写真:土庄 雄平
地図を見る銀閣寺を筆頭に由緒ある古刹と、四季折々美しい自然景観が魅力の京都市東山は、京都観光において欠かせないエリア。哲学の道や蹴上インクラインといった桜名所や、お盆に行われる大文字焼き、紅葉名所の永観堂など、一度は訪れたい絶景スポットを数々有しています。
写真:土庄 雄平
地図を見る京都駅からバス一本というアクセスの良さと、市中の喧騒から距離を置いて、穏やかな時間を過ごせるこのエリアは、観光客にとても人気が高く、一年を通じて多くの人が訪れます。
そんなこの東山で、ぜひとも足を運んで欲しいのが古民家カフェ「茂庵(もあん)」。京都らしい奥ゆかしさを見せる穴場スポットです。
写真:土庄 雄平
地図を見るまず古民家カフェ「茂庵」のポイントは、その立地。京都大学の裏手・吉田山の頂上付近に位置しています。そのため、カフェへ辿り着くまでに少し歩かなければならないものの、これが実に京都らしい趣深い風景を見せてくれるのです。
まず京都駅から5号系統か17号系統、または100号系統に乗り、銀閣寺道のバス停で下車後、吉田山へ向かう神楽岡通りを南下していきます。銀閣寺道周辺は観光客が多いものの、一本通りを変えれば、人通りはまばらなのが東山の嬉しいところ。そうして300m程歩けば、カフェ「茂庵」の看板が見えてくるので、石段を上がっていきましょう。入り口から味のある雰囲気が漂ってきますね。
写真:土庄 雄平
地図を見るあとは次々出てくる看板に従って吉田山へと進んでいきます。途中には緑の美しい坂や、大正時代の街並みも登場し、思わず立ち止まってしまうこと間違いなし!観光スポットとして認知されていないものの、こうした風情ある景観に出会えるのも京都ならではと言えるでしょう。
写真:土庄 雄平
地図を見るそして街並みの横から「茂庵」という表札が置かれた門をくぐりぬけ、森へと入っていきます。溢れるような緑が美しく、観光地とは思えない静かな空間がとても心地よいですよ。途中、見応えのある“旧谷川茂次郎茶苑”を通り過ぎれば、ようやく一軒の重厚な木造建築が見えてきます。これが今回紹介する古民家カフェ「茂庵」です。
写真:土庄 雄平
地図を見る「こんなところにカフェが!?」と思わず口に出してしまうその立地。神楽岡通り沿いの茂庵の入り口から徒歩10〜15分ほど要します。これほど長い導線のカフェはとても珍しいのではないでしょうか?
そして見上げれば、緑に囲まれて佇む古風な建物。実は、大正時代に“市中の山居”としてお茶会を催すために建てられたという経緯があります。これぞ京都の奥深さと言える導線ですね。
写真:土庄 雄平
地図を見るそして入店すると、森に包まれるロケーションが抜群に活かされた内観が!大きく枠取られた窓、その先には美しい緑が広がります。風が優しく吹き、BGMのように聞こえる葉擦れの音・小鳥のさえずり。晴れていれば木漏れ日が気持ちよく、雨の場合でもシトシトとした雨音がとても風情がありますよ。また、西側の窓席からは京都市街を一望することも可能です。
写真:土庄 雄平
地図を見るそんな雰囲気・ロケーション抜群な古民家カフェ「茂庵」では、こだわり抜いた絶品ランチを食べることができ、この時間が至福のひと時。定番は、4種類から2種類を選ぶピタパンサンド(スープ、豆のマリネ付)!トマトモッツァレラチーズ・なすとズッキーニとベーコンの2種類を基本とし、季節の野菜系とお肉系の2種類から選択することができます。どれも身体に優しいヘルシー志向ながら、食べ応えあるしっかりした味付けが嬉しいですね。
写真:土庄 雄平
地図を見るまた月替わりランチメニューも見逃せません!京都らしい和風のランチプレートは素朴ながらお洒落で、どれも優しい味わいが特徴的。季節ごとの素材を活かして、ホッと一息つくことのできる美味しさに仕上がっています。
写真:土庄 雄平
地図を見る心癒される時間と風景の中で、身体へスッと染み込んでいくような食事を頂く時間は、京都ならではの“わびさび”を感じる至福のひと時。五感をフルに使って、贅沢なランチタイムを過ごしましょう!なお食べる前に、風景とともにランチを撮影するのもお忘れなく!フォトジェニックな一枚になること間違いなしです。
写真:土庄 雄平
地図を見る京都有数の人気エリア東山にひっそりと佇む古民家カフェ「茂庵」。入り口から店内に入るまで京都ならではの導線が魅力で、店へと辿り着けば、観光地であることを忘れてしまうような静寂と緑に包まれる癒しの空間が広がります。そして、五感をフルに使って、その京都らしい奥ゆかしさを楽しみながら、ヘルシーな絶品料理を頂く時間こそ「茂庵」の醍醐味!東山エリア観光の際には、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
住所:京都府京都市左京区吉田神楽岡町8
営業時間:11時30分〜18時00分
定休日:月曜日
アクセス:京都駅から市バス5号/17号/100号系統に乗車、銀閣寺道で下車後、徒歩15分。
2019年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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