいプレートです。
<Bagel & Cafeの基本情報>
住所:372 Rue Sherbrooke E, Montreal, QC H2X 1E6
電話番号:+1-514-289-4000
アクセス:地下鉄Berri-UQAM駅から徒歩6分
こちらは、「Frite Alors」の「スモークミート」と「プティーン」を融合させたスモークミートプティーン!お肉とポテトがボリューミーで、お腹も心も満たされます。
ちなみに平日はサンドウィッチとポテトのランチプレートが$11程で楽しめます。
<Frite Alorsの基本情報>
住所:1710 Rue Saint-Denis, Montreal, QC H2X 3K4
電話番号:+1-514-658-5522
アクセス:地下鉄Berri-UQAM駅から徒歩4分
次に学びたいのが、フレンチカナダの歴史。オールドポートにほど近い「シャトーラムゼイ博物館」は、モントリオールが位置するケベック州の300年の歴史や軌跡が凝縮されています。
定期的に英語やフランス語でツアーガイドを行っているほか、ギャラリーの中には至るところに日本語、ドイツ語、スペイン語、中国語での映像や音声による解説が用意されています。
最初の部屋には1706年当時のこの博物館の建物のレプリカが用意されていたり、その奥の写真の間では、フランスの貴族「Deschambault, Marie-Anne-Catherine Fleury」やアメリカの建国の父の一人「Benjamin Franklin」の生い立ちなどが音声で紹介されています。
いくつもの部屋で展示物が閲覧できるほか、第一次世界大戦で亡くなった兵士の夫婦の愛をメモリアルとして残す素敵な空間も。地下にも実物大の展示物が多数あるので、見逃し厳禁です。
<シャトーラムゼイ博物館の基本情報>
住所:280 Rue Notre-Dame Est, Montreal, QC H2Y 1C5
電話番号:+1-514-861-3708
アクセス:地下鉄Champ-de-Mars駅から徒歩3分
さて最後にご紹介したいのが、フランス語を気軽に楽しむ方法。モントリオール市内のお店では「bonjour」と挨拶が交わされるほか、フランス語のサインも多く見かけます。
まず、街なかにある標識。写真の中のお店の前に掲げられているプレートには「OUVERT」(-OPEN)の文字があります。この表示を見つけたら、開店中のサインです。他にも駅構内には「SORTIE」(=EXIT、出口)や「TIREZ」(=PULL、引く)の文字が溢れます。
モントリオールでは車内アナウンスもフランス語です。「PROCHAINE STATION」と聴こえたら、次の停車駅を告げるサインです。英語とは発音が異なるため、フランス語になじみがない方は電光掲示板で降りる駅を確認すると良いでしょう。
平日に地下鉄の駅前で無料で配布してくれる新聞も、モントリオール市民にとって重要な情報源です。扱っているニュースはモントリオールやカナダにまつわる国内トピックから国際問題まで様々。フランス語上級者には読み物としてお勧めです。
いかがでしたか?まるで英語圏にいることを忘れてしまうかのようなフランス文化に溢れるモントリオール。人々の会話はフランス語ですが、お店や駅、そして一般の人たちは英語で答えてくれることがほとんどなので、フランス語が話せなくてもあまり不便はありません。
皆さんもモントリオールの街に繰り出して、フレンチカナダを楽しみましょう!
2019年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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