写真:かのえ かな
地図を見る「瓦町駅」は、ことでんの3路線(琴平線・長尾線・志度線)すべてが集まる唯一の駅。琴平線(黄色)と長尾線(緑色)の車両が並ぶ姿が見られる貴重なスポットということもあり、鉄道ファンのみならずホームから撮影する人は多いです。
駅と商業ビル「瓦町FLAG」が一体化しているほか、周辺にはショップや飲食店が充実しているので、買い物や食べ歩きにもおすすめです。
<瓦町駅の基本情報>
住所:香川県高松市常磐町1丁目
写真:かのえ かな
地図を見る琴平線と長尾線が乗り入れることでんの玄関口、「高松築港駅」。駅の後ろに見える石垣は、玉藻公園(高松城址)で、香川観光の人気スポットにすぐアクセスできちゃいます。
写真:かのえ かな
地図を見る玉藻公園も良いのですが、せっかく港のそばの駅に来たのですから、高松港を見に行くのもおすすめ。高松築港駅とJR高松駅を結ぶ連絡通路はベンチが設置されており、高松港を見下ろせるビュースポットになっています。
ぜひ、あわせて訪ねてみてくださいね。
<高松築港駅の基本情報>
住所:香川県高松市寿町1丁目
アクセス:瓦町駅から約5分
写真:かのえ かな
地図を見ることでん沿線は讃岐国(香川県)の郷土富士、讃岐七富士が見られるのも魅力のひとつ。中でもおすすめは、琴平線の「羽床駅」から見る堤山(羽床富士)です。
単式ホームに待合所がポツンとある小さな駅ですが、ホームから見る風景に癒されます。山々に囲まれているエリアが多いことでん沿線ですが、讃岐七富士は特別な存在感を放っています。
<羽床駅の基本情報>
住所:香川県綾歌郡綾川町羽床下
アクセス:瓦町駅から約40分
写真:かのえ かな
地図を見ることでんには、近代化産業遺産に認定されているレトロ駅舎がいくつかあります。琴平線の「滝宮駅」の駅舎もそのひとつ。琴平電鉄時代に初代社長が関西の私鉄を視察してデザインしたものでは、唯一現存するものとして知られています。
急こう配な三角屋根と玄関のひさしが末広がりになっているのが特徴で、コロッとした可愛らしい駅舎ですね。
写真:かのえ かな
地図を見る次の電車まで時間がある場合は、滝宮駅から徒歩約3分の滝宮天満宮に立ち寄るのもおすすめ。菅原道真が讃岐守として赴任していた際に、お世話していた女性と恋に落ちたという言い伝えがあり、“恋の袖かけ松”という恋愛パワースポットがあります。
<滝宮駅の基本情報>
住所:香川県綾歌郡綾川町滝宮
アクセス:瓦町駅から約36分
写真:かのえ かな
地図を見ることでんの中でも特にのどかな雰囲気が漂う長尾線。ここには、駅を見るためだけに下車する価値があるディープなスポットがあります。それがこちらの「元山駅」です。
写真:かのえ かな
地図を見る元山駅の駅舎は明治45年の高松電気軌道開業当時に建てられ、長尾線で唯一現存するもの。屋根の下に連なる軒飾りがギザギザな形をしているのが特徴で、近代化産業遺産に認定されています。“駅”の漢字が旧字であるところにも歴史を感じますね。
駅前の駐輪場にはズラリと自転車が並び、今も現役バリバリで活躍している様子が伝わってきます。
写真:かのえ かな
地図を見る開業当時は切符売り場だったスペースが、現在は待合室として活用されています。2〜3畳ほどの広さで、木枠の窓から改札を見れば、当時の駅員さんの気分になれそうです。
<元山駅の基本情報>
住所:香川県高松市元山町字大熊
アクセス:瓦町駅から約10分
写真:かのえ かな
地図を見る長尾線の終着駅「長尾駅」はパステル調で可愛らしいレトロ駅舎。出入口のガラス窓にある、長尾駅開業当時から残る高松電気軌道の社紋が隠れた見どころ。ぜひ探してみましょう!
写真:かのえ かな
地図を見る長尾駅から徒歩約3分の場所にあるのが、四国霊場第87番札所「長尾寺」。鐘楼を兼ねた山門(仁王門)に、約4メートルの大草鞋がかけられているのが印象的です。
広い境内には菅原道真公を祀る天神宮や、静御前が母(磯禅尼)とともに得度剃髪した遺髪を祀る剃髪塚があります。
提供元:長尾寺
http://nagaoji.com/土日祝日に長尾寺を参拝すると、名物のおはぎを食べられるチャンスが!甘納豆が入った長尾寺のおはぎは、地元の方から観光客まで根強いファンがいるご当地グルメです。
おはぎの料金は1パック(2個入り)200円。ただし、お寺の行事等によっては少数しか作れないため、タイミングによっては食べられないことも…。販売開始は10時から。確実にゲットするためにはお取り置きをお願いするのがおすすめです。
<長尾駅の基本情報>
住所:香川県さぬき市長尾西
アクセス:瓦町駅から約35分
写真:かのえ かな
地図を見ることでん志度線の楽しみといえば、屋島観光!その玄関口となるのが「琴電屋島駅」です。昭和4年、屋島登山鉄道の開業時に建てられた駅舎は、昭和初期の大衆文化を反映する貴重な建造物として、近代化産業遺産に認定されています。
滝宮駅と異なり、緩い勾配のストレートな屋根や凹凸を抑えた外壁が特徴です。
写真:かのえ かな
地図を見る琴電屋島駅は駅前から屋島山上行シャトルバスが出ており、約10分で屋島山上に到着します。バス停そばにあるのが、人気観光スポット「屋島寺」です。
屋島寺は日本三名狸に数えられおり、境内には雌雄二体の石像の大狸が祀られています。815年に弘法大師がここを訪れた際、道に迷ったところを老人に化けた狸が助けたと伝えられています。
写真:かのえ かな
地図を見る屋島観光では、名物のイイダコおでんを食べましょう!屋島寺の近くにある「獅子の霊巌展望台」から瀬戸内海の絶景を眺めつつ食べるのがおすすめですよ。
<琴電屋島駅の基本情報>
住所:香川県高松市屋島中町
アクセス:瓦町駅から約15分
ことでんの沿線観光は、1日フリーきっぷを使うのがおすすめ。日帰りでも十分楽しめますが、泊りがけでじっくり旅するのも良いですよ。ぜひ、ことでんに乗って充実した香川観光を満喫してくださいね。
<1日フリーきっぷの料金>
大人:1,250円
小人:630円
2019年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/19更新)
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