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写真:豊島 リューバ
地図を見る「ツァリーチノ公園」はモスクワの中心から南に位置し、モスクワメトロ緑の路線のツァリーチノ駅(Tsarits’no)とオレホヴォ駅(Orekhovo)の間に広がる国立公園です。気軽に行くことができ、観光にとてもオススメの場所です。公園内の散策に入場料はかかりません。
写真の広場の右側には、エカテリーナ二世にまつわる歴史を持つ、立派なツァリーチノ宮殿があります。
写真:豊島 リューバ
地図を見るそれがこちらです!エカテリーナ二世は1775年、サンクトペテルブルクからモスクワに立ち寄った際、ツァリーチノの土地の美しさに一目惚れします。そこで早速、当時の土地の所有者ドミトリー・カンテミルから土地を買い取り、ヴァシリー・バジェノフという建築家に、女帝の邸宅としての宮殿を設立するように命じます。
一年後の1776年から始まった宮殿設立でしたが、10年後の1786年、再びモスクワを訪れたエカテリーナ二世は、宮殿を見てその出来にがっかり。なんと宮殿を破壊して作り直すように命じたのです。最初の建築家は解雇され、マトヴェイ・カザコフという別の建築家が宮殿設立を引き継ぎましたが、結局宮殿は未完のまま。20世紀に至るまで廃墟としてこの地はあり続けたのです。
宮殿が今のように復元されたのは2000年代初頭です。
写真:豊島 リューバ
地図を見る復元されたツァリーチノ宮殿は、現在はミュージアムになっています。中に入ると下りのエスカレーターがあり、そこに小さなカフェもあります。
写真の右側に建っている2人の像は、ツァリーチノ宮殿建設に関わった建築家、ヴァシリー・バジェノフとマトヴェイ・カザコフです。女帝のために誠意を尽くして建てようとしたものの…結局彼らの時代に出来上がることのなかった宮殿の姿を、現代に生きる私たちが見ているのです。
写真:豊島 リューバ
地図を見る広いツァリーチノ公園には、豊かな美しい自然と水辺の景色があふれています。宮殿に向かって散策をしている間もリラックスした気持ちになることができますよ。
写真:豊島 リューバ
地図を見る散策途中のあちこちにベンチが設置されているので、疲れたら一休みもできて、食べ物を持っていたらちょっとしたピクニック気分も味わえます。
写真:豊島 リューバ
地図を見るツァリーチノ公園の敷地内には、よく見るとかなり年季を感じる石垣が使われている小さな建物があります。建物の一部が壊れたまま残されていて、廃墟感を味わうことができます。
上の方に階段で上ることができて、ちょっとしたフォトスポットになっています。
写真:豊島 リューバ
地図を見るツァリーチノ公園の敷地内に、唯一当時のままの残っているものがあります。それがこの教会で、大宮殿の向かい側の方に少し歩いたところに位置しています。
教会が建てられたのは、1722年、つまりエカテリーナ二世がこの土地に立ち寄る前のことです。最初に宮殿の設立を命じられたヴァシリー・バジェノフは、教会を壊さず、そのまま残しておきました。今となってはこの教会が、敷地内の最も古い建物です。
写真:豊島 リューバ
地図を見る最後にこのフィグルニ・モストと呼ばれる橋を紹介します。
橋がかかるトンネルをくぐるとツァリーチノ宮殿と対面することができます。橋の上には上ることができて、そこからの宮殿の眺めも最高ですよ!
住所:Dol’skaia ul., 1, Moscow.
電話番号:+7-499-725-72-87
2019年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2022/5/28更新)
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