ウラジオストクに限らず、ロシアに行ったらぜひとも食事に訪れてほしいのが「スタローヴァヤ」と呼ばれるカフェテリア形式の食堂。本格的なロシア料理店もいいものですが、朝食や昼食を気軽に済ませたいときには最適な業態です。
ウラジオストクにもそこかしこにスタローヴァヤがありますが、なかでもこの「リパブリック」(駅前店)は、ウラジオストク駅のすぐ前に店を構える人気店。朝から夜まで地元住民でにぎわっています。
スタローヴァヤには、かならず料理が並んでいるショーケースが置かれています。トレーを持ったら、気になった料理を手に取ったり、指をさして店員さんに取ってもらいましょう。料理の見た目で選べばいいので、ロシア語がしゃべれなくても安心です。
ひと通り、料理をトレーにのせたら、レジに向かいます。サラダや前菜とスープ、メイン料理を1品ずつ取って、200〜300ルーブル程度のお手軽価格です。
スタローヴァヤの料理の内容は、店によって大きな違いはありません。メインは、チキンのチーズ焼き(写真)やロールキャベツ、ロシア風カツレツ、チキンや野菜の煮込み、クリーム煮など。サラダは、オリーブ(写真)、ビーツ、キュウリあたりが定番。ボルシチなどのスープ類も頼みたいところです。
なお、このリパブリックは1階が食堂ですが、2階にはバーカウンターもあってお酒を飲むこともできます。立地も抜群で、非常に使い勝手のよい店ですね。
<基本情報>
住所:Ulitsa Verkhneportovaya, 2Г, Vladivostok, Primorsky Krai
電話番号:+7-423-221-50-66
アクセス:ウラジオストク駅から徒歩1分
2店目はウラジオストク観光の中心である通称「噴水通り」からもほど近いスタローヴァヤ「ニルィダイ」。ヨーロッパ調の格調高い外観で、店内もレストランのような洗練された空間になっています。メイド姿の女性スタッフが出迎えてくれます。
ほかのスタローヴァヤと同様に、この店もカフェテリア形式で、多彩な料理がショーケースの中に並んでいますが、朝食の時間に訪れると、それとはべつにモーニングメニューも用意されています。ショーケースの上にあるパネルに写真入りで掲載されているので、指でさせば注文することができます。朝日が入る窓側の席で朝食をとれば、ちょっとしたセレブ気分を味わうことができますよ。
ショーケースの中には、煮込みからロシア風のカツレツ、ロシア風のオムレツまで、さまざまな料理がところ狭しと並んでいます。迷うこと間違いなしですが、ここはロシアならではのビーツのサラダやソバの実を使った料理をぜひ試してみてください。
<基本情報>
住所:Svetlanskaya St, 10, Vladivostok, Primorsky Krai
電話番号:+7-908-994-4413
アクセス:ウラジオストク駅から徒歩15分
海外旅行に行くと、帰りの空港で時間を持て余すというのはよくあることですね。ウラジオストク空港は、街中の雰囲気とは打って変わって写真のような近代的な建物ですが、規模は大きくなく、時間をつぶすのには少々難儀をします。ただ、救いなのが空港内にスタローヴァヤがあることです。
街中の店と同じように、ショーケースにはさまざまな料理が並んでいて、指差しで注文することができます。空港内なので、街中に比べると多少値段は高くなりますが、ロシアを発つ前の食べ納めとして、ぜひ立ち寄ってみてください。
<基本情報>
住所:ウラジオストク国際空港1階
電話番号:+7-423-230-69-09(空港代表)
アクセス:ゲートを正面に見て右奥
ウラジオストクには魅力的なレストランがたくさんありますが、地元民に愛される庶民派の食堂に立ち寄るのも楽しいものです。カフェテリア形式のスタローヴァヤでは言葉がわからなくても安心。ぜひ、気軽に楽しめるロシア流食堂で現地の味を楽しんでみてください。
2019年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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