「ヴィアイン心斎橋四ツ橋」は、2019年の7月にオープンしたばかりの、まだ新しいホテルだ。大阪の観光地としても有名な「心斎橋」地区最寄り駅のひとつ「四ツ橋線 四ツ橋駅」真上のビルにあり、地下出口から徒歩30秒でホテルに到着することができるのが特徴だ。
また、この「四ツ橋駅」は地下道にて同地区の中心駅である「心斎橋駅」にもつながっており、同駅を通じて「御堂筋線」および「長堀鶴見緑地線」が利用可能。つまり同ホテルは、2駅3路線を利用できる、大変に利便性の高い立地を有していると言える。
もちろん同駅に直結ということは、心斎橋地区へのアクセスも良好ということで、ビジネスだけでなくショッピングや観光目的の滞在だとしても、便利に利用することができるだろう。
このように立地の素晴らしい「ヴィアイン心斎橋四ツ橋」だが、実は建物の1階に24時間営業のスーパーマーケット「イオンフードスタイル四ツ橋店」があるという、素晴らしい付加価値が存在する。コンビニではなくスーパーマーケットという点がポイントで、日用品から食材、飲み物、果てには雑貨までが、いつでも定価より安く手に入る。
旅において、拠点となる宿泊施設の最寄りにこういった施設が存在するのは、安心感からも、コスト面からも大変にありがたいもの。もともと同ホテルはリーズナブルな価格設定ではあるが、こうした周辺環境が、より旅全体のコストを下げてくれるのは、予約を検討する際に念頭に置いても良いだろう。
実は同ホテル唯一の注意点として、交差点を挟んで同系列である「ヴィアイン 心斎橋長堀通」というホテルがある点が挙げられるが、本項のとおり1階がスーパーマーケットであるほうのヴィアインであれば間違い無いので、これは覚えておいて欲しいところだ。
前述の通り、2019年7月にオープンしたばかりのホテルは、当然だが大変に美しく、最新設備もそなえている。
例えば最もリーズナブルなシングルルームは、広さ13平米、40型テレビと140センチサイズのダブルベッドを備えているほか、Wi-Fi、加湿器付き空気清浄機、充電用のUSBポートやテレビ用のHDMI接続端子が標準装備。デスクも作業がしやすい横長タイプで、イスもオフィスチェアとビジネスマンの気持ちを良くわかった仕様だ。
ほか、標準的なユニットバスや冷蔵庫、電気ケトルなどは標準装備。館内着やバスタオル、歯ブラシなどもあり、通常の宿泊目的であれば不足なく過ごすことができるだろう。
セキュリティ面では、フロントを通らないと部屋には行けない構造であるほか、エレベーターもカードキーがなければ乗ることができない仕様。また深夜には入り口が施錠されるなど、1人旅でも安心の造りになっていて、老若男女を問わず利用することができるだろう。
最後に紹介したいのが、大変にインパクトのある朝食だ。一般的にこういったビジネスホテルの朝食は、ブッフェ方式であることが多いのだが、同ホテルの朝食は和食・洋食の選択式になっている。和食は、いわゆる旅館で見られるような朝定食。もちろん品数も多く、健康にも良さそうだ。
写真はごはん・みそ汁・漬物の基本的なものに加え、「アジの開き(干物)」「パストラミポークサラダ」「温泉玉子」「だし巻き玉子」「ごま豆腐」「筑前煮」「小松菜の和え物」と大変に豪華。量もさることながら、1品それぞれの味付けが良く、とても満足度が高い。
朝食の受付時間は午前7時から9時半、費用も1,000円(税別)と標準的だが、連泊対応として毎日メニューを変えているとのことで、その気づかいがありがたい。
ヴィアイン心斎橋四ツ橋は新しさや立地だけならず、部屋のきれいさや設備、安全面、さらには朝食のクオリティ面でもおすすめできるビジネスホテルである。同地区には多数の同カテゴリなホテルが存在するが、コストパフォーマンスや総合力の高さでいうならば、このホテルはかなりのポテンシャルを持っていると言えるだろう。
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