フランクフルトから日帰り!木組みの町「ヘキスト」へ

フランクフルトから日帰り!木組みの町「ヘキスト」へ

更新日:2019/11/07 11:07

浅井 みらののプロフィール写真 浅井 みらの 総合旅行業務取扱管理者、全国通訳案内士(英語)、世界遺産検定2級
高層ビル群が建ち並ぶフランクフルトから電車で約10分。ドイツ特有の木組みの家が多く残された町「ヘキスト(Hochst)」に辿り着きます。車も入れない細い路地を歩くと黄色や白、青や赤など色彩豊かな木組みの家が連続していて、まるで絵本の世界のよう。保護文化財の対象になっている家屋も多いですが、住民が普通にそこで暮らしている様子を実感できるのが印象的。博物館とは一味違う、歴史と触れ合える場所です。
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新市街にある駅に辿り着いたら旧市街へ

新市街にある駅に辿り着いたら旧市街へ

写真:浅井 みらの

フランクフルトの西10kmに位置するヘキスト。火災や戦火の危機にさらされながらも奇跡的に昔ながらの木組みの家が多く残されていることで有名です。

フランクフルトの中央駅や中心地ハウプトヴァッヘ(Hauptwache)から電車で乗り換えなしで行けるというアクセスも人気のひとつ。

新市街にある駅に辿り着いたら旧市街へ

写真:浅井 みらの

マイン川に沿って町が広がり、特に川のすぐ近くに旧市街があります。駅から川を目指して歩くこと約5分。ケバブ屋さんなどエスニックな雰囲気から一転、コツコツと靴音が鳴る石畳の道に変わったら、旧市街に入った合図。境い目付近には14世紀より町を守ってきた高さ4mを超す城壁が今も残されています。

新市街にある駅に辿り着いたら旧市街へ

写真:浅井 みらの

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細い路地が縦横に走る旧市街には大小さまざまな趣きある家が横一列に並び、そぞろ歩きにぴったり。

他にも旧市街を横断している大通り、ボロンガロ通り(Bolongaro strasse)にも木組みの家が残されています。ほとんどの建物が16世紀以降に建設されたもの。車の代わりに馬車が走る様子を想像すれば、当時の雰囲気も容易に思い描けるはず。

住宅街の先に佇むヘキスト城

住宅街の先に佇むヘキスト城

写真:浅井 みらの

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木組みの家並みを通り抜けると、ぽかんと空が広がる開放的な広場に出てきます。ここはシュロスプラッツ(Schlossplatz)。“シュロス”は“お城”、“platz”は“広場”という意味で、ヘキスト城の目の前に設けられた広場を指します。

広場を囲んでいる一般住宅より一回り大きい木組みの家にはドイツ料理レストランが入っていて、平日も家族や友人同士の笑い声やビールを傾ける光景が見られます。

住宅街の先に佇むヘキスト城

写真:浅井 みらの

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ヘキスト城(Hochster Schloss)は一般開放されていて、出入りも自由。タイミング良ければ不定期にオープンしている城内の博物館に入れることも。14世紀から16世紀に建てられたお城は終盤にルネッサンス様式が採用され、白と金色に彩られた格式感じるデザインです。

お城の周りは空堀になっていて、広場とを繋ぐアーチ橋横の階段から下りられます。

住宅街の先に佇むヘキスト城

写真:浅井 みらの

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頭上には見張り台も兼ねた白い塔が突出しています。

マイン川で思い思いの時間を

マイン川で思い思いの時間を

写真:浅井 みらの

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城内の奥には中庭があり、そこからの眺望はまるでターナーが描く風景画のよう。目の前ではマイン川が悠々と流れ、時の進みも緩やかです。

マイン川で思い思いの時間を

写真:浅井 みらの

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東側に視線を移せば大都市フランクフルトのシンボル、メッセ(展示会場)や高層ビル群が望めます。

手前では対岸を結ぶ連絡船が行ったり来たり。自転車や歩行者のみ利用できる船で、乗客が集まったら出発したり、迎えに行ったりと時間ではなくその場の状況で臨機応変に動きます。

マイン川で思い思いの時間を

写真:浅井 みらの

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川岸へはヘキスト城から徒歩で約2分。子供たちが元気よく公園を駆け回り、その様子を大人たちが見守ります。遊歩道に等間隔で設けられたベンチではカップルや友人グループがおしゃべりに夢中だったり、静かに目の前の景色を眺めていたり。

リラックスした時間を過ごしているのは人間だけでなく水鳥も同じ。特に白鳥は人間慣れしていて、油断しているとすぐ近くまで様子を伺いにやって来ます。

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ヘキストの名スポットは他にも

ヘキストの名スポットは他にも

写真:浅井 みらの

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商業都市フランクフルトと大司教の所在地マインツの中間に位置し、交通の要として発展したヘキスト。旧市街にはお城以外にも名所が10ヵ所ほどあり、そこを散策してみるのもおすすめです。

最初に建設されたのが850年頃というユスティニウス教会(Justinuskirche)は、フランクフルトで一、二を争う歴史を誇ります。他にも18世紀後半に建てられたボロンガロ宮殿(Bolongaropalast)は、左右対称の均整がとれたバロック様式の宮殿で、ナポレオンが滞在したという逸話も。

ヘキストの名スポットは他にも

写真:浅井 みらの

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例えば連絡船に乗って対岸を探検してみる過ごし方も。畑や草原が広がる、より牧歌的な風景を味わえます。

ヘキストの名スポットは他にも

写真:浅井 みらの

“木組みの町”で人気のヘキストは、もう一つ“陶磁器の町”という別の顔も持っています。

マイセンに次ぐ2番目に歴史のあるヘキスト陶磁器工房(Hochster Porzellan-Manufaktur)は新市街にありますが、旧市街のショップでも乳白色を基調とした艶やかな陶磁器が店頭に並びます。

木組みの家から聞こえる日常の音

木組みの家から聞こえる日常の音

写真:浅井 みらの

保存状態が良い木組みの家壁には、保護文化財の証“Denkmalschtz”が掲げられていますので、町歩きの際はぜひ参考にしてみてください。

木組みの家から聞こえる日常の音

写真:浅井 みらの

数百年の歴史が刻まれた「ヘキスト」の木組みの家。ある玄関先ではお婆ちゃんが落ち葉を掃いていたり、別の家では満開の花々が歩行者を出迎えたりと、そこには日々の暮らしを丁寧に過ごしている住民の姿があります。

きっとこの光景は旧市街が築かれた当時から変わっていないはず。ぜひ訪れた際は、ヘキストで今も大切に受け継がれているドイツの伝統を感じてみてはいかがでしょうか。

ヘキスト旧市街の基本情報

住所:Hochster Schlosspl. 16, 65929 Frankfurt am Main (ヘキスト城)
アクセス:フランクフルト中央駅から電車Sバーン1または2で約10分。ヘキスト駅から徒歩約5分

2019年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/10/22 訪問

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