写真:安藤 美紀
地図を見るこれから一人旅にチャンジする人、もっと充実した一人旅がしたい人におすすめの宿が、「奥入瀬渓流ホテル」です。
なぜ?と頭に「はてなマーク」が出現した人も多いでしょう。その理由の一つが、芸術は爆発だ!で知られる、岡本太郎さんのパブリック・アートを鑑賞できるから。一人だと、時間も気にせず作品にじっくり集中できます。
西館ラウンジの巨大暖炉は、奥入瀬渓流の水しぶきが「水の妖精」に変わっていく様子を表した作品「河神」。左上に、一つだけある女性は、岡本太郎さんの養子で奥様の「かの子さん」をイメージした像なんですよ。
写真:安藤 美紀
地図を見るそして、東館にある巨大暖炉も、岡本太郎さんの作品。「森の神話」は、奥入瀬渓流で暮らす森の妖精や動物、自然を表しています。きのこっぽい妖精は、キモかわいい感じで癒やされますよね。暖炉の一部には直筆サインもあるので、探してみてくださいね。
写真:安藤 美紀
地図を見る「奥入瀬渓流ホテル」には、知る人ぞ知る岡本太郎さんのパブリック・アートが、もう1つあります。そのアートが眠る場所は、東館1Fのビュッフェレストラン「青森りんごキッチン」脇の出入口から外へ出た、渓流の小路。
大きな口が特徴の「太郎カッパ神像」は、ファンの間で人気の作品です。ぜひ足を運んで写真を撮りましょう。
写真:安藤 美紀
地図を見るお土産になる手作り体験は、この宿の楽しみの一つ。
苔だけで約300種類以上もある苔の聖地・奥入瀬渓流ならではの「こけ玉作り体験」は、かわいい上に癒される。そして超簡単です!
写真:安藤 美紀
地図を見る「こけ玉作り体験」は、苔玉の中に入っている植物を選ぶところからスタート。四季を感じたい人は常緑樹を、葉っぱが落ちるのは寂しい人は落葉広葉樹を選びましょう。
乾燥水苔をラップでくるんで、お団子状に。崩れないように緑の糸で苔を巻いて、緑色の苔を貼り付け、最後に糸でグルグルしたら、もう完成!体験時間はたったの30分です。
・料金 一人2500円
・体験 1日3回(9時・12時・15時)
写真:安藤 美紀
地図を見るもう1つの手作り体験は、青森育ちのひょうたんを使った「奥入瀬ランプ制作体験」。
ひょうたんに穴を開けるだけの、シンプルな体験はまさに「お一人様」向き。デザインは、奥入瀬に生息する苔がモチーフになっていて、穴が開く度に可愛さが増していきます。体験時間は約60分。完成品は、包装して自宅へ郵送してもらえますよ!
・料金 一人約5000円(ひょうたんのサイズにより変わります)
・体験 1日3回(10時・13時・16時)
写真:安藤 美紀
地図を見るまた一人でも、ちょっとした隙間時間に奥入瀬渓流へ行けるのが、このホテルのオススメポイント。
「渓流シャトルバス」は、奥入瀬渓流散策に使うと便利です。乗降場所は、三乱の流れ・石ヶ戸・阿修羅の流れ・雲井の滝の4ヶ所。ゲストは無料で利用できます。
奥入瀬渓流は、全長14kmで高低差が200mというなだらかな渓流。遊歩道も整備されていて歩きやすいのですが、体力に自信がない人にぴったり!
