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千葉の古墳に美女伝説!?内裏塚古墳と富津ふるさと展示室

千葉の古墳に美女伝説!?内裏塚古墳と富津ふるさと展示室

更新日:2019/11/16 15:08

カノオミツヒサのプロフィール写真 カノオミツヒサ フリーライター
日本各所に存在する前方後円墳。最も数が多いのは、なんと千葉県なのです。なかでも富津市にある「内裏塚(だいりづか)古墳」は県内最大で、『万葉集』に登場する美女「末の珠名(すえのたまな)」の伝説が残るミステリアスな場所です。さらに富津公民館の「富津ふるさと展示室」には、当時の貴重な資料が並び、歴史を垣間見ることができます。
今回は内裏塚古墳と富津ふるさと展示室をご紹介します。

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県内最大!見学自由な内裏塚古墳

県内最大!見学自由な内裏塚古墳

提供元:富津市教育委員会

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内裏塚古墳の最寄り駅は、JR内房線の青堀駅。東京から電車で約1時間40分、高速バスの場合は約1時間20分です。駅からは徒歩10分ほどで、内裏塚古墳に到着します。内裏塚古墳は、県内に733ある前方後円墳のなかでは最大のもので、墳丘長144メートル、前方部幅90メートル、後円部高11.5メートル。5世紀中頃に作られたものと考えられています。平成14年に、国史跡として指定されました。

ちなみに鍵穴のような形が特徴的な前方後円墳は、日本に約4700基確認されています。最も多く分布するのは千葉県(733基)で、2位の茨城県(455基)や、世界遺産に登録された「百舌鳥・古市古墳群」がある大阪府(202基)に比べると、その差は歴然です。

県内最大!見学自由な内裏塚古墳

写真:カノオミツヒサ

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内裏塚古墳は、自由に見学することができます。後円部の丘の上には大正4年(1915)に建てられた石碑があります。この下には石室があり、人骨2体分ほか、埴輪、直刀、鉄剣、斧、鎌、鏡などが収められていました。埋葬されていたのは、付近を流れる小糸川流域一帯(現在の富津市北部、君津市西部)の「須恵の国」を治めていた首長で、『国造本紀』に登場する須恵国造の一族ではないかと考えられています。

<内裏塚古墳の基本情報>
住所:千葉県富津市二間塚字東内裏塚1980
電話番号:0439−80−1342(富津市生涯学習課)
アクセス:JR内房線・青堀駅から徒歩約10分

スタイル抜群!古墳に残る小悪魔美女伝説

スタイル抜群!古墳に残る小悪魔美女伝説

写真:カノオミツヒサ

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古墳には、もうひとつ古い石碑があります。この「珠名家碑」(たまなちょうひ)は嘉永4年(1851)に建てられたもの。江戸時代、ここは末の珠名のお墓があるとされ、神社が建てられていました。末の珠名は、『万葉集』に登場する美女です。高橋虫麻呂の和歌には下記のように記されています。

『しなが鳥 安房に継ぎたる あづさ弓 末の珠名は 胸別の 広き吾妹 腰細の すがる娘子の その姿の 端正しけきに 花の如 咲みて立てれば 玉桙の 道行く人は 己が行く 道は行かずて 召ばなくに 門に至りぬ さし並ぶ 隣の君は あらかじめ 己妻離れて 乞わなくに 鎰さへ奉る 人皆の 斯く迷へれば 容艶ひ 縁りてぞ妹は 戯れてありける』

歌の意味は、「『安房の国』(現在の館山市、南房総市、鴨川市のあたり)から続く、『末』(須恵)に住む珠名は、胸が大きくて腰が細い美人。花のような微笑で、道行く人は行先を変え、娘の家の門に来る。隣家のご主人は、あらかじめ離婚し、頼まれてもいないのに鍵まで渡してしまう。皆が迷わされてしまうので、娘は自分の美しさに得意になって遊んでいた」

末の珠名は、その魅力で男性を虜にしてしまっていたようです。現在、神社は近くにある飯野神社に合祀されており、珠名家碑だけがひっそりと物語を伝えています。

悠久の歴史を体感。「富津ふるさと展示室」

悠久の歴史を体感。「富津ふるさと展示室」

写真:カノオミツヒサ

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富津の古墳について、もっと知りたい方におススメなのが「富津ふるさと展示室」。内裏塚古墳からは、路線バスを利用して20分ほどです。

館内には、旧石器時代から江戸時代まで、富津市内で出土した品が展示されているほか、写真やパネルなどで富津の歴史が紹介されています。富津市内には内裏塚古墳をはじめ、弁天山古墳や上北原古墳などがあるほか、集落遺跡として打越遺跡や加藤遺跡、亀塚遺跡などがあります。調査によって出土した刀や鏡ほか、蜻蛉玉や耳環などの装飾品などが、所狭しと展示されています。

悠久の歴史を体感。「富津ふるさと展示室」

写真:カノオミツヒサ

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こちらは6世紀後半に作られたとされる人物埴輪。右が男子像、左が女子像です。『万葉集』には7世紀頃の和歌が収められているので、もしかしたら、末の珠名をモデルにした埴輪が作られていたかもしれません。

富津ふるさと展示室にはほかにも、縄文土器や石器、土師器(はじき)や須恵器(すえき)などの焼き物が多数展示されています。入場は無料です。

<富津ふるさと展示室の基本情報>
住所:千葉県富津市新井932-34(富津公民館2階)
電話番号:0439-80-1342(富津市生涯学習課)
アクセス:JR内房線・青堀駅から路線バス「新井」下車。徒歩5分

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悠久の歴史を感じる、内裏塚古墳と富津ふるさと展示室

いかがでしたか?
内裏塚古墳は、「権力者」と「美女」という、異なる2つのストーリーを持った珍しいスポットです。さらに富津ふるさと展示室に並べられた多くの埴輪や装飾品は、古代の人々の生活や文化を今に伝えています。
みなさまもぜひ、当地の古墳を訪ねてみて下さい。

2019年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/10/31 訪問

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