写真:くまの くま
地図を見る「江戸ワンダーランド日光江戸村」のエンターテイメントは朝9時、太鼓が鳴り響く「開門の儀」から始まります。入り口の「関所」にずらりと並んだ家臣たちが、通行手形を手にした旅人を出迎えしてくれます。
この儀式は、「江戸ワンダーランド日光江戸村」が運行する無料送迎バスでは間に合わないので、路線バスや車で向かいましょう。
写真:くまの くま
地図を見るパーク内は、関所を抜けると宿場町、商家街、奉行所と続く、江戸の街並みが再現されています。朝一番に立ち寄りたいのが、宿場町にある江戸人の衣装を揃えた変身処「時空」。殿様や大奥、花魁、農民、新選組幹部(季節限定)などに紛することで、江戸散策がより楽しめます。
花魁以外は予約なしの先着順、衣装数や身長・年齢制限、値段が異なるので、関連MEMOの公式サイトで事前確認を。また、衣装は通年使用のため、秋冬の防寒対策は必須。しかし、秋冬に限り、貸衣装に足袋ソックスがつき、履いた靴下はお土産として持ち帰れる特権もあるので、寒い時期の変身もおすすめです。
写真は、人気が高い侍と武家娘。
写真:くまの くま
地図を見る江戸人に扮したら、商家街の「紅庵」で女性陣は口紅、男性陣は刀傷などのボディペイントを施してもらいましょう。口紅は、江戸時代から伝わる製法で作りあげた「伊勢半本店」を使用。
紅花からわずか1%しか取れない貴重な紅は、水を含ませることで玉虫色から赤へと変化し、唇に乗せると玉虫色や鮮やかな赤、ほんのり色づくなど人によって色味が異なります。一差しだけで600〜700円相当ですが、無料で体験できます!
写真:くまの くま
地図を見る江戸の村には芝居小屋が点在し、外国の旅人に人気が高い忍者アクション劇から水芸、日本人が大好きな勧善懲悪や人情味あふれる時代劇などを上演。開演時間をチェックして、効率よく観劇めぐりと行きましょう。
数ある芝居小屋の中でも特に人気なのが、萩本欽一さんプロデュースの「両国座」。笑いあり涙ありの人情芝居が楽しめるドタバタ喜劇は、欽ちゃんご本人も舞台に上がり、観客をどんどん巻き込んで盛り上げます。最後は拍手喝采、おひねりの嵐!
写真:くまの くま
地図を見る大道芸人や人足、商人など個性豊かな人々が行きかい、いつもどこかで何かがおっぱじまる。そんな江戸村で江戸の格好をしたあなたも、旅人から見れば立派な江戸人。街を歩けば写真撮影を求められ、ちょっとした人気者。お殿様の格好なら江戸人から深々と頭を下げられ、お殿様気分に浸れます。
写真:くまの くま
地図を見る「江戸ワンダーランド日光江戸村」といえば子どもの忍者体験が有名ですが、大人が楽しめる忍者修行の場もいくつかあります。三半規管が試される「忍者修行の館」は、食後を避けて大いに楽しんで。隣接する「忍者仕掛迷路」は、江戸人は衣装が引っかかってしまうので、衣装を返却後に挑戦。
写真:くまの くま
地図を見るまた、侍修行や三味線、流鏑馬体験など、大人が楽しめる無料の江戸体験も充実。三味線体験は、体験回数によって習う曲が変わるので、弾けるレパートリーも増えていきますよ。
写真:くまの くま
地図を見るおなかがすいたら、江戸グルメを。おすすめは、食事処「日本そば 薮」の「江戸かき揚げせいろ」(写真)。約10pのボリューミーなかき揚げとコシがある八割蕎麦で食べ応えばっちりの人気メニューです。
店内は江戸人で賑わい、麦酒を美味しそうに飲む江戸人に扮した大人の集団の姿も。価格は両表示ですが、支払いは円でOK。
写真:くまの くま
地図を見る江戸村では、買い食いも楽しみの一つ。食事・甘味処「松前屋」の3色団子は、歩きながらでも食べやすく、お値段も手ごろなのでそぞろ歩きのお供にどうぞ。
写真:くまの くま
地図を見る職場や仲間へのお土産は、悪代官との悪だくみでおなじみの呉服商「越後屋」で、上記3点の菓子折りを。渡すときは、定番の「お代官様、これを……」と「お主も悪よのぉ」のやり取りもお忘れなく。
写真:くまの くま
地図を見る江戸村一番の人気者といえば、ちょんまげ姿がキュートなゆるキャラ「ニャンまげ」。家来を連れて神出鬼没、運よく出会えたらラッキー。ニャンまげとのツーショットは、遭遇率が高い両国橋、旅人が少ない秋冬の平日を狙ってみて。
写真:くまの くま
地図を見る神出鬼没といえば、江戸村の女鼠小僧もしかり。村中を駆けずりまわって旅人にシールと飴を配っています。遭遇すれば、大人ももらえます。
写真:くまの くま
地図を見る艶やかな花魁が独特の足さばきで江戸の町をゆっくりと練り歩く「花魁道中」。1日1回のみ、15時前後に催される江戸村きっての名物パレードは、早めに動いて場ベストポジションを確保。
村に静けさが戻ったら、「閉門の儀」まであと少し。江戸の衣装を返却し、関所近くのニャンまげ専門店「恵比寿屋」で最後のお土産を買ってから江戸を去りましょう。
住所:栃木県日光市柄倉470-2
電話番号:0288-77-1777
アクセス:東武「鬼怒川温泉駅」から路線バスで約20分、またはタクシ―で約10分。JR日光駅方面無料送迎バスあり。
2019年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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