※渓流シャトルバス:4月〜11月末まで。冬季は積雪の影響で「冬の奥入瀬渓流ツアー」に変わります。(停車場所:三乱の流れ・馬門岩・雲井の滝)
写真:安藤 美紀
地図を見る昼間の奥入瀬渓流は、観光客が多かったり、どうしても車の音が気になります。
そこで活用したいのが、朝6時に出発してコーヒーを飲む無料のプログラム「渓流モーニングカフェ」。ちょっぴり朝早いけど、人がいない静かな奥入瀬渓流を楽しみましょう!早朝は、一番動物に会いやすい時間帯。森の中でウサギやリスに会えるかも。一人で参加している人が多いのも嬉しいポイント。
※2020年の実施期間は、2020年4月18日〜11月6日です。
写真:安藤 美紀
地図を見る奥入瀬を熟知したスタッフと約3時間で巡れる「奥入瀬ガイドウォーク」もおすすめ。最低催行人数は1名から。マンツーマンでも丁寧なガイドを受けられます。
参加する際には、客室にあるルーペをお忘れなく!
都市型ホテルでは、客室の広さが平均15平米ほど。「奥入瀬渓流ホテル」の客室は、28平米からと広く、スーツケースやお土産をたくさん置いても十分な余裕があります。また、全室マッサージ機があるのも、このホテルの良いところ。
施設には3箇所お風呂がありますが、メインのお風呂「渓流露天風呂」は、冬になると氷瀑が壁に出現し「氷瀑の湯」となります!全国にある星野リゾートの中で、氷爆を見ながら温泉に浸かれるのは、「奥入瀬渓流ホテル」だけです。日常からかけ離れた景色を眺めながら、心ゆくまで湯浴みしましょう。
泉質は、pH値6.07の肌に優しい単純泉。柔らかなお湯は、疲れた肌と心に活力を与えてくれますよ。
写真:安藤 美紀
地図を見る一人でも気軽に立ち寄れるロビーは、日差しがたっぷり入る憩いのオアシス。森林浴を楽しみながら、リフレッシュしましょう。
西館のラウンジでは、夜になると無料で学べる「森の学校」も開催。翌日の奥入瀬渓流散策がもっと楽しくなりますよ。その際には、りんごの紅茶やごぼう茶など、郷土の味も一緒に楽しんでくださいね。
写真:安藤 美紀
地図を見る旅の楽しみは、なんといっても食事。食べることが大好きなら、一人でも「食」の世界に没頭したいですよね。
2019年7月オープンのフレンチレストラン「Sonroe(ソノール)は、渓流沿いのテラスでアペロを堪能し、場所を室内に移して、優雅に本格フレンチを楽しむレストラン。自分をストーリーの主人公に置き換えて、今日の「一口」にどっぷり浸ってみるのに最高のスポットです。
写真:安藤 美紀
地図を見るレストランで腕をふるうのは、20代からフランスに渡り、パリやバスク地方で腕を磨いてきた斎藤シェフ。
フレンチの巧みな技法を取り入れた料理は、1品1品がアートのように美しく、目でも舌でも感動を味わえます。特にオススメは大間のマグロ料理で、食べた人をたちまち虜にしてしまいます!
驚きに満ちたフレンチを「一人で食べる楽しさ」を感じてみてくださいね。
※時期により、提供内容・食材の産地が異なる場合があります。
写真:安藤 美紀
地図を見る朝食は、ビュッフェレストラン「青森りんごキッチン」で。名物の搾りたてのりんごジュースは、市販のものとぜんぜん違う自然な甘さが楽しめます。
ほかにも、18種類のパンが焼き立てで並んだり、ライブキッチンコーナーでは、青森県産のホタテがゴロンと入った朝ラーメンも!ホタテと昆布の旨味が引き立つ味わいで、朝から元気が湧いてきますよ。
※時期により、提供内容・食材の産地が異なる場合があります。
奥入瀬渓流ホテルの公式サイトには、一人旅がお得になる「シングルユース優待プラン」があります。この場合、朝食のみとなりますが、夕食は追加料金で「青森りんごキッチン」やフレンチレストラン「Sonore」が利用可能に。ぜひ、組み合わせて贅沢な一人旅を実現してみてはいかがでしょうか。
※日程により「シングルユース優待プラン」の設定がない場合もあります。
2019年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
取材協力:奥入瀬渓流ホテル
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