写真:鮎川 キオラ
地図を見るかつてこの地域随一の商業都市として栄えた時代の重厚な蔵造りの建造物があちこちに現存する結城市。
特に見世蔵と呼ばれる商いを営む店舗として商人が建てた蔵が多い。立派な鬼瓦に、重厚な外観が目を引きます。現在も薬屋や金物屋として商売を営んでいる蔵も少なくありません。
見世蔵は、市内に30棟ほど残り、その半数の15棟が国の登録文化財に指定されているそうです。確かに散策していると、建物の前に文化庁のお馴染みのプレートをよく見かけます。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る町の東側にはかつて結城紬の問屋街があったそうです。その為、格子扉の老舗問屋の佇まいが今も残ります。店先では、今も伝統的な商取引が行われているそうです。
結城の蔵のまちの見所は市街地に点在しています。城下町の名残もあり、細く入り組み、袋小路なども多数あるので初めての方には迷路のような街並みです。観光協会の蔵めぐりマップをプリントして出掛けることをお勧めします。
山ガール、写ガールにつづき着物ガールも人気上昇中!?着物専門雑誌も創刊され、ファッションに敏感な街、表参道や代官山などにも着物専門店がオープンとじわじわ注目が集まる着物。
何事も形から。せっかくなら、とっておきの着物を身に着けて、着物の似合う蔵のまちを歩いてみたら気分も高揚します。着物を身に付けただけで、背筋がピーンとして女の品格が上がった気分になりませんか。そんな欲求を満たしてくれるイベントが結城市で開催されます。
【きものde結の蔵さんぽ】
10月20日(土)10:00-15:00
着物でご来店の方に特典有。結城紬のレンタル有。
他に雑貨や地酒、味噌の販売、結城紬のワークショップなど開催
問合せ:結の蔵振興会(0296-33-3343)
【きものday結城】
11月10日(土)、12日(日)10:00-16:00
参加資格:きもので参加できる方(種類は自由)
参加費: 1,500円(参加賞、呈茶券、抽選券付)
本場結城紬レンタル:2,000円(着付け無料)
写真:鮎川 キオラ
地図を見るまち歩きに疲れたら、蔵を利用したカフェでほっと一息。店内の工芸品や趣のある蔵のまちを眺めながらのいっぷくは格別です。やさしい光に照らされた店内は心がほっとします。
こちらのカフェは、gallery & cafe「壱の蔵」。登録文化財に指定されている贅沢な空間です。写真の段々になっている収納が階段で、見世蔵の2階へ上がることもできます。
【結城市内の蔵カフェ】
・gallery & cafe「壱の蔵」
結城市結城12-2
10:00-18:00(月曜定休)
029-633-5633
・甘味茶蔵「真盛堂」
結城市結城1362
11:00-17:00(木曜定休)
0296-33-3645
写真:鮎川 キオラ
地図を見る旅先で見つけた雑貨や小物を旅の思い出と一緒に長く愛用している経験ありませんか。私も京都でなんとなく購入した友禅の手鏡を10年以上愛用しています。
伝統工芸のまちに出掛けたら、長く愛用できそうな自分へのごほうびを探すのも旅の醍醐味。結城紬の反物にはなかなか手がでませんが、結城紬を利用した小物や絹織りストールのお土産がお勧めです。写真は、老舗問屋の「奥順」の案内所兼小物販売所の「結の見世」。
カラフルでおしゃれな一品に出会えます。多くの人に紬の良さを知ってもらいたいとの心意気を感じるセンスのよいお土産が見つかります。
秋風に誘われて旅心が増す秋は、各地でイベント盛りだくさん♪今回は、紬と蔵のまちを最大限に楽しめる結城市のイベントを取り上げて見ました。観光地のPRイベントはお得で楽しいので、ぜひ気になる観光地のイベント情報をチェックしてお出かけください。
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(2023/11/28更新)
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