信州まつもと空港(写真)は長野県松本市と塩尻市にある空の玄関です。現在フジドリームエアラインズ(FDA)が福岡便、札幌(新千歳)便、神戸便を運航しており、また夏期限定ではFDAが札幌(丘珠)便、JALグループのJ-AIRが大阪(伊丹)便を運航中。日本の空港の中で最も標高が高い657.5mの場所にあるほか、更に日本で唯一内陸県にある空港でもあります。
ターミナルビルの3階には送迎デッキがあり、滑走路や飛行機、周辺を眺める事が可能。滑走路側にはワイヤーフェンスがあるため、撮影には少々制約がありますが、見通しが良い日なら上高地の山々と一緒に眺めたり撮影が可能です。
信州まつもと空港の敷地の周囲は、長野県が設置した公園・信州スカイパークとなっています。ターミナルビル送迎デッキからよく見える、滑走路を挟んだ場所に陸上競技場、ターミナルビル北側にある「やまびこドーム(写真)」などの体育施設が点在しているほか、公園内には空港を囲むようにウォーキング・ランニングコースもあります。時間がある旅行者は信州スカイパークで運動してみてはいかがでしょうか。また航空ファンには公園内での飛行機の撮影もおすすめします。
1階FDAチケットカウンターのすぐ近くにある「井上エアポート店」は、松本市を代表する百貨店・井上が運営する店舗です。土産を購入してから手荷物を預けやすく、土産の種類も豊富。中でもエアポート店で人気の菓子土産が、長野市の老舗七味唐辛子メーカー・八幡屋磯五郎(やわたやいそごろう)が販売する「八幡屋磯五郎の種(写真)」。七味唐辛子の種(赤)、ガラムマサラの種(黄)、さんしょうの種(緑)の袋が入ったセットで、越後製菓が製造する国産うるち米を焼き上げたおいしい米菓です。
井上エアポートで人気・店員おすすめの土産は「欧風焼き菓子 雷鳥の里(写真)」です。長野県大町市の田中屋が販売する信州土産の定番といわれる製品。ヨーロッパ風せんべいにクリームを挟み、さくっとした歯触りの菓子。北アルプスに生息する雷鳥をイメージして作られています。
魅力的な土産がたくさんある井上エアポートでは、松本のB級グルメといわれる日新堂製菓の「みそぱん(写真)」も販売しています。パンと名付けられていますが実はソフトクッキーのような焼菓子の1種。かつては全国的に作られていましたが、現在は他地域で作られなくなり、松本周辺に残った製品です。味噌のしょっぱい(塩辛い)味と焼菓子の甘さを味わえる昔懐かしい「みそぱん」はいかがでしょうか。
<井上エアポート店の基本情報>
電話番号:0263-57-5784
営業時間:10:00〜16:30
2階にある店舗「四季の味蔵(あじくら)」でも土産を販売しています。また制限区域にある搭乗待合室でも売店を搭乗時間に営業中。特に空港店が企画・考案したオリジナル商品「信州まつもと空港チョコロールクッキー(写真)」は、飛行機の形をした箱に松本城などの地元の名所を描き、中にチョコロールクッキーが入ったお菓子です。航空ファンや子供を中心に人気で、販売状況や購入客の意見を取り入れながら年々改良していく予定。次回お店を訪れた時にはデザイン等が変わっているかもしれませんよ。
四季の味蔵で人気の地元土産としておすすめは、塩尻市にある洋菓子レーヌの「長芋の里(写真)」。長芋は塩尻市から近い山形村産を使用し、青海苔やブランデーも入っているけどふわふわの生地となって食べやすいです。天皇皇后両陛下へ献上したお菓子としても知られ、本店は空港からも近いJR篠ノ井線・広丘駅から徒歩5分の場所にあります。
<四季の味蔵 松本空港店の基本情報>
電話番号:0263-86-3233
営業時間:10:00〜16:30
2階にある空港で唯一のレストラン「城下町(写真)」は、空港の駐車場や1階を眺めながら食事が出来る和風テーブルのレストラン。定食、カレー、地元産のジュースやお酒がメニューにあります。
中でもざるそば(写真)は大半の期間を信州産のそば粉を使用して提供する信州そば。なお信州産のそば粉がない夏から秋の一部期間はやむを得ず北海道のそば粉を使用しています。その他のそば料理も同様ですので、信州の味を堪能してから出発してみてはいかがでしょうか。
<レストラン城下町の基本情報>
電話番号:0263-57-5780
営業時間:10:00〜16:00
住所:長野県松本市大字空港東8909番地
電話番号:0263-57-8818(松本空港ターミナルビル株式会社)
営業時間:8:30〜17:30
アクセス:
松本バスターミナル(JR松本駅)よりバスで約30分
JR篠ノ井線・村井駅&広丘駅よりタクシーで約10分
2019年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